昨日、たまたまお義母さんが家に来てくれました。
今まで息子は自室へ逃げていましたが昨日はリビングにいたそうです。
実に約1年ぶりです。
お義母さんは息子の不登校初期から理解を示してくれた人で、聖人のような人です。
息子の顔を見て、
「○○、元気にしてるんやな。会えて良かったわ」
とだけ言い、嬉しそうに、そしてすこし涙ぐんでいました。
お小遣いをもらい息子は嬉しそうでした。
祖母が帰ると息子が妻に聞いてきました。
「明日何を持っていったらいいの?」
「明日は教室でオリエンテーション。筆記用具ぐらいちゃう?」
「え?そうやったん?BBQに行く日やと思ってた」
「BBQちゃうで。計画のプリント手元にあるやろ?」
「見たけど」
「お弁当いるみたいやから作るで」
その日も息子は夕方16時からの就寝でした。
夜たっぷり寝て、早朝には起きていました。
妻も1年ぶりに息子に弁当を作り、ハラハラドキドキです。
出発の1時間前。
息子がリビングに下りてきました。
(おっ起きてきた♪)
ところがです。
息子はソファーでスマホを始め、それっきり動かなくなりました。
妻は黙って2時間耐えました。
動かない息子を尻目に、あきらめて犬の散歩に出掛けました。
私は妻から連絡を受け、私はガッカリしました。
ちゃんと寝てちゃんと起きてたのに?
なんで行かない?
なんでスマホをし続けられる?
イライラ・・・
あ、、俺怒ってる。。
ここで一旦冷静になり考え直しました。
もしかして、
行く気がないのではなく、
行きたいけど行けないのでは?
これだけ学校へ行かない期間が長いと行こうと思っても行けないのは当たり前。
あと一歩の勇気が出ないのだろう。
おれも高校の頃、長期ズル休みした後、学校へ行く一歩がなかなか出なかったからよく分かる。
そう思うと息子に対するイライラはすーっと消えました。
さて、今晩また話を聞いてみようかな。