ロバート・パティンソンの最悪のオーディションはかなり奇妙なものだった | CAHIER DE CHOCOLAT

ロバート・パティンソンの最悪のオーディションはかなり奇妙なものだった

[ORIGINAL]
Robert Pattinson’s Worst Audition Ever Is a Weird One
https://www.backstage.com/magazine/article/robert-pattinsons-worst-audition-ever-69742/



ロバート・パティンソンの最悪のオーディションはかなり奇妙なものだった


Photo Source: Nathan Arizona

ロバート・パティンソンの驚くべきキャリアの過程はこれまでにも多く伝えられてきた。ハンサムなイギリス人の少年は“トワイライト”シリーズでティーンのアイドルになり、その後、アートハウス映画(とAリスト)俳優となった。ロバート・エガース監督が『ウィッチ』の次に手がけるモノクロ作品『ライトハウス』では、パティンソンは錯乱していく19世紀の灯台守という、これまで以上に異色の役を演じている。そこから180度方向転換するその次の作品(マット・リーヴスの『ザ・バットマン』でケープをまとった十字軍騎士を演じ、ブロックバスター・シリーズ映画の世界へと再び足を踏み入れることになる)の前に、パテインソンに記憶を辿る短い質問の旅に出てもらった。

俳優の人たちみんなに観てもらいたいのはどんな演技ですか? また、それはなぜですか?

『波止場』(のマーロン・ブランド)かな。100万回でも観られるし、それでもまだショッキングに感じるくらいいい。とにかく果てしない価値がある。

役を得るためにやったことの中で、これまでで一番すごかったのはどんなことでしたか?

一度、道で寝て、タバコを1箱を食べたことがある。タバコを全部口の中に入れていって、それからキャスティングディレクターのカメラを蹴った。その仕事はもらえなかったよ。

今までで最悪のオーディションに関する恐ろしい話はありますか?

下着姿で、部屋の一方からもう一方に石があるつもりになってひたすら運ばないといけないっていうオーディションがあった。

若い頃の自分にアドバイスをするとしたら、何を言いますか?

わからないな、ほんとに。若い頃の自分に今の僕がアドバイスしてもらわないといけないかも。

SAG-AFTRA(全米映画俳優組合)とEquity(Actors' Equity Association、演劇の労働組合)のメンバーズカードをどのようにして手に入れましたか?

Equityはリース・ウィザースプーン主演の『悪女』をやったとき(にもらって)、SAGは『トワイライト〜初恋〜』のときだった、と思う。




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*リンク先英文です。



とても短いインタビューですが、聞いたことがないへんな話が結構ありました。ふたつのオーディションの話、確かに奇妙です。でもこういう話を聞くとやっぱり俳優さんてたいへんだなあと思いますね。こちらの記事と同じく、俳優を目指す人向けのサイトなので、俳優協会のメンバーズカードの話もあったりしています。『波止場』は、観たときに、テリー(マーロン・ブランド)が着ているジャケットが『大人は判ってくれない』のアントワーヌ・ドワネル(ジャン=ピエール・レオ)のジャケットと似ていたのが気になって仕方がなかった。『波止場』は1954年の作品で『大人は判ってくれない』は1959年なので、制作年もそんなに離れていないし、実際1940年代〜1950年代にはこういうジャケットが結構出ていたようです。モノクロ映画では色で際立たせることができないから、画面の中で埋もれないようにするためにひとりだけ柄ものを着せるというのは有効な手段ではある。このふたりの主人公はキャラクター的にもちょっと近い部分がある気もします。







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