今週、夫は3回目の抗がん剤治療のため入院中。投与は今日までの3日間。問題なければ週明けに退院予定です。
1回目でひどい肺炎の原因になったと思われるイミフィンジ、2回目はお休みしたけど今回は量を少し減らして使います。どうするか意思を確認された夫が希望したそう。
「がん、小さくしたいからね」
1回目は熱が何日も続いて入院が長引き、ビックリするぐらい痩せました (お肉は多めにありましたけどね)
「やっと元気になってきたのに、副作用が辛いこと分かっててまた抗がん剤受けるの偉いよ」と言ったら「今はこの治療をするしかないからなぁ」と夫。
西加奈子さんの「くもをさがす」を最近読みました。
バンクーバーで、抗がん剤治療を受けていることを「とても勇敢だ」と言われた西さん。
自分は勇敢ではない、ビクビクしながらも生きていたいから治療を受ける、それでも勇敢と言われることは嬉しい…
別のページでは、
闘病という言葉は使わない、あくまで治療だ、闘いではない…
といったことも書かれています。(文はそのままではありません)
夫の気持ちは詳しくは聞いていませんが、「お父さんはチャレンジャーだね」と息子も話しています。
夫婦で通う内科の先生に夫のことをお話ししたところ、「免疫チェックポイント阻害薬は効くときはめちゃくちゃ効くから」「同じがんの人で、元気になった人が僕の患者さんにいるよ」と言われ、夫に伝えたら励みになったようです。病院の担当の先生の発言はいつもクールな感じらしくて
励ましの言葉、ありがたいですね。難しい病気だけど、私も嬉しかったです。