本当に指名手配されたらどうしよう![]()
と、本気でビビりながら、宿をチェックアウトしてブルノの駅へ向かった。
なぜビビっていたのかは前回の記事にて↓
しかし冷静に考えると、
そもそも私はやましい事は一切していないから堂々としていればいいのだ。
今思えば自分ながら滑稽だ。
さて、これから向かうのは、プラハ。
ブルノ→プラハ 429コルナ(約2,574円)
所用時間は約2時間半の予定。
やって来た列車に乗り込むと、車内が高級感溢れているではないか![]()

グリーン車的な車両に乗ってしまったのかな?
他の両に移動するが、やはりここも高級感が溢れている。
とりあえず、空いている席に座った。
レザー調のシートに、液晶モニターが付いており、充電ができるコンセントもあった。
飛行機の機内みたいだ。
発車してしばらくすると、腕にタトゥーを入れたイケメン兄さんが、ミネラルウォーターを各席の乗客に配り始めた。
お水まで貰えるの?サービス良すぎない?もしかしてここ、特別車?
またまた他の車両に移動しないといけないかなと思っていた時、タトゥー兄さんが私の席へやって来た。
「お客さま、切符を拝見します。」
あれ?車掌さんだったの⁈
そして、私の切符を見ると、
「申し訳ありませんが、この切符ではご乗車頂けません。」
これだけ快適な車内だし、お水まで配られているから、やはり特別車だったのか。
しかし、この切符自体が無効だから、購入し直さないといけないとのこと。
どういうことか理解できずにいると、タトゥー兄さんは自分の携帯電話を取り出し、日本語翻訳をした画面を私に見せた。
『あなたが今持っている切符は国営鉄道の切符です。しかしあなたが今乗っているのはREGIOJETという会社の鉄道です。だから当社のブルノからプラハまでの切符を今ここで購入し直してください。』
😱OMG
なんと、運営している会社が違うのだそうな。
言うなれば、JRの切符で近鉄特急に乗ってしまったようなものだろうか。
ブルノからプラハまで、確か390コルナ(約2,340円)と言われたような気がする(←国営鉄道よりも安いではないか!
)
「では、次停まる駅で降ります。」
兄さん曰く、次の駅では国営鉄道も停まるから、乗り換えが可能なのでそれがよいとのこと。
ということで、ブルノから次の停車駅までの運賃を支払った。
164コルナ(約984円)。
トホホ…![]()
同じ駅の同じホームから違う会社の鉄道が出ている
なんて全く思いもしなかった。
ややこしや…
運賃を支払うと、兄さんは、切符と共にミネラルウォーターを1本手渡してくれた。
安いしサービスも良いし快適だし、イケメン兄さんもいるし(?)
しかも、後で分かったのだが、路線はチェコだけではなく、スロバキア🇸🇰、オーストリア🇦🇹、ハンガリー🇭🇺、ドイツ🇩🇪等も網羅している。
知らなかった。
今度からはREGIOJETを使おうと思う。
コチラからチケットの予約ができます↓
さて、しばらくの間だけど携帯電話の充電をしておこうと、前のコンセントにプラグを差す。
しかし、ウンともスンとも反応しない。
あれ?
何度かトライしていると、隣の席の男性が見かねて
「かしてごらん。」(←と、多分言っていたと思う。何しろチェコ語だったので)
と言って、私の代わりに差し込んでくれた。
しかし、やはり反応しない。
そして、ご自分の前のコンセントにも差してみてくださったのだが、やはり反応しない。
「う〜ん、コンセント自体がダメみたいだな。…じゃ、コレを使うといいよ。」(←と、多分言っていたと思う。何しろチェコ語だったので)
と、ご自分のカバンの中からモバイルチャージャーを取り出して、私に渡してくれた。
が、それは申し訳ないので、
「もうしばらく充電しなくても何とかいけそうなので、大丈夫です。ご親切にありがとうございます。」(←チェコ語じゃないけど、身振り手振りを交えて)
と、辞退した。
しかし、何て親切なんだろう。
一気に心が温かくなった。
そうこうしていると、列車が速度を緩め始めた。
「もうすぐ駅に着きますよ。」
タトゥー兄さんが、わざわざ私の席まで来て教えてくれた。
そして列車が停車すると、扉の所までエスコートしてくれ、
「ここで乗り換えてくださいね。では、お気をつけて。」
と、私が降りてからも手を振って見送ってくれた。
ホレてまうやろ〜!![]()
↑久々に出た(笑)
タトゥー兄さんといい充電器の紳士といい、優しい人に心癒されて、すっかり指名手配騒動の事は吹っ切れた。
さて。
私が降りたのは、周りにほとんど何もない素朴な駅。
読み方が難しくてよくわからないが、Google mapsで見ると、"ジュジャール・ナト・サーザヴォウ"というらしい。
ブルノからプラハまでの1/3くらいまで来た事になる。
そして、ついに雨が降り出してしまった。
待っている間に駅の時刻表を見ていると、列車の時刻表の見方が分かった。
下の表の中央辺りに書いてあるRJとついている列車がREGIOJETだったのだ。
そして、Rが急行列車、Spが地方快速列車、Osが普通列車。
そうか。これで時刻表に表示されていた記号の謎が解けた。
次に乗る列車は、同じプラハ行きであっても、"RJ"という表示がないやつに乗らなければならないのだな。





