日英の通訳をする | チョコのめでたいブログ

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アメリカの田舎町に住むアラ還の日記である

先日、近所の学校から、日本語の通訳を頼まれました。

 

ある授業で日本人の女の子の通訳をしてほしいと言われたのです。

 

その授業は小3〜5ぐらいまでの外国人生徒が集められていて、私は9歳の日本人の女の子の通訳をしました。

 

その子は1年間の予定でこちらに滞在しているといっていたので、多分、親が研究者か、客員教授か、大学病院の医師の家族か、でしょうね。この辺に1年間だけ来る日本人家族は、この3つのパターンのいずれかです。


 

通訳は、私のほかにもスペイン語・中国語・ロシア語・アラブ語の人が来ていましたが、私以外は全員プロで、時給が発生していて、税金関係の書類にサインをもらっていました。

 

私はボランティアなので無料だったけど、後日、学校の事務室からサンキューカードとギフトカードが届きました。


 

そして、また頼まれました。

 

今度は授業じゃなくて、算数のテストの通訳です。

 

あら、もう帰国したかと思ってたわ、まあ滅多にないことだからいいか・・・と引き受けてしまってから、ことの重要さに気づきました。


算数の専門用語わかんないかもしれない・・・ガーン

 

それに、授業内容の通訳ならわかるけど、テストの通訳って何????

 

 

例えば、「12の約数を求めよ」です、と訳してあげたとするでしょ、その子は日本で算数を習っていないんだから「約数って何?」と聞かれたら、どこまで説明すればいいんでしょうか。

 

それを説明するのは家庭教師の仕事であり、通訳者の仕事じゃないよね?

 

小学校のほうに「 テストの通訳は何をするの?テスト中隣に座っているの?生徒からの質問内容によっては、通訳じゃなくて家庭教師になってしまう可能性があると思うんだけど、ガイドラインとかあるの?」と聞いたら、先生に聞いてみると言われましたが、返事はありません。

 

きっと先生もそこまで考えてないんだろうな〜。

 

州の規定に沿って通訳をつけただけだろうな〜。

 

 

私はただのボランティアなのに、真面目にネットでアメリカの小学生の算数の文章問題を探してうまく通訳できるように練習しちゃったりして・・・

 

あ〜めんどくせ!

 

 

今後はボランティアの通訳は断ろうと思います。