義母が、大寅の揚げ練りものをおすそ分けに持って来てくれました。
夕方2人でリビングのソファに腰掛け、つまんでおしゃべり。
義母は、
むか~し(もう60年以上前)、
義母の母親とこうやって夕食前につまんで食べた思い出を、
懐かしそうに話してくれました。
家の近所に練りものを揚げてるお店があって、
ご飯のおかずというよりは、
買ってきた揚げたてをおやつみたいにちょっとつまむのが、
母親は好きだった・・・と。
そう言えば、私も同じシチュエーションで、母親とつまんでたなぁ~!
なんて思いだしながら・・・。
値段は覚えてないけど、
義母と私の30年の時間差、時代を超えても
練りものは庶民の味方。
まさにB級グルメ!
野菜やいも、豆、きのこに、いか・たこ・チーズ・めんたい
いろんな具材が入って、
季節感もあって、
種類も豊富で、
熱々は勿論、冷めても美味しい。
私はイカや蓮根が好き!
我が夫は、紅生姜やさつま芋が・・・。
町の商店街のかまぼこ屋さん・揚げ物屋さんはだんだん姿を消し、
揚げたてとなると、
デパ地下に行かなきゃ買えなくなってきた。
でも、デパ地下のの有名どころで買うと1枚230円とかそれ以上する。
その時点で、庶民の味でなくなっているような気がする。
高校の部活でかまぼこを作ったのを思い出して、
いっそ作ってみようと、
生たらを買ってきました。
生たらと蓮根で、練りもの揚げ
生たら 180g(正味165g)
塩 3g
砂糖 9g
卵白(1個分) 35g
蓮根 適量
黒ごま 大さじ1
小麦粉 適量
三つ葉 8枚
揚げ油 適量
①、生たらは皮と骨を取って、包丁で叩いて粗いミンチにして、氷水に10分程漬ける。
*鮮度の良い魚を使う。魚のたんぱく質の中で、かまぼこの弾力の素となるたんぱく質だけを残すための作業。漬けすぎると魚の旨みも逃してしまうので注意。
②、①のたらの水をよく切る為に、ガーゼに包んで絞り重さをはかる。
③、すり鉢(フードプロセッサーでもよい)に②のたらを入れ、②で量った重量の2~3%の塩を加え、滑らかで粘りが出るまですりこぎでよくすりつぶす。
④、③に砂糖と卵白を加え、プリプリになるまで更に練る。
⑤、蓮根は皮つきのまま、3ミリ厚くらいのスライスを8枚と、残り30g位をあられ切りし、④にあられ切り蓮根と黒ごまを加え混ぜる。
⑥、⑤のスライス蓮根はパットに並べ、茶こしで片面に小麦粉を振っておく。
⑦、⑥の蓮根に、④のすり身をのせて形成し、三つ葉をのせる。
⑧、160℃くらいの油で、揚げる。