新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

1月2日のことです。

 

昼夜逆転の息子が夜に起きてきました。

 

テーブルのご馳走を前に息子が言いました。

 

「新年の挨拶がてらにマクド買ってこようと思う。何かいる?」

 

「えーと、じゃポテトフライ買ってきて」

 

 

 

息子は年末年始にバイトに行っていません。

 

時給UPするけど忙しいのと人手不足だから入らないと決めたのだそう。

 

普通は時給UPするから頑張って入るんちゃうの?

 

もちろんそんなことは言いません。

 

ちなみに娘は年末年始はフルバイトで頑張ってました。

 

 

 

帰ってきた息子と少しだけ話しました。

 

「ハローワーク調べた?」

 

「うん調べた」

 

「そうか、年始は4日から開いてるみたいやな」

 

「うん、もうすぐ二十歳やから、二十歳になったら考えていくわ」

 

「わかった。あと国民年金についての封筒が届いてるわ」

 

「うん・・・。どうしたらええの?」

 

「会社に属してない人は自分で払わないとならない。就職できたら会社がやってくれる」

 

「わかった」

 

 

 

淡々と話は終わりました。

 

 

 

次の日の夜。

 

時刻は夜中の2時。

 

私は寝ていたのですが、いつものように息子の声で目が覚めました。

 

ほぼ毎日、オンラインゲームで騒ぐ声で起こされます。

 

私はいつものようにイヤホンで耳を塞いでやりすごそうとしました。

 

が、その日は尋常じゃないぐらい大きな声でした。

 

私は我慢できず息子の部屋へ。

 

「もうちょっと声のトーン下げてくれ」

 

息子は黙ってうなずきました。

 

 

 

これで少しは静かになるかなと思ってましたが、

 

息子の声は全く変化がありません。

 

本当にどんちゃん騒ぎしているかのようにゲラゲラ笑っています。

 

私はイライラしてきました。

 

(ちょっとぐらい配慮してくれよ)

 

 

 

15分ぐらい耐えましたがもう限界。

 

再び息子の部屋へ。

 

「ちょっと話しよか」

 

スマホ、タブレット、パソコンと三つの画面を見ながらゲームチャットしている姿はちょっと異様でした。

 

私は息子の後ろに立って待ちました。

 

すると息子はゲームを辞めて、パソコンのチャットを切って、私の方に向きました。

 

「ゲームをするなとは言わん。けど配慮ができないのなら一人暮らしでもしてくれ。パパも明後日から仕事やねん。声で寝られん」

 

「・・・。うん」

 

 

 

その後は声は止みました。

 

それから二日間、夜中の声はしていません。

 

息子の姿も見かけません。

 

 

 

私は、息子の昼夜逆転が治ってほしいとは強く思っていません。

 

治るといいな、ぐらいです。

 

寝不足でもバイトの日は自分で起きて行っていますから。

 

でも夜中の大声だけは勘弁してほしいのです。

 

普通の話し声ならともかく大声はやめて。

 

寝不足になって本当に仕事に支障をきたすんです。

 

これは親として困るので言っていいと思っています。

 

(妻は余程の大声でないと気付かず爆睡してるのでうらやましいです)

 

 

 

でも、

 

一人暮らしは言い過ぎたかも。

 

普段は心にフタをしている”自立してほしい”という願望が顔を出してしまいました。

 

 

 

息子は今日あたりから仕事初めです。

 

顔を見たら何て話そうかなぁ