2024.5.17
久しぶりの御首題
ペリーロードの終点
了仙寺に到着しました
▼久しぶりの日蓮上人さま
法順山 了仙寺
(日蓮宗)
創建年:寛文12年(1635年)
開山:日朝
開基:今村正長
この寺の始まりは、
徳川家康が大坂夏の陣で目を患い、
目の神様として崇められていた
日朝に願を掛け、その後平癒したため
寺の創建を約束したことが
きっかとされています。
(創建した今村正長は当時の下田奉行)
なので寺紋は徳川家と同じ三つ葉葵紋。
了仙寺と下田開港との関係:1854年3月31日、日米和親条約が結ばれ、下田は鎖国以来日本で最初の開港場となりました。(ちなみにこのとき開港となったのは下田と函館の2港。函館に行ったばかりだったのもなにかの御縁かな?)下田に入港したペリーは日本側と条約の細かい規定(日米下田条約)を定めました。その話し合いの場所となったのが了仙寺です。
◆ 本堂 ◆
この本堂の中で日米下田条約の
話し合いが行われてたんですね〜
本堂の中には
ペリー提督行進の絵図も
▼本堂前に置かれた
大きな貝の器に白と青の玉
海辺らしいシャレた置物
▼丘の上にそびえ立つ堂宇
どうやら多宝塔のようです
▼境内いっぱいに咲き乱れる
アメリカジャスミン
了仙寺は「ジャスミンの寺」で有名。
境内から参道にかけて数百株の
ジャスミンが植えられています。
満開となる5月中旬から下旬は
境内は甘い香りに包まれいます。
御朱印の直書きは2時間待ち
仕方なく書き置きを購入するため
了仙寺の敷地内にある
黒船ミュージアム(MoBS)へ
黒船ミュージアム(Mobs)には
黒船来航や幕末の異文化交流に関する
膨大な資料が所蔵されています。
教科書やテレビで見る黒船の絵や
開国に関する画像資料は、ほとんどが
了仙寺所蔵のものらしいです。
◆ 御首題 ◆
書き置きでもちゃんと墨書きでした
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