STEP.1モロッコから日本へ来るためのビザを申請する。


モロッコから日本に来るためには、いかなる場合もビザが必要になる。

沢山の用紙に記入しなければならず(しかも申請書は英語での記入)、頭から煙が出そうになるのだ。

"ラクラク明細"のCMみたいにプシュー!💨って(笑)


※詳しくはこの記事の下にまとめています。


用紙と格闘し、ようやくモロッコへEMSで送付。

しかもラバトやカサブランカ等の都会ではなく、田舎のほうは、きちんとした住所がないので、最寄りの郵便局宛に送付するのだ。


ホントにちゃんと届くのか不安で、しょっちゅう"郵便物追跡サービス"のステータスをチェックしてはハラハラしていた。


約10日後、指定した郵便局に到着との表示が!

慌てて、郵便局に取りに行ってと連絡を入れた。


無事受け取れたとの連絡にホッとしたものの、数日後、首都ラバトにある大使館へ書類を提出しに行ったレオから悲壮感漂う電話が。


「大使館の人に、書類が足りないと言われて、受け取ってもらえず全部返された。」


な、何ですと⁈ガーン


あれだけ何度もチェックしたし、ぬかりはないはずなのに…


とにかく、私がモロッコの大使館に電話して事情を直接聞いてみる事にした。


「アロー、アッサラームアレイコム◯△☆$#…」


ヤバい、アラビア語だ(←そりゃそうだ)。早くて聴き取れない💦


「あ〜、あの…」


思わず口をついて出た日本語。

しかしそれを聞いて電話の向こうの男性が、


「あ、日本の方ですか?」


と、反応してくださった。

日本人の職員の方だったのだ。


良かった〜


事の経緯を説明すると、国際電話だと高くつくのでメールアドレスを教えて頂ければ状況を調べてすぐメールで連絡しましょうかとご提案くださった。


しばらく待つと、

【この書類が足りなかったようです。】

と簡潔に報告のメールが来た。


あれ?これは確かに送ったハズですが?と、念の為に写メしておいた書類を添付して送信した。


すると、

[これで確認できたので大丈夫です。]

との返信。

加えて、

[査証申請については、どうしても分かりにくい部分があるやもしれませんが、今回の様に、疑問点等についてお問い合わせ頂ければ、一つ一つ解決していけるものと信じております。…]

という言葉が添えられており、とても誠実な方に対応して貰えたことに感動した。

今までの苦労が全て報われたような気がした。


レオに事の顛末を話すと、
「日本人はとてもきちんとしていて親切でナイスだ。僕に対応したモロッコ人の職員は、きっと日本に行く僕に嫉妬してイジワルをしたんじゃないか?
なんて事を言っていた笑い泣き

と、いう事がありつつ、何とかそこから2週間ほどで無事ビザが取得できたのでありました。




2024年7月時点のビザ申請に必要書類がコチラ↓

①申請書(英語表記)

②招聘理由書

③身元保証書

④滞在予定表

⑤申請人と招聘者の関係を証明する資料(二人で写っている写真や手紙、通話記録など)

⑥・申請人が渡航費用を負担する場合は、申請人の銀行口座取引明細書など

・招聘者が渡航費用を負担する場合は、納税証明書や預金残高証明書など

⑦往復の航空券の予約確認書

⑧ホテルの宿泊予約書

これらを、少なくとも来日予定の1ヶ月前までにモロッコの相手に届けなければならないのである(書類審査に2週間から3週間程かかるからだ)。


①から④までの書式はモロッコ大使館のホームページからダウンロードできる。

https://www.ma.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000404.html


しかし②の招聘理由書については、ネットで調べたら、いかに信頼関係を築いたかなどを力説する必要があるとアドバイスがあったので、ダウンロードした書式だけではなく、別紙を追加してそれこそ"力説"した。

就活の時の自己アピール文みたい笑い泣き




④の滞在予定表は、おおまかな旅程表みたいな感じだ。しかしこれを記入することによって、自分自身今後の手続きや段取りを確認しまとめられるので、大変だがありがたくもある。

これも、ダウンロードした書式だけでは足りないので、別紙を作って3ヶ月分のスケジュールを記入する。

でも、最後の方はネタがなくなってくるので、

『○月○日〜◯月△日まで実家にて家事手伝い』などと記入した😅



そして、⑦。

これから結婚して日本に住むというのに帰りの飛行機の予約確認書が必要なのが何とも納得がいかないが、仕方ない。

後でキャンセルすれば良いのだが、一旦は航空運賃を支払わなければ予約が完了しないから痛い。


⭐️全ての書類は、封筒に入れる前に写真を撮って保存しておく事をオススメします。