目を引く美人、とはこのことだと思うような女子とお友達になれました。
背が高く、スラッと細く長い手足、揺れる長い金髪。笑ったときの白い歯が眩しい。
ええ、男ならイチコロでしょう。この美人をどうやったら落とせるか・・・
（←相変わらず考え方がオッサン）
まぁ正直、実際には大概の日本男児は怖じ気づくと思う。高嶺の花というか。
実際。
イギリス人の彼氏しかいなかった彼女。異国に住むのは日本が初めて。
カルチャーショック甚だしいよねぇ。日本人でもいい人がいれば付き合ってもいいと
思っているが、そこには色々と壁がありそうです。
まず基本的に日本男児は
ジェントルマンじゃない
聞いたか日本男児！
日本にいるとなかなか気づきにくいのだけど、本当にそうなのです。
紳士の国と言われるイギリスならなおさら。レディファーストが身に付いており、
レディをレディとして扱うことが当然できる。それは下心からではなく、文化の違い。
イギリスに初めて行った時、まだチンチクリンのどこの馬の骨かもわからんアジアの私に
男性が扉のところで、優しく私に言った。
『After you.』(お先にどうぞ)
衝撃を受けたぜーーーー。嫌な気しないよね。
それからというのも、日本でもどこでも、自分が扉を開けて後ろに人がいるときは
必ず手で押さえて待つのを心がけている。
そんなことが当然の国で育っていれば、日本人男が荒く見えてしまうのも仕方ないだろう。
この話を友達にしたらレディファーストとかして『変に思われるのが嫌』だそう。
なるほど日本人ぽい回答！気の遣い方、優しさのタイプが違うのですね。
で、もちろん好きな相手へのアプローチも違うわけで
（本題）彼女がちょっとイイなと思う日本人の男性に出会ったそう。
2回目に会う時、友達も一緒にクラブへ行き楽しい時間を過ごしていた。
が、気づくと彼が帰ってしまっていた。
状況がわからず、一緒にいた日本人の友達に聞くと、
『彼女、僕といても楽しくなさそうだから』と、退散したそう。
これには彼女は衝撃を受け、自分の何が悪かったのか考えた。
実際彼女は彼と楽しい時間を過ごしたし、終始ニコニコすることはないが
楽しくなかったわけではない。イギリスでは気になる相手の前で
ヘラヘラするような態度はしない。そう、そこなんです
『Play hard to get』
という言葉があるように、相手を引きつける為にわざと冷たくするような
態度が身に付いている。難しい獲物こそハントしたいというのが男性心理。欧米ではね！
今や草食系男子と言われる男が溢れてるこの日本では全然通用しなかったようです！
思い返せば、昔アメリカ人の友達に『外国人の男を落としたかったら、まず無視しろ』
と言われ、忠実に無視したらただの嫌なヤツになってました。キャラに合わない
外国人の男子の恋愛談はよく聞くけど、女子の話は聞くことが少ないので、
かなり興味深かったー。この反省を活かし、今後彼女は
日本の女子みたいにキャーキャーえーーすごーい！みたいなことはしないけど
『もう少し素直に反応してみる』ことにするようです
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