息子は慎重で怖がりで、小さな頃から挑戦するのが苦手な息子でした。
できない時に、こうするといいよとアドバイスしようものなら泣き出してしまうのでした
こちらが興味をもたせようとしても、無理にやらせることは不可能だったんです
ジャングルジムは二段目より上には登らないし、ブランコは押されるのを嫌がり、乗った時の小さな揺れが止まればおしまい。
結果、周りができるのにできないことがどんどん増えていきました。
なんとかポジティブに考えれば、落ちる系のケガを心配せずにいられてよかったです
二次障害を発症する前の状態に戻ることを目標に、上がって下がって2年がたち、あともう少し!というところまできました。
もう少しというのは、トイレですー。
外出先ではかなりのエネルギーを消耗してトイレに入りますが、家のトイレには入ろうとしません。
でも、リビングのオマルにはサッと行って用を足すことができるようになったんです。
オマルに行く時の強迫的なスタート地点や、そこから始まるタイミングのきまりは『なくなった』と言っています。
どの場所からでも行くことができますっ(普通か)
トイレこそなかなか以前の状態に追いつきませんが、これまでできなかったことがまたひとつ、できるようになったんです
そんなこともできなかったんだなぁと思われそうですが、その成長は・・・
一段ごとに両足を揃えて降りていた階段を、片足一歩ずつ降りれるようになりましたぁ~っ
この成長をようやく7歳で味わうことができました
わーい
同じようにいつか、こちらが言わなくてもある日突然トイレを使うようになるといいなぁ
夕べ歯磨きの口開けが早かったので、
「すぐ開けられたね、強迫どこか行ったかな?お出かけかな」
と言ったら、
「・・強迫いるよ」
と息子。
いました・・・
パンツの位置の直しが止まらず涙目になってる時や(昨日も)、きまりに縛られて動けない時はたまにあります。
治ったかに見えても、本人は闘っているということを忘れないようにしないと、できて当たり前に思わないようにしないとです
と書いたそばから、さっきお風呂で息子が泣きそうになった時にさっそくイラっとしました。
泣かれるのがすごく嫌なんです
「どんなに優しくしても、どんなに優しく待っても、結局泣いちゃうんじゃ待たなきゃよかったって思うよ」
の出だし、『どんなに』まで言いかけたあと、言っちゃだめだ、と思って、でも止められなくて、
優しくし~ても~⤵️
どんなに優しく待っても~⤴️
泣いてし~ま~う~⤵️
と即興で唄ったら、
「なにそれ~っ」と笑わせることに成功し、泣かれるの回避できました。
言いたいことをメロディーにのせて言っちゃうの、スッキリしていいかも