いつだったか、NHKの「美の壷」で紹介されていて、
ずっ~と気になっていた京都の永楽屋さんに行ってきました。
四条河原町の北東角にある、
永楽屋さんは老舗らしいどっしりとした店構えで、
私は学生時代に京都に住むようになってからのお付き合い。
近くに行くと必ず立ち寄っては佃煮や和菓子を買って帰ったものです。
普通は、
佃煮屋さんは佃煮、
和菓子屋さんは和菓子しか扱ってないものなのに、
なんで、佃煮と和菓子なんでしょう!?
全くかけ離れた商品を置いているお店って、京都では珍しいのでは!!
ぜんざいに塩昆布と思えば、そう不思議な取り合わせでもないですかね。
周りのお店は時代とともにがらっと様変わりしてしまったけれど、
永楽屋さんと高島屋さんとゑり善さんは昔のまま。
私の知る昔は、たかだか35年前だけれど・・・。
10年ひと昔っていうから、
様変わりも当たり前といえば当たり前・・・。
ここの水ようかんが絶品で、
丁稚羊羹のようなあっさりとした甘みがたまりません。
勿論夏にしか置いてないのですが、
以前は、5センチ四方くらいの紙箱に流し込まれていて、
4個がセットで引き出しに納まっていました。
添加物は使ってないので日持ちはしません。
私はこのスタイルの方が好きだったのですが、
数年前から、竹筒に変わりました。
竹の自然の作用で、
少し日持ちがするからという理由らしいのですが、
京都の他の和菓子屋さんと同じスタイルじゃない所が良かったのに・・・
なんて、勝手に思っています。
2階に喫茶室があって、
ゆっくりと永楽屋さんの和菓子とお茶を楽しめます。
多分ここ最近の事だと思うのですが、
1階でお買い物をすると、
こんな嬉しいサービスが・・・。
お支払いをして包装をして下さるわずかの時間の間に、
お茶と一口ほどの小さな和菓子を出して下さって、
ちょっと腰かけて一息させて下さるのです。
ここで出るお茶もサービスだからと決して気を抜かず、
美味しい一服がいただけます。
大した額のものを買ってない時は、
返って申し訳ないと思うのですが、
どうぞごゆっくり…なんて言って下さると、
また立ち寄りたくなります。
京都の老舗らしいサービスです。
でも今日訪ねた永楽屋さんは、
永楽屋さん違い、これを扱っているお店です!
何だかわかりましたか!?
答えは手ぬぐいです。
永楽屋さんの店舗は京都市内にたくさんあるのですが、
私は京都駅八条口のお店にいってきました。
ところで、現代でも、手ぬぐいと切っても切れない職業といえば!?
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落語家さん。
扇子と手ぬぐいは大事な商売道具ですものね。
我家にも、落語家さんが襲名披露した時の記念の手ぬぐいや、
女優さんや演歌歌手さんの名前入りのもの、
近所の神社で頂いたものなど・・・があります。
使い道となると、
キッチンで布巾がわりに、
お弁当を包んだり、
アイロンを当てる時の当て布に、
コースターを縫ってみたりと・・・。
でも、昔ほど見なくなったなぁ~と思っていたら、
最近はとてもおしゃれに変身しているんですね。
京都という土地柄もあって、
お祭りや舞子さん、神社仏閣をモチーフに京都の四季折々の絵柄や、
昔ながらの古典的模様や、
いろんなコラボしによって生まれた現代風のものまで、
額に入れて飾っておきたいほどの手ぬぐいがいっぱい。(専用額もある)
一体どれくらいの種類があるんだろう?って思うくらい、
手ぬぐいがズラリと並んでいて、
1枚1枚広げて見ていったら何時間掛かるだろうって思うくらい・・・。
店内をざっ~と見一巡して、目が留まったというか、目があったというか、
一目見て迷わずこれだって思って買ってきました。
気分はもうXmas!
お気に入りを見つけて嬉しくて、
ひとり盛り上がって、
HBを使って、
冷蔵庫にあったクーベルチュールと生クリームで、
生チョコを作りました!
ツリー生チョコ
材料
クーベルチュールタブレット(ビタースイートカカオ72.4%) 150g
生クリ―ム乳脂肪47%) 70cc
ミルク 10cc
ハチミツ 10g
ピンクペッパー粒 小さじ1+飾り用適量
アンゼリカ(ふきの甘露煮) 1本40g
①、クーベルチュール・生クリーム・ミルク・ハチミツをHBにセットしスイッチオン。待つ事17分。
(湯せんでも出来ます)
②、アンゼリカを2/3は薄くスライス、あとの1/3は3~4ミリ厚にスライス。
③、①の羽を取りだし、②のアンゼリカの薄切りと、ピンクペッパーを入れ混ぜる。
④、パットにラップを敷き、③を流し入れる。その上に残りのアンゼリカと飾り用ピンクペッパーを散らし、冷蔵庫で2時間冷やし固める。
⑤、④をパットから外し、ラップを取って、ツリー型で抜いていく。
残ったかけらを集めたものに粉砂糖をかけて・・・
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