山の朝は早い。
携帯で5時に目覚ましセットしたけれど、
それより前にゴソゴソ起きだす人たちの物音で目が覚める。
まだ薄暗くてよく見えない。手探りで携帯を探して、重い体と目を必死で起こす。
女性陣が薄暗い部屋の中、懐中電灯を照らし一生懸命化粧する姿を見て
自分にはとてもマネできないと思ってしまう。まして
前日にきちんと顔をキレイにできていなかったのか、吹き出物が顔にポツポツだし。
おにぎり一つ食べ、身支度をして5時半には出発
向かうは、焼岳から西穂高
朝のツーンとするような冷たい空気。
柔らかい朝日が順番に山々を照らしていく。偉大。
焼岳、西穂はそれぞれ日帰りで行く人が多いからか、
連休でも人に会うことが少なかった。ぬかるみがあったりしたけど
割と歩きやすいかなと思った。そして思ってたよりも早く、3時間程で山荘に到着。
ひと休憩、荷物を軽くして、西穂独標へ
穂高ってつく名前が多過ぎて、よく分かっていなかったが、
西穂をずーーっと行くと北穂高、奥穂高etc...がある。
つまりは独標は穂高連峰の入り口にしか過ぎない・・・。
でも今回は時間的にこの入り口で引き返す。その先はまた今度！
山荘～独標の登山道は小さな石がゴロゴロあって、非常に歩きにくい。
そして岩もあるので、途中なんどもああ～ココで足滑らしたら死ぬなって
箇所がたくさんある。実際、滑落事故が絶えない。緊張感あるよね。
しかも前日に『岳』を読みあさったもんだから、色んなイメージしちゃう。
キレイな稜線。もう少ししたら紅葉がキレイになるんだろうな～
全て計画通り。無事独標に到着して、達成感あるものの
正直、まだまだ続く道のりの先が気になる。さらに激しくなるアップダウン。
西穂山荘に戻り、お昼をとってから上高地へと下山。
途中くたばってる外国人数名と出会う。あんたらそんな格好で・・・
『日本のアルプスなめんなよ！』と言いたいところだけど、
数年前槍ヶ岳行ったときは、そんなグループと一緒だったし
やっと下山した上高地では、透き通る梓川と、濃厚ソフトクリームが待ってた！
がんばった自分にご褒美ですねー
いや～いい疲れだわ。帰りは『ひらゆの森』の温泉で超さっぱり！！
上高地最高ですやん。またね！
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