スタートボタンを押されたタイマーと共に、残された私たち。

「15分・・?あせる
週1で1時間のはずなのにびっくりあせる

息子も

「前は30分で・・キョロキョロ

と、声が出ましたキラキラ

「聞いたよ〜あせる新しい部屋、テレビないんだって?」

から始まって、話してるうち、あっと言う間にあと8分!

家族3人みんなで焦って、

「爪切らなきゃ!」

「You Tube観るんだった!」

「あと○分しかない!」

とワチャワチャしましたチューチューチューあせる

You Tube、観れたのはたった1つだけ。

私にも見せてくれて、嬉しそうに歌ってました。

いよいよ残り時間が少なくなると、元気だった頃、焦った時によくやっていたおかしな動きをしてふざける息子。

ここでも息子は、予想外の残念な現実に怒るでも泣くでもなく、時間がないことを楽しんでいるではないか笑い泣きキラキラ

ありがたいことに、忙しかったようで看護師さんはすぐには来ませんでした。

「そういえば前退院した時、結構食べれたよねニコニコ

と息子が2ヶ月前のことを言い出しました。

「うん、チキンナゲットとポテトねニコニコ

と私。

「ピザとロールパンも食べれた」

と息子が言った時、私はドキッとしました。

なぜならそれは、手にとり食べれそうだったのにどうしても食べれなかった悲しい思い出・・。

「あぁ、ピザとロールパン・・ニコニコ

とただ復唱すると、息子が言ったんです。

「あの時ママがオムツを替えてれば」

・・びっくりびっくりびっくりハッ

「そうだったんだあせる
オムツ替えてれば食べれてたのか〜チュー
ごめ〜んダッシュ

入院して履くようになったオムツ。

一時退院した頃、何かしようとすると拒絶がものすごかったので、オムツも無理して替えませんでした。

(タイミングを合わせろムキー)(オムツを替えなきゃ食べちゃダメだムキー)の強迫だったのかもしれない。

あの時替えてほしかったんだよ。

そしたらきっと食べれたのに。

と。

文句を言えない息子が、ずっと心に抱えてた2ヶ月前のモヤモヤを、遠回しにでも言えたこと。

よくなってる気がします笑い泣きキラキラ


看護師さんが忙しそうにやってきて、

「これからはタイマー鳴ったらナースコールで呼んでネ!
今日は言ってなかったからしょうがないけどウインク

10分くらいオーバーできてラッキーでした照れ音符

転院当日は新しい部屋での緊張が強く、薬を増やしたそうです。

そのあまりに固まっている様子から、ゲームウォッチを部屋に置いといてくれることにしたのかな??

今は楽な姿勢で座れていて、ゲームウォッチを眺め、時折ボタンを押したりしているようです。

ナースステーションで充電して、マリオかゼルダか、交互に部屋に置いといてもらえることになりました照れワーイ!

願いが叶いましたおすましペガサス乙女のトキメキ

それと、経鼻栄養の装置が前の病院と違うようで、音は静かだと息子から聞きました。

ビデオを観る時間もくれたみたいキラキラ

よかった、牢屋じゃなかった爆笑

面会時間や回数、増やしてもらえるといいなぁ〜おねがい

何かができたら面会時間プラス10分、という風に、それもご褒美に使うみたいですびっくり抜け目ないっ!

治療にはそれだけ達成感が必要なのかもしれないです。

よくな〜れ!よくな〜れ〜!