最近、またNHKの武術の番組『明鏡止水』が始まりました。


夫が格闘技好きで、実はわたしも格闘技の話はかなりついていけるタイプです。


夫と出会う前から、新日プロレスを観に行ったり、総合格闘技のK1もよく観ていました。


夫がキックボクシングに通っていて、わたしによくお試しの技をかけてきたりします。

(昔は兄たちからプロレス技の練習台でした)


そんな夫はわたしのことを本当によく褒めてくれます。


格闘技のセンスがあると(笑)

彼が学んできたことをわたしは自然とやってのけるらしいのです。

パンチを受け流し、そのまま相手の体制を崩すとか。


でも、思い当たるフシがございます。

うちは父親が武術をやっていたほうで、体格もなかなかな体格しております。

要人ボディガードのスカウトもあったと聞きます。

(わたしもまぁまぁ筋肉量が多いです。夏のノースリーブはまるでレスラーです。なんにもやってないけど)


父の遺伝子は何故か女のわたしに全振りしてしまった感じなんですよね。

兄弟で1番センスがあるような気がします。

(格闘の)兄2人は穏やか優しい。

喧嘩を売られて1番に買うのがわたしです。

(矢三郎だね)


しかしながら、わたしはスポーツはなんにもやって来ませんでした(笑)


インドアの趣味なんです。


神様はどうしてこんな風に仕立てたんでしょうね。


ただ、インドア趣味の四十路パート主婦の本棚に

クラウゼヴィッツや孫子の兵法なんかもあります(笑)

前世はわからないですが、

祖先は母方も父方も薩摩と長州の武家の流れなのでご先祖様の血は影響があるかもわかりませんね(笑)


でもね…本当になんの役にも立ちません(笑)


もったいないので体型維持のためと自衛目的のために何かやろうかな…と思うようになりました。


本当はブラジリアン柔術かロシア格闘技のシステマをやりたいとは思うのですが、いかんせん女性がいない…。組手に女性がいないのは嫌だなぁ。



あと武道と思想についても結構考えるのは好きで、内田樹氏の本もあったりします。

格闘技やってる人で宗教哲学(主に仏教)についても語れる人ってわりと多い気がします。


…というのも、心技体はやはり一体なところがあるので、極めるとやはりそういった思想もすんなりと入ってくるんだろうなぁと思います。


岡田准一氏が「歩くのも修行」って言ってたのが、普通に理解できる。

歩行ひとつとっても集中することでひとつの修行になるのですよね。


まぁ、土井善晴氏も料理を通じて仏教思想に結びついたりしているし、

柳宗悦も美を通して仏教思想に行き着いている(彼の叔父が嘉納治五郎って面白いですよね)から、極める人は、みんな同じところに行き着くのかな…?


わたしは思想から入っているから、武道など何かを通すとより理解が深まるのかもなぁと思います。


骨密度低いので転んでも骨が折れないように何かしら訓練したほうがいいかとは思いました。