日常の欲望に埋もれてふと忘れてしまいますが、只々生きてくれるって本当にありがたいなぁと感じる事があります。
水頭症がわかって、どうやっても変える事が出来ない運命を背負った時。
あの時は、元気に生きさせる為にはと貪欲にそれだけを考えてました。
でも今では、漢字の書き順は〜、算数の筆算は〜、えんぴつの持ち方、準備が遅いよ〜、早く寝ろ〜と日常生活への欲望で頭がいっぱい。
体は人並みにはいかないけど、学力は人並みになったら少し生きやすくなるんじゃないかなと思う、私の願望であります。
20歳になった時に1人で生きていける力を少しずつつけて欲しい。
手術や入院を乗り越えて来た私達にはもう怖いものはない!なんて思っています。
今の所勉強はなんとかなってますが、もしつまずいても時間をかけて習得する。
それでも出来なければ、やり方を変えてみようという思いはいつも心の隅に置いてあります。
そんな願望も持ちつつも、ふとした瞬間無性に愛しくなる娘。
昔は毎日リハビリだと言ってうつ伏せでお母さんといっしょ見せたなぁーなんて思い出しながら抱きしめちゃいますね。
段々と生意気になり、回数も減って来ましたがそれも一つの成長。
ギャングエイジは目の前です。
昨日でシャント手術をして7年経ちました。
一度いれてスグに再建手術をしましたが、それ以降シャントのトラブルはありません。
まだ、1歳にもならない娘の頭にバルブを入れ、あの長ーいチューブを入れなければ生きられないのかとシャント手術に抵抗があったのも今ではいい思い出です。
シャントのおかげで、娘は元気になり、歩く事も出来、階段も上がれるようになり、今では漢字を書き、本を読み、計算をしと出来ることが沢山増えました。
今の彼女は正しく努力の人。
何事にもまっすぐ一生懸命取り組む姿勢は小さい頃からリハビリをしていたせいかもしれないと担任の先生から言われた事があります。
また一年トラブルなく過ごせることを心から祈って、楽しく過ごせますように。
手術より8ヶ月が経ちました。
キアリ奇形のキズもキレイに治り、運動面への影響はなさそうです。
膝の反射も過敏に反応していた以前より弱くなり、手術のせいかがあったようで良かった。
脳外科の外来も問題ありませんでした。
もうすぐ二年生。
初めての小学校生活は思っていた以上に上手くいったかなと思います。
先生から言わせると娘はサボらないそうで、努力の子らしい。
そのせいか、漢字検定10級も無事合格。
二学期の始めは担任の先生から受験させない話もありましたが、ドンドン漢字を吸収していく娘を見て受験させる事になったそうです。
本人は不合格だと思ってたみたいで、ビックリし過ぎて静かに喜んでました。
本当におめでとう。
