ふわふわの鱧と松茸の出会い物のお椀が美味でした。
お席は濃茶席はお道具屋さんがお席主。
寄付には幕末の画家冷泉為恭の蝉丸の図。
丁寧にご説明くださり、月明かりの中のせつない物語に時代を超えて今も昔も変わらない人の心を感じました。
如泥の煙草盆ももっとよく拝見したかったです。
本席は寂蓮筆の右衛門切。えもんぎれと読み、古今集が書かれている私家集です。
この翌日に伺った福田先生の古筆講座のテーマがなんと有難いことに寂蓮!
しっかり学んでまいりました。
右衛門切が寂蓮とつけ石のように言われれているが、右衛門切が寂蓮が書いたとはわからないそうで鎌倉風の書を寂蓮と呼ぶそうです。
平安と鎌倉の書の違いもわかりやすく教えていただきました。
いつも講座ではちんぷんかんぷんな私ですが、この日は分かった!という気に(気持ちだけ)なりました。
続きます。