STEP.2来日→大使館→モスク


ようやく日本に来る事ができ、久々の再会。

そこから東京へ向かう。


次なる目的は、


①モロッコ大使館にモロッコから持参した書類を提出し、結婚許可の証明書を発行してもらう。


②モスクにて改宗(イスラム教の男性と結婚するには、イスラム教かキリスト教かユダヤ教かのいずれかに改宗する必要があるため)


夜行バスで早朝に東京に到着。

8月初旬だったので、朝から容赦ない暑さに驚くレオと共にまず最初に向かったのは青山にあるモロッコ大使館🇲🇦

こちらに訪問するには、事前予約が必要なのだ。ホームページから予約し、その際に持参予定の書類の画像も送信するというシステム。
コチラが来館予約のサイトです↓(日本語対応はありません)

しかし、私が何度トライしても上手く専用サイトの中のページに入れなかったので、問い合わせフォームに相談すると、メールでのやり取りで予約と書類の事前送付が完了できた。

いざ、大使館へ。

Google先生に導いてもらい、辿り着いたのは、ちょっとしたお金持ちのお屋敷のような建物。
門も普通のお家のような感じだった。

↑画像は、Wikipediaからお借りしました。


"大使館"というから、大きくて、門前に厳重な警備がある建物を想像していたのだが、一気に親近感がわく。

中に入ると、本当に小さい空間だが、螺旋階段が印象的だった。

書類を一通り提出すると、待つこと約10分。

証明書がもらえた。
手数料は、1,878円だった。

思っていたよりもスムーズで、こんなに早くもらえるとは思っていなかった。

事前にネットであれこれ調べていたら、『2〜3日かかるかもしれないので、念の為に観光も兼ねて東京に滞在しておいたほうがよい』と書かれていたからだ。

何はともあれ、早く済んでありがたい。
早速次なる目的地へ。

以前にも訪れて、結婚するならココでしたいなと思っていたのが、東京ジャーミイ。

改宗の手続きと儀式は無料だが、事前にホームページから予約が必要。

ホームページはコチラ↓

https://tokyocamii.org/ja/



予約の際には、氏名や生年月日の他、両親の氏名も必要。

これは、儀式の後に発行される証明書に記載されるからだ。


当日。

履歴書に貼るような顔写真を持参して(これは証明書に貼られるからだ)いざ!


事務所で、美しい女性の職員さんが手続きと儀式の際の通訳をしてくださった。トルコご出身なのだろうか?


礼拝堂の中に入って、イマーム(教会でいう司祭さんのような人)と向かい合って正座し、イマームの唱える言葉を復唱するのだ。


👳🏻‍♂️「アッシャド」

🧕🏼「アッシャド」

👳🏻‍♂️「イラーインラーラー」

🧕🏼「イラーインラーラー」


(以下割愛)

3回繰り返したら、


👳🏻‍♂️「おめでとうございます。」


という事で、儀式が終了。

めちゃくちゃ緊張した泣き笑い

そしてこれでついにイスラム教徒になってしまったニヤニヤ

最後に再び事務所に行くと、写真付き証明書と共に、コーランの日本語訳本等の書籍と、スカーフ、いい香りのするタスビーフ(数珠のようなもの)をプレゼントしてくださり、何だか嬉しかった。

とにかく今日予定していた事は無事全て済んだので一安心。
厳しい暑さもあり、体力の消耗が激しかったので、一目散に宿泊予定のホテルへ向かい、早めに就寝。
本当は、この日開催される花火大会を観に行こうと張り切っていたのだが、それどころではなかったのだ😅

  まとめ

在日本モロッコ大使館
・事前に予約が必要
・午前中に行って約10分程で証明書がもらえた

・手数料は1,878円だった(2024年8月時点)

東京ジャーミイ
・事前に予約が必要
・改宗にはイスラム教徒の男性2名の証人が必要だが、自分で頼める人がいない場合は、その旨を予約時に伝えると、手配してくれる

・当日は顔写真2枚が必要