Paulo Coelho
If pain must come, may it come quickly.
I have a life to live, and I need to live it in the best possible.
If he has to make a choice, may he make it now.
Then I will either wait for him or forget him.
Waiting is painful.
Forgetting is painful.
But not knowing which to do is the worst kind of suffering.
(By the River Piedra I sat down and wept, Paul Coelho)
もし痛みを伴うならば、すぐにおわるといい。
私には生きる人生があり、それをベストに生きなければいけない。
もし彼が決めなければいけないならば、今に決まるといい。
そうすれば私は彼を待つのか忘れるのか、そのどちらかを選ぶ。
待つことは痛みだ。
忘れることは痛みだ。
だが、どちらを選んでいいのかわからないことが一番の苦痛だ。
逃
逃げる。
目をつむって
鼻つまんで
辿って来た、紡ぎあげてきた道とは違う道を全速力で駆け抜ける。
流れる景色に脇目も振らず
ひたすら、逃げる。
「ここまで来ればきっと大丈夫。」
ぜえぜえと喘ぎ、
一息ついてみれば
逃げてきたはずの場所に戻っている。
目をつむっていれば、
見えない。
鼻をつまんでいれば、
におわない。
触れなければ、
存在しない。
そうして出来上がった世界は、
幸せの世界なの?
泥にまみれた花や
一仕事のあとの汗の香り、
ざらざらとした猫の舌に、
生温い人の温もり。
そうした世界は嫌いなの?
だって
ずっと
そこにあるじゃない。
問題は、
ずっと
そこに
あったじゃない。
逃げたいはずが
道がふさがれているのは
誰のせい?
Across The Universe
久々の映画レビュー。
先日の記事にも書いたように(★)ずっと観たかった映画
Across The Universe
Beatlesの楽曲を使用したミュージカルムービー。
Beatlesが活動していた時代に生きた若者たちの恋や青春を描いている。
主人公はBeatlesの楽曲にもあるJude
主演を務めるのは「ラスベガスをぶっつぶせ」の主演でもあったJim Sturgess
もう彼の声がとにかくキレイ。
Beatlesのメンツをつぶさず、彼の声を活かしつつ、
視覚的にも楽しめる。
それだけではなく、
「そういう解釈の仕方があるんだ」と
また違う視点からBeatlesを楽しめるという
お得感満載な映画。
音楽、映画と舞台、と色んな要素が
つぶし合うことなく、相乗効果でよりよい作品になってる映画です。
オススメ。
Hey Jude
うじうじするのに疲れた時はこれ!
これは、私の大大大好きな映画Across The Universeの中のワンシーン。
(詳しいレビューはまた後日。)
Hey Jude / Beatles
And anytime you feel the pain, hey jude, refrain,
Don't carry the world upon your shoulders.
Then you'll begin to make it
Better better better better better better, oh.
夜
夜になって冴える頭。
記憶をたぐり寄せ
小さいピースを組み合わせ
ああじゃない
こうじゃない
と毎晩のように語りかける。
そんな無駄なこと、
そんな意味のないこと、
疲れるだけなのに、
なんて自分が一番わかってるのに、
わかってるのに。
耳障りなアラームが鳴り響く中
「無駄なこと考えないで早く寝ればよかった」と
自分を恨みつつ
「今日はきっと」と
「今日こそきっと」と
熱いシャワーを浴びる。
「今日はきっと」
「今日こそはきっと」と
祈りにも似たその想い。
夜には、
ああじゃない
と
また今日がおわっていく。
