息子がロン毛ツーブロックになった日、
息子と少し話をしました。
「そういえばこないだパパの会社で『息子さんは130万円の収入見込みですと扶養家族から外れますがいいですか?』って聞かれたから『はい』って答えといたで」
「あ、うん」
妻「そういえば社会保険ってどうなったん?」
「あー店長になんて聞けばええんやったっけ?」
「ママは分からんで。まずは店長に聞いてみてな」
「うん。そういえば市民税ってのもあったよな?」
「うん。あれは6月か7月に給与から引かれるらしい。引かれてなかったら市役所に払いに行かんとあかん」
「ふーん。で結局税金ってなんぼ払わんとあかんの?」
私「それはこないだパパが紙に書いて渡したやろ?あれに書いてある」
「あーあれか」
その後、妻と息子が二人の時こんな会話があったそうです。
「就職って何したらええのか分からん」
「そうなん」
「面接とか、何をどうしたらええのか全然分からん」
「そうかー。ハローワークのあの担当の人が教えてくれるんちゃう?」
「うん。俺ってさ、会話は少しだけであとは黙々と作業するような仕事が向いてると思ってるねん」
「そうなんや。マクドは向いてるんやな」
息子も就職は意識しているみたい。
でも何をどうしたらいいのか分からない。
そりゃそうだろなぁ。
妻はこう言いました。
「あの子は動き出したら早いから」
たしかに。
息子は予期せぬところで急に動く。
親が密かに期待している間は動かない。
また忘れた頃に動くでしょう。
何より、
マクドで人間関係が築けていることがうれしい。
今、私の願いは一つ。
夜中静かにして。たのむ。