2021.10.20
34番札所水潜寺は
日本百番観音の結願寺
秩父札所34番水潜寺は、
百の観音の大悲を一寺に集め
御利益を得たいとの願いにより、
西国・坂東・秩父の各33の札所に
一ケ寺を加えることとなり、
水潜寺が日本百観音の結願寺になったと
伝承されていいます。
その水潜寺は
ちょっとした山奥にあります
『クマ注意』の蛍光看板がリアル
案内板には助かりました^^
参拝順路はこんな感じで緊張感
途中、休憩所もあります
やっと本堂に到着!!
◆ 本堂(観音堂) ◆
34番札所
日沢山(にったくさん)水潜寺
(曹洞宗)
御本尊:千手観世音菩薩
本尊の千手観世音は、
一木造りで室町時代の作と伝えられ、
脇侍には、西国をかたどる
西方浄土の阿弥陀如来と、
坂東をかたどる東方瑠璃光世界の
薬師如来がまつられています。
本堂内は赤い格子戸と天井絵、
独特な色彩の天女の彫刻が
独特な雰囲気を醸し出していました
◆ 水くぐりの岩屋 ◆
観音堂の右の崖下に
水くぐり(水潜り)の岩屋(非公開)があり
かつては巡礼を終えた人々が胎内くぐりをして、
身を清めてから俗世に還ったといわれています。
◆ 長命水 ◆
その岩屋の中からは清水が湧き出ており
長命水とよばれています。
◆ 観音霊験記 秩父順礼 ◆
◆ 日本百観音結願堂 ◆
◆ 讃仏堂(納経所) ◆
納経所も立派です!!
◆ 御朱印 ◆
今回の秩父霊場巡礼のお供の本
(この本で、主人の遺志を知ったのでした)
最後に三十三観音に見送られ…
主人がおそらく行きたかった秩父。
主人の遺志を継いで、3ヵ月に渡り
通算8回の秩父通い。
秩父札所三十四観音霊場巡りが
ついに完結しました!!
最後の西武秩父駅は
すっかり夜になっていました…