トルコはイスラム教の方も多く、特に旧市街には観光の目玉になるようなモスクが並ぶイスタンブール。文化的な背景のもと、街のあちらこちらでスカーフを売るお店を見かけます。今回は、そんなイスタンブール旧市街のスカーフ事情どこで買うのがいいかをお届けします。トルコだけでなく、イスラム圏の国でしたらどこでも役に立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

1. コスパ重視なら露店

 

モスクに入る時、女性は頭にスカーフを巻くのが必須です。そのため観光客からの需要もあり、モスク周辺の露店では色とりどりのスカーフが並んでいました。ちゃんと値札もついているので、ぼったくられる心配もゼロ。色や素材も様々で、見ているだけで楽しくなります。

 

私は鮮やかな赤色のスカーフを見かけましたが、赤を扱っていたのは記憶の限りでは露店のみ。露店のスカーフは、ほかより伝統から外れて自由なものが多いのかもしれません。

 

露店のオススメポイントは、豊富なデザインと色が取り揃えられているほかに、なんといってもお値段の安さ。1枚800~1000円程度のお店が多かったです。友達や家族のお土産にしたり、服装に合わせて毎日変えたいという方は、ぜひチェックしてみてください。同じものでもお店によって微妙にお値段に差があるため、いくつか入ってみての比較がオススメです。

 

2. シルクだって安い!

 

旧市街の特徴は、何件かスカーフの専門店があったこと。今回私が入ったのは、モスクからほど近いお店です。

 

お店の外にも色とりどりのスカーフが風にたなびいていましたが、それを見ていると店主がやってきて、お店の中に誘導され、中にある綺麗な商品をたくさん見せてくださいました。

 

(外の商品を見ていると誘導されてしまうのはイスタンブールあるある、というか全世界共通ですよね。イスタンブールでは特に、入店を渋っても「見るだけだよ!大丈夫!」と、わりとフレンドリーに問答が続いてしまいがち。みなさん親切な人なので、騙されたりなどはないですが……。そんなイスタンブールで慣れとともに生み出した客引き対策は、以下の記事をご覧下さい。)

 

 

お店の中は、さすが専門店。きれいに並べられたスカーフが所狭しと並ぶ空間のなかで、どれが似合うか何枚も出してくれて一緒に選んでくださいました。

 

そして、このお店は露店と違い、値札がなかったところもポイント。相場が分からないと、判断ができないんです。ただし、2枚買ったからか、はたまた私という人間を気に入ってくれたからなのか、シルク素材だったのに2枚で3500円程度という破格でお譲りくださいました。

 

値札のないお店での買い物のコツは、真剣に迷うこと(少なくとも迷うフリをすること)、それからフレンドリーに接することです。店員さんも人間ですから、感じのいい人には値引きしたくなっちゃいますよね!


3. ミュージアムショップは一長一短


スカーフだけの見解ですと、ミュージアムショップでの購入はおすすめしません。前述のシルクのスカーフを買ったお店に行った時、ミュージアムショップで購入したものを巻いていたのですが、値段を聞かれて答えたら驚愕されました。「僕たちならこれくらいで売るよ」と、3/1の値段を提示されて涙……。日本のミュージアムショップはそこまで値段を釣り上げている印象はなかったので疑わずに購入しましたが、たしかにバザールなどと比べたらお高めだったかも。


ただしイスタンブールだけに関して言えば、旧市街にいくつもある博物館のショップではほとんど同じものが売られていました。そのため、「やっぱりあれ買えばよかったな……」と思っても次があります。ミュージアムショップはチケットを持っていないと入れないため、他のお店でも取り扱いがあるのは嬉しいですよね。バザールなどに比べてお値段がお高めなので、日をまたいで検討できるのはグッドポイントです。





以上、イスタンブールでのスカーフ事情でした!

簡単にまとめると、まずミュージアムショップでの購入はできるだけ避ける(お気に入りが見つかればいいですが、似たようなものは市内にもたくさん売っています)のがおすすめです。


そして、安さや斬新なデザインを求めるなら露店がベスト。もちろん伝統的なデザインのものもあり、素材もさまざま。種類も豊富です。


素材の良さを求める方や、店員さんとコミュニケーションが取れる方は専門店もおすすめです。露店より値が張るとはいえ、日本では考えられないような値段で素敵なものを手に入れることができます。コミュニケーションといっても英語がペラペラである必要はなく、話そうとする意思があれば十分。


最後に、ここまで読んでくださった方のために豆知識をひとつ……。ミュージアムショップで買ったスカーフを巻いていたら、なんだか少し痒くなってきたんです。帰国後に手洗いすると、水がうっすら茶色に。顔の近くに身につけるものだからこそ、肌が弱い方はお気をつけあれ。心配な方は洗剤と折りたたみバケツを持っていくと安心です。


ただ、私は街の散策時も首に巻いており、肌に触れる時間が長かったから、というのもあるかもしれません。モスクに入る数十分だけなら平気かも。ご自分の肌とご相談くださいね。ちなみにシルクのものは痒くなりませんでした。


ストールを使ったコーディネートについては、ぜひこちらの記事もご覧下さい♡




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