泣ける北京での雪山

スノボ大好きかれこれスノボ歴７年くらい

日本で冬のシーズンは、毎週と言ってもいいくらいスノボに行ってた。

だからこそ、行きたくない中国でのスノボ

え、だって人工雪でしょ？山も大したことないでしょ？

春も近づき、今まで毎年行ってたのに、今シーズンは行けなかったなぁ・・・

と思っていた矢先、アメリカ人の友達Mちゃんから電話が。

『ハロー！ねぇ、明日スノボ行かない！？』

『え、まじで？行く』と、即答してしまった

期待値を下げて下げて、モチベーションもあまりなく、当日寝坊

８時過ぎにMちゃんからのコール。『（寝ぼけて）ハロー？』

『GET UP!!!!!!』

待ち合わせ時間に起きる。私がやりがちなこと・・・。目覚ましが鳴っていたとき、
モウロウとしながら、もう今日行かなくていいやー・・・て半分諦めてた。
そんな怠け心を一喝し、『今すぐ出ればまだバスに間に合うから』とMちゃん。

荷物全く準備していなかった私は、スノボが出来そうなジャケット、ズボンを着て
財布とカップラーメンを持って、タクシーでバス乗り場へ向かう。
タクシーの運ちゃんに、どこ行くの？って聞かれ、
場所も知らなかった私はMちゃんの友達の中国人に電話し、
案内してもらう。どんだけ他人任せ笑
８時半発のバスをなんとか引き止めてもらって、奇跡の乗車

１時間ちょっとで、初中国のスキー場着きましたッ
　

『南山 滑雪(nan2shan1)』

さすがにシーズンの終わりということで、雪も残り少ない。
雪質は溶けて重たくなってるか、ガリガリ。天気が良くて幸い
スロープは超なだらかで初心者向け。距離もないのであっという間に下りて来れちゃう。
正直つまんない。。。物足りない。。。

北京だしまぁこんなもんかー、と思いながら景色を眺める。

へっ　凹む～この景色

なんだか急に泣けてきた・・・。日本で数々の雪山絶景を見ているだけに、ね。
人工雪なので、周りにはまったく雪はなく、とてもキレイとはいえない工業的風景。
遠くの方をみると砂埃が舞っている。黄砂か？強風がきたとおもったら、
砂が当たって痛い。リフトに乗っていたとき、何かが空気中に舞っているのに気づき
目を凝らしてみると、コーンの皮が大量に舞っている

何なんだここは

中国人の方々は普段着のような格好で滑ってる人も多い。ジーパンもいる。
ボード、靴、友達はウェアとグローブ借りたけど
すべての質がSHITです

でもね、でもね、激安。

移動費、リフト、レンタル代、全部合わせても100元（千円ちょっと）くらい。
無料のお湯があるので、お昼もカップラーメン持参するのが主流。
なるほど中国らしい。でも立派に筋肉痛になったし、今シーズン一回でも行けて良かったな。
また行きたいかは微妙だけど・・・。よき体験なり。

ベリ