ナイスすぎるタイミングで迎えに来てくれた車に乗り、次はベルロックへ。


その車中、ドライバーさんは色々面白い話を聞かせてくれた。

今日初めて会ったばかりなのだが、何故だか大きな安心感がある。


不思議な人だ。


「もしよろしければ、ベルロックは一緒にご案内しましょうか?…普段はしないんてすけどね。」


と、言ってくださったので、"是非"とお願いした。


↓ベルロックがよく見えるスポットにも寄ってくださった。

ベルロックには既に沢山の人がいた。


カセドラルロックから比べると格段に歩きやすい。


そして、ドライバーさんが歩きながら色々解説してくださるので、本当にありがたかった。


しかも、特別に、スピリチュアルな体験をさせて頂いた。


私は霊感など全くないのだが、不思議な事が沢山起こってビックリした。


人間は誰しも、科学ではまだ解明されていないような不思議な力を持っているのだそうだ。


↓何と、ちょうどベルロックの中腹で結婚式が行われていました!


そんな中、私はついに、ドライバーさんに、"ずっと心の中でザワザワズキズキしていた事"を打ち明けてしまった。


それは、昨日のこと。


当時とても仲良しで、とても信頼していた大好きな友達から、突然ショッキングな事を言われたのだ。

ほぼ絶交宣言のようなものだ。


今までは一体なんだったの⁈


と、ショックとパニックで、昨夜はほとんど眠ることができなかった。

涙は出なかったが、まさに胸が押しつぶされる感じ。

そんな状態で朝を迎えてのこのツアーだったため、ずっと苦しかったのだ。


実は、昨日の午後に、セドナ在住の日本人ヒーラー、イクコさんから


「とても仲良くしていた友達が去ります。"何で?"というくらい。しかし、新しい出会いもあるし、本当に必要な人は必要な時になったらまた戻ってきます。」


と、言われていた。

まさかと思っていたが、その日のうちにそれが現実となってしまったという流れも怖かった。


ドライバーさんは、最後まで穏やかに聴いてくださった。


「それはショックですよね。その方の波動がまだ若いからでしょう。衝動的に出てしまったんでしょうね…」


初対面の人にこんな事を…と思ったが、なぜか"この人なら大丈夫"と思えた。

溜めていた気持ちを吐き出す事ができたのと、受け止めて頂けた事に、少し気持ちが楽になったような気がした。


「初めてお会いした時から、"何か、もがいている"のが感じられました。」


と。


「…実は私、ヒーラーなんです。」


びっくり


やっぱり。


出会った時に感じた"人の心の中まで見通すような目"といい、車中での不思議な話といい、何か"ただならぬ雰囲気"が漂っていたワケだ。


もしかして、私がカセドラルロックから30分以上早く戻って来ることもお見通しだったのか?


「あなたは、単にハイキングだけして終わりの人じゃないと感じましたから、このようにご一緒して色々な体験をしていただきました。」


とも。


恐るべし。


特別にさせて頂いたスピリチュアルな体験は、ドライバーさんなりの、私の傷を癒すためのワークだったようだ。


この方にお願いして良かった。


不思議な巡り合わせに感謝だ。

しかしこのドライバーさんならきっと、

"全ては宇宙のシナリオ通りですよ"

とでも言うだろう。

少しニヒルな笑みを浮かべながら。



<続く>