前の続き![]()
上位クラスで頑張っていくのは無理と判断し、
塾に電話する
旗艦校の校長先生へ
元のクラスに戻りたい旨と、
クラスを移籍する際に
いろいろとお手間をとらせたことを詫びる
クラスに戻りたい理由としては、
〇〇(ある教科)の先生に言われたちょっとした発言で、精神的に弱い息子が体調を崩し
塾に行くのがつらくなってしまった事。
それに加えて、
周りのお子さん達があまりにも勉強が出来るので、
自分には合わない環境だと思い詰めた事。
しかしながら、、
実際に私自身も、
ちょっと先生に注意されたくらいで
気にし過ぎだろうと思うわけである
「最近の若いヤツは、ちょっと言われたくらいで
すぐへこたれる」と、
よく聞くセリフがどこからか聞こえてきそうだと
昭和生まれの人間としては思う![]()
しかし長男は
競争が好きな、ガツガツしたタイプではなく
のんびり、マイペースな性格。
周りに負けじと頑張れるタイプではなかった
よく聞く話だが、
自分のレベルより少し上の環境で切磋琢磨し
自信もやる気も上げるようなタイプは、
勉強が出来る人の中でも
限られた人間なのだと思う
(中高生の間は特に)
余力のある環境で
周りより少し自分の方が出来ると満足しながら、
「小さなお山の大将」でいるのが
頑張れる秘訣なのかもしれない(特に長男は)
話は戻るが、
塾への電話で、
長男のへなちょこぶりを強調しようと、
〇〇先生から、
授業で姿勢の悪さを注意され
落ち込んだ話はした
ひと通り話が終わると
校長先生から
「配慮が足りず申し訳ありません」と謝られる
謝られると思っていなかったので
「いえいえ、うちの息子が精神的に弱すぎるせいで
…いろいろとお気遣い頂いたのにすいません」
などと会話も終わろうとしていた時、
急に、
電話の相手(私)じゃなく、
電話口の近くにいる人に話しかけるような
声のトーンで…
「つまり、あれですね、
〇〇先生のインパクトが独特すぎて、
息子さんはショックを受けてしまったと。
そういう事ですね。」
…え?!![]()
いま他の誰かに聞かせるように言わなかった…?![]()
気にし過ぎかもしれないが
何か意味のある言葉だったのではないかと
思えて仕方なかった![]()
〇〇先生が電話の近くにいたとか…?
だとしたら、
聞こえるように言うのはどういう意味?!
(想像)「ちょっと〇〇先生、勘弁して下さいよー。
〇〇先生のせいで生徒が授業来なくなっちゃいましたよ〜?」的な…??
考え過ぎか。。
とにかく、
とってつけたようなあの一言は何だったんだ…と、
電話を切った後しばらく不思議に感じたのである
その後、
元の校舎の先生からも
申し訳ないとお電話を頂き、
なんとも気不味そうな感じの話しぶりだったので
「息子は、大好きな先生たちと仲良しのお友達がいる校舎に戻れると喜んでいます
」と言ったら、
「そう言ってもらえると有り難いです」と。
長男に、
元の校舎に戻れるようになった事を話すと、
暗かった表情が一変し
こうも分かりやすく?!と笑ってしまうくらい
明るい普段の長男の顔に戻った![]()
しばらく私は、
長男を上位クラスに行かせた事を
間違ったことだったのではないかと考えていた
その事をパパに言うと、
「行かへんと分からなかったこともあるし
無駄なワケないやろ。」
と言われ、そうかと思い直した。
元のクラスに戻って少し経ってから
長男に
「あのままやっぱり頑張って上のクラスでやっていけば良かったかな?どう思う??
」
と聞かれたので、
「まー、これで良かったんちゃう?
一度はチャレンジして行ったんやから。
チャレンジした事は良かったやん」と言ったら、
すっごくホッとしたような、
嬉しそうな表情になった![]()
本人も気にしてたんやな〜![]()
しかし、、
それから塾の成績は
半年ほど低迷する![]()
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