6年前の著作なので、現状とは変わっている部分もありますが、老後が厳しくなることは当時から変わらないようです。
ダイエットに成功された森永卓郎さんが、ライザップのCMに出演されていたのは記憶に残っています。
その体のダイエットと生活にまつわるお金の支出のダイエットをかけ合わせた、読みやすい本でした。
中でも気になったのは、厚生年金受給額が今の6掛けになる。つまり、4割減と想定している点です。
年金定期便などで月々 10万円もらえるはずだと思っていても、
10✕0.6 の 6万円になる可能性があるということです。
もしそうなったら、絶対に足りません…。
この数字はおかしいと言う人もいるようです。
私は、そこまで下がらないとしても、老後は大変だという認識を更に深めることになりました。
今の我が家の家計の問題点は、住居費が高いこと…。
森永卓郎さんは、60で定年を迎えるまでに、終の棲家(ついのすみか)を見つけておくようにと。
分かります。
賃貸で毎月大きなお金が出ていくと、減るばかりで不安になります。
マイホームだとしても、ローンが残っていては身も蓋もありません。
子どもがもう少し育ったら、暮らしやすい場所で、安価な住居に引っ越す予定です。
夫の持論なのですが、田舎は安い。もしくは人口が減っているから、空き家も増え、住居費は下がるはず、と。
そうであれば、ありがたいです。
もう一つの心配は、介護です。
私の母、妹。
夫の父母、兄。
どうなるんだろう…。
私達夫婦のきょうだいは、未婚です。
面倒は誰がみる?
施設とか入ることになったとき、お金は足りるのだろうかなど。
不安ばかり感じていては、ストレスになるし、良いことはないです。
なので、不安はありますが、ずっと考えているわけではありません。
考えて解決するならいいですが、漠然とした不安な思いをずっと頭の中で巡らせていても、なんの得にもなりません。
私の母は、不安ばかり感じる人です。ネガティブです。不眠症でもあります。
幸せを感じているのだろうかと、心配になります。
しかし、ずっと一緒にいて不安だという話や愚痴を聞いてばかりいると、こちらのメンタルも引っ張られてしまうので、申し訳ないけれど、適度な距離感を取っています。
考えてもしょうがないことで不安になりすぎず、自分の好きなことをしたり、好きな食べ物を食べたりして、幸せを感じながら生きてほしいと願っています。
母に、そのことを強くは言えません。プレッシャーを与えてしまい、心を閉ざすと思うので。
母の心配もありますが、今私ができることは、森永さんのいうところの家計のダイエット。
小さいことからコツコツと。
先日、あるアプリを辞めました。
無駄遣いも減ったし、アプリを開く時間もなくなりました。寂しさも少しありますが、節約になっていると思います。
そして、今日はコンビニに行く用があったので、無料クーポンでお茶をいただいてきました♪
森永卓郎さんいわく、「ドケチ」「セコい」と言われたら、老後生活の勝ち組だとか…(笑)
人に迷惑をかけない、程よいセコさでやっていこうと思います
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2022年発行のこちらも機会があったら読みたい。目次などを見ると、私の読んだ本と似た内容のようです。