3. 事件後、SIMカード再発行

事件後の第2の関門。SIMカードを再発行してもらえるか。
事情を話せばそこまで大変じゃないはず

公安で折れた心を引きずったまま、とりあえず近くのお店に行ってみると
三元橋のほうへ行けと言われたので、『中国移动 China mobile』へ。

日本の携帯やさんみたいに広くて、番号を取って呼ばれるのを待つ方式。
番号を取る所で、お姉さんに『今日は何しにきたの？』と聞かれたので
事情を話すと、電話番号を聞かれ、６桁のパスワードは何かと聞かれる。

は密码???全く覚えていない

とりあえず適当な番号を言ってみるけどやっぱりダメ。
『それじゃあ、ここ90日間で利用した相手の電話番号4つ答えて。』

なんたる難問

だって私携帯ないんすよ
かろうじて前にちょっと使ってた古い携帯が手元になるので、検索してみる。
前連絡した人で、最近も連絡した人を一生懸命探す。
1人、2人、3人と見つけだしたけど最後の一人が見つからなーい。
発想の転換して、人じゃなくマッサージ屋の電話番号を見つけなんとかセーフ

番号札をやっともらい、カウンターへ呼ばれるのを待つ。
すぐに呼ばれ若いお姉さんのところへ。ニコリともしない人。
パスポートをコピーし事務的に作業を進める。

『料金プランは何ですか？』

わからない

どうやら質問に答えれないと再発行してもらえないらしく、これはヤバい。
料金プラン何がどう違うのかもわからないし、自分で申し込んでもないから

検討がつかない。何十種類の中から当てないといけないのだけど、
これ？これ？と何回かやってハズす・・・。粘る私。

『じゃあ入会日は？』

これもわからーーーんo(TωT )

『今月入金した？いつ？』

今月お金チャージしたのは覚えてるので自信たっぷりにうんと返事したけど
日にちは覚えてない。確か最初の週だった気が・・・。

お姉さんも『うんもういいよ。』と言ってくれ、
再発行手続きをし始めてくれた。結構厳しいんだねぇ
何回か私の番号にかけ、使えないのを確認してから同じ番号のSIMを作ってくれた。

最後に謝謝と感謝の気持ちをこめて言うと、まったく笑わなかったお姉さんが
一瞬ニコッとしてくれた。わらわは超嬉しかったよぉ


何をするにも一苦労・・・。帰り道は一人泣いて泣いて。
私はどんだけタフになればいいんだ。


ベリ