見ていたのに気づかなかった恐怖 | チョコのめでたいブログ

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アメリカの田舎町に住むアラ還の日記である

みんなでプールに行きました。

 

(混む前のプールにて)

 

私たちのすぐそばで家族連れが遊んでいました。

 

父親が子供に泳ぎを教えているらしく、子供の浮き輪を持って少し離れたところに立ち、母親も泳ごうとしている我が子を見つめていました。

 

 

次の瞬間。

 

 

ライフガードがいきなり飛び込み、あっという間に子供に泳ぎ付き、後ろから子供の脇の下に手を入れて高々と持ち上げたのです。

 

そして、「お子さんの足が届くところで練習してください!」と叫びました。

 

 

持ち上げられた子供はゲボゲボと水を吐いていました。

 

 

 

私はそのときはじめて、その子が溺れていたと知りました。

 

父親も母親も「気付きませんでした」と呆然としていました。

 

 

 

すごく怖かったです。

 

おぼれるときは静かだということは聞いていましたが、静かというより、ただ泳ごう(浮こう?)としているように見えました。

 

 

 

あまりの恐ろしさに、その後は姪っ子の浮き輪からずっと手を離しませんでした(それまでプールサイドから見ていた)。

 

 

スパルタ式に泳ぎを教えるとしても、練習は足がつくところで!が鉄則ですね。

 

ライフガードのお兄さん、素晴らしかったです。