御所の鏡餅は、2段重ねの餅の上に薄く丸いはなびらという白い餅が
12枚、上に高黍菱餅、さらに砂金餅、伊勢海老がのせられています。
三宝の周囲にはゆず、橙、かち栗、柑子、昆布、ほんだわら、串柿が
飾られここからその一部分をもらって各地のさまざまな供え餅の
決まり毎が生まれたと考えられます。
資料から再現し、作られたたものです。
赤餅は小豆からとった色で着色してあります。
虎屋の花びら餅はまさにこの小豆色を再現していました。
なぜ花びら餅の中にはピンクの菱餅なのか?の疑問も
宮中の鏡餅のルーツを辿れば明らかになってきます。
加賀藩・前田家の鏡餅。
城内床の間に飾られる鏡餅は丸い紅白鏡餅の上に菱餅を12枚
その上に丸餅を16枚、ほんだわら、熨斗鮑、昆布、串柿、橙。
水引結びの伊勢海老と金塊に砂金袋がのせられ、譲り葉、裏白
が飾られます。
行事食を大切にするとともに、その意味、由来もしっかりと
踏まえ、皆様にお伝えしたいと思います。