今回ブルノで宿泊したのは、駅から徒歩5分くらいの便利な位置にあるホステル

Schrott Bed&Beer

1泊600コルナ(約3,600円)だった。

なかなかユニークなホステルで、最初、入り口が分からなくて焦った。

↑入口の写真を撮り忘れていたので、この画像は、booking.comのサイトからお借りしました。


赤い扉の先も不思議な世界観。
↓この雰囲気にビビったのか、写真がブレていて申し訳ありません

更に奥へ恐る恐る進むと、その先はガラリと景色が変わり、Barになっているのだ!


広くて明るく陽気な雰囲気だったのでホッと一安心。


中は沢山の人で賑わっていた。


さて、チェックインはどこでするのかと、受付らしい場所を探したが見当たらず…

バーのカウンターの中にいた女性に尋ねてみた。


すると、


「ハイ!ようこそ。こちらでチェックインの手続きをします。」


とても明るく笑顔が素敵で元気の良い彼女は、テキパキと手続きを済ませ、そのまま部屋へ案内してくれた。


宿泊は2階なのだ。


廊下がカラフル。

女性用のドミトリーを予約していたのだが、団体のお客さんが入ったらしく、私の部屋を個室にアップグレードしてくださっていた。


階下がバーなので、騒音に配慮してか、ベッドの上にはバスタオルと共に耳栓が置いてある。


が、私は寝る時には一切気にならなかった。

むしろ私は、夜、宿で一人で寝る時には人の声がしたほうが安心するほうなのでちょうど良かった。


さて、天気予報を見ると、明日からしばらく雨マーク☂️が続いている😢

今回旅に出てから今まで約2週間ちょっとの間、ずっとお天気に恵まれてきたので、雨の事など考えも及ばなかった。

あちゃ〜驚き

調子に乗って雨の事を忘れていた私への、雨からのなのだろうか…

良い事が続くと痛みや感謝の気持ちを忘れてしまいがちなのと同じようなものか…

ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ

翌朝、窓から外を覗くと、まだ雨は降っていないようだったので、今のうちに旧市街を探索する事にした。

宿から3分程歩き、鉄道の高架下を潜り抜けると、そこから先には異世界が広がっていた!

石畳の道、ゴシック建築…
私のイメージの中の"ザ・ヨーロッパ"だ。


トラムがまた絵になる。




エメラルドグリーン色の尖塔の下が、旧市庁舎の入口。


入り口には、何とビックリ!謎の空飛ぶワニあんぐり


中庭には記念撮影スポットもある。


旧市庁舎の近くには広場。


キリスト教関連のモニュメントがあちこちにある。


この景色に鐘の音が鳴ると、あ〜ヨーロッパだな〜と感動して震えた。


この階段を登ると、


大きな教会にたどり着く。

黒っぽくなっている姿に歴史の重みを感じる佇まい。


新市街側からも見えていたこの教会は、

聖ペトロと聖パウロ大聖堂

後でわかったのだが、チェコの10コルナコインのデザインになっているらしい。


後で見てみると、おお〜という感じ🙂



黄金のキリスト様


中に入る事ができるかなと、入口まで行ってみたが、扉は固く閉ざされており、入る事が出来なかった。


あ〜あ、残念だなぁ


と思いながらトボトボと元来た道を引き返している時、


♪〜


どこからともなく、美しい歌声が聴こえてきた!


何だろう?


↓この歌声です。



歌声に導かれてたどり着いたのは、何とこれまた教会だった。


恐る恐る扉を開けてみると、正面に大きく美しいステンドグラスが目に入った。


教会内部は撮影禁止だったので、画像はないが、ピンクを主にした優しい色合いのステンドグラスから差し込む光が神々しい。


ちょうど礼拝が行われていたのだ。


沢山の人が参列していて、合間合間に讃美歌が歌われる。


聖歌隊が歌う美しいハーモニーと、清らかで厳かな雰囲気に震えた。


こんな美しく素晴らしい礼拝を見学する事ができて何てラッキーなんだろう!


すっかり心洗われた気分になって教会を後にした。


おっと、そろそろ宿に戻ってチェックアウトの準備をしなければ…