ご訪問ありがとうございます
世界中の人と友達になりたい
Chocolatitaです
今回、書き始めるのに
暗い過去を振り返ったからか
心がしんどいです。。。
私は中2の6月に
バレーボール部の
新キャプテンになりました。
今まで
〇〇長という立場になったことが
ない私にとって、
この時初めて、
キャプテン
リーダーと言う
まとめ役になった。
それまでの私は
副/サブと言った立ち位置ばかり。
プレーでも
際立って1番上手い
わけではなく、
キャプテンとして
何一つ秀でて
リードできるものがなかった。
そんな私は、毎日
その日を終えることだけで
いっぱいいっぱいだった。
キャプテンになって
初めてのミーティング。
どんな風に活動をして
いきたいたいか
チーム全員で話し合う場。
何を目標にするか？
その為に
どんな練習をしていくか？
など、
今後について
チーム内で共通の認識を
持つことができ、
全体がいい雰囲気だった。
時が経ち、
2年の終わりになった頃
その雰囲気は消えてきていた。
『ねぇ、あの子
いつも来るの遅いよね？』
『最初の練習、
面倒でわざと遅れて来てるんじゃない？』
『ちょっと上手いからって
調子乗ってない？』
そんな声が出始めたのだ。
部活は学校の授業が
終わり次第
行っていた。
クラスによって
多少来る時間が違うのは
当たり前のこと。
仕方がないこと。
そんな程度しか思っておらず、
あまり気にしていなかった。
けれど、
それだけで
終わらなかった。
最初の練習は、
同じポジションのメンバーと
2人1組になってのパス練習。
私は副キャプテンのAちゃんと
ポジションも一緒だったので
いつも一緒にやっていた。
皆ある程度同じように
パスする相手は
決まっていて
パスの相手が遅れてくると
もう片方はやる相手がいなく
誰かのグループに入れてもらう。
そんなやり方で
練習を始めていたので、
毎回それが続くと
パス相手にとっては迷惑だった。
いつも遅れがちなCちゃんは、
遅れるといつも
『ごめんね～』
と、声かけしていた。
Bちゃんとは背も高く
スパイクが上手で
先輩の試合にもでていたくらい。
それでも
その謝り方が気に食わない
もう一緒にパス練習しなくて
いいんじゃない？
どうせ多少遅れたからって
ポジション取られるなんて
思ってないだろうし。
などと
愚痴が出始め
Bちゃんを無視し始める子が
1人、また1人と増えていった。
無視せず
声をかけて
話しているだけで
『なんでそんな声かけたりするの？
いい子ぶってるの？』
Bちゃんを
無視しないものなら
無視する対象。
ハブられる対象にする。
そんな声が出始めた。
この言い出しっぺ
Cちゃん。
元から気が強い子では
あったけど、
レギュラー入りが
ギリギリの立ち位置。
彼女の気持ちも分からないでもない。。。
だからBちゃんの
練習に対する態度
謝る態度
全部が気に食わなかったのかもしれない。
こんなBちゃん無視しなければ
ならない雰囲気は
当たり前だが
Bちゃんにとって
居心地が悪かった。
Bちゃんは徐々に
部活に来る時間が遅くなり、、
来ない日もで始めた。
この状態、
本当にヤバイ
誰もBちゃんに
声がかけられない状態に
なってきている。
後輩たちだけでなく、
周囲の部活にも
この不穏な空気が
伝わってきている。
このままこの状態が
続くのがいいんだろうか。
自分の中で
自問自答をせずには
いられなくなっていた。
この状況が好き？
それとも辞めたい？
嫌いでもないのに、
一緒に無視するのは
なんで？
したくもない事を
強要されたら
やらなきゃならない？
なんでだ？
そんな問いかけを
し始めたら
一緒に無視するのが
アホらしくなってきた。
やられて
好きではないことは
したくない。
この雰囲気も
耐え切れない。
そんな想いがつもり
途中からやって来た
Bちゃんに声をかけた。
『一緒にウォームアップの
パスをしよう』
その時はたまたま私が抜けても
相手はパスする人がいたので。
ここからだ。
私にもその矛先が
向いてきたのも。
ナニイイコブッテンノ
それだけ
捨て台詞を言われ
Cちゃんは
先に帰ってしまった。
態度が一変した。
思いに反したことを
したんだから
仕方がない。
予期はしていたけれど、
本当になった。
感情むき出しで
無視される。
初めての経験だった。
思っていた以上の
あからさまな態度に
心にグサっと来た。
周りにいた皆に
泣きつけたら
良かったのかもしれない。
けど、
私はその感情を
自分の中に抑え込んだ。
私はあたかも皆んなに
対して
平然を装った。
心の中では
早くにどこかへ行き
一人になりたい。
思い切り
自分の感情を出して
叫んだり
泣きたい気分だったのに。
だけど、
家に帰っても
その感情を押し殺した。
それは家に
登校拒否をしていた
妹がいたから。
母はそれに
毎日頭を抱え
悩んでいて
私はその相談を
毎日聞いていた。
そんな状態で
部活であったことを言って
母をこれ以上悩ませたくない。
それとは別に、
自分の弱い部分を
吐き出せない自分もいた。
ここで
吐き出してなるものか。
自分の本当の感情を
必死で隠した。
その隠した姿が、
反抗期を装おった
無口な姿。
それがその時の
私の精一杯だった。
学校の部活は
そんな中でも毎日続く。
キャプテンの私が
指示しても
やる気のない返事や
無視もあった。
ナンナンダコレ？
大きく声を張って
言いたくても
声が思い切り出ない。
そんな状態が
続いたある日、
幼なじみでもあり
副キャプテンのAちゃんが
私とBちゃんのところへ来て
『一緒にパスしよう！』
と声をかけてくれた。
この一言に
心底救われた。
このAちゃんがかけてくれた
言葉をきっかけに
どんより見えていた景色が
パッと明るく見えた。
そしてチームのメンバーも
少しずつ元のように
声をかけてくれるようになり
この静まりかえった空気が
次第に消えて行った。
最初の状態にまで
完全に戻ったか？
と言ったら
そこまでできなかった。
だけど、
チームみんなで
声をかけ合って試合に望め、
最後悔いの残らない試合で
幕を閉じることができた。
改めて振り返り、
どうやったらもっと
良かったのか？
何かもっとできたことは
なかったかな？
と思えもする。
けれど、
あの初めてチームを
任される立場になったからこそ
考えるきっかけにもなったと思う。
リーダーシップ
大人になった今も
恥ずかしながら答えが
出ていない。
それでも、
誰かが何かを
始めようとする時に
まとめる大変さが分かるからか
サポートしたい。
そんな気持ちを
自然に持つようになったのは
この経験があるからかもしれない。
そんな中学生時代の
思い出。
Chocolatita
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