KÉRASTASE SCALP & HAIR UNIVERSITY | blues stripes

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ねこを三匹飼っています。

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ケラスターゼ様からご招待頂きまして、1日限りのヘアサイエンス講座・KÉRASTASE SCALP & HAIR UNIVERSITY に参加して来ました。


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スカルプ&ヘア大学というイベント名の通り、ケラスターゼ所属研究員の方々による講義を通じて、頭皮と髪についてを座学で勉強してきました。


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今回はそのレポート記事です。


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ケラスターゼと言えばおそらく日本で最も有名であろう、サロン専売ヘアケアブランドだと思います。


ヘアサロンでトリートメントしようとすると大体ケラスターゼが出て来ますし、ヘアオイルはもう定番中の定番な感じですしね、多分誰しも一度は使ったことがあるんじゃないのかな。


年間売り上げ額は1,000億円超、開発研究員を3,600人も抱えているという世界規模の大きなブランドだけあって、会場は六本木ヒルズの49階。


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講義の後には勉強で疲れた頭を解きほぐすオシャレで美味しいドリンクが用意されていたり…なんとも華やかな雰囲気でした。


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ケラスターゼからはダメージヘア用やカラーケア用などなど、髪の悩みやニーズに合わせて様々なラインが出ていますが、今回のイベントの主役は来たる2016年6月3日にリニューアル&新商品追加になる、スカルプケアに特化したアンチエイジングライン「デンシフィックのシリーズです。


ケラスターゼ公式:デンシフィック

http://www.kerastase.jp/special/densifique/


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Insragram:https://www.instagram.com/kerastasejapan/

Facebook:https://www.facebook.com/KerastaseJapan

Twitter:https://twitter.com/kerastase_jp


デンシフィック のシリーズは2014年にリリースされたばかりのケラスターゼの中では新しいラインです。


なんでも、日本の人口ピラミッドで35歳以上の人口が6割を超えたことを受け、これからは髪のボリューム感や密度感、白髪などに着目した商品の需要が高まるであろう!ということで開発がスタートしたそう。


ロレアル研究所の考える「髪のエイジングシステム」の基本は、ヘアサイクルの健全化。


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理論上、人間の髪の毛は3~6年で全て生え変わるそうで(つまり現在の頭皮には3~6年前の髪は一本も生えていない)、その生え変わりの限界数(テロメア)は、凡そ25回

発生期 → 成長期 → 退行期 → 休止期 →

これをグルグルと25回繰り返すと、単純計算で125年。

つまり理論上、本来人間は125年間はフサフサで居られるはず。

でも、実際は違いますよね。

髪の毛が抜け落ち、新しい毛髪が生み出されるまでの期間を「休止期」と呼ぶそうですが、加齢や様々な外的要因によって、休止期が長くなったり、新しく生えて来る髪が細く弱いものであったり、あるいは無期限休止になったりするそうで。

この積み重ねが「薄毛」「細毛」に繋がって行くそうです。

この休止期にフォーカスし、頭皮環境を整えて、いつまでも美しい髪が育つようにして行こう!という理念の元に開発されたのがこの デンシフィック のシリーズだそうで。

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商品ラインナップはこんな感じ。


シャンプー

DS バン デンシフィック

250ml 3,200円(税抜)


インバストリートメント

DS フォンダン デンシフィック(新製品)

200g 3,200円(税抜)

DS マスク デンシフィック(ステモキシジン含有)

200g 5,800円(税抜)


※フォンダン~がデイリー用、マスク~がスペシャルケア用の濃密タイプだそうです。


アウトバストリートメント(ヘア用)

DS ムース デンシフィック

150g 3,000円(税抜)


アウトバストリートメント(頭皮用)

DS アドジュネス(ステモキシジン含有)

120ml 10,000円(税抜)

ヘアデンシティープログラム N(ステモキシジン・新成分グリカンコンプレックス含有 新製品)

6ml × 30本 16,000円(税抜)


アドジュネスは白髪用アプローチ、ヘアデンシティープログラムNはハリ・コシ・ボリューム等々総合アンチエイジングケアだそうです。


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そして昨今のメンズグルーミング需要の増加を受けて、シックな黒のパッケージがかっこいい男性用ラインも新しくリリースされるそうです。

(成分等は一緒ですが匂いが爽やかな感じだそうなので、女性でも甘い匂いは苦手という方はこちらを選んでも良いとのこと。)


最近は美容に気遣う男性も増えて来ましたし、現実問題としてことスカルプケアもとい薄毛に関しては男性の方が切実ですしね、旦那様やお父様にプレゼントしたら喜ばれそうだなと思ったりしました。


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今回のイベントの主役は、洗い流さないスカルプトリートメント「DS ヘアデンシティープログラム N」およびメンズ用の「DS ヘアデンシティープログラム オム」


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こちらの2商品には、従来品にも配合されていた特許成分・頭皮の幹細胞に作用し毛髪量の減少を防ぐ「ステモキシジン」に加え、毛髪のハリ・コシの減少を防ぐ「グリカンコンプレックス」が配合されるとのこと。


スキンケアに関心が高い方なんかは「グリカン」という成分名には聞き覚えがあると思います。


同じロレアル系列の、例えばYSLのフォーエバーリブレイターセラムなんかに配合されている、あのプロテオグリカンの頭皮版だそう。


グリカン(糖鎖)は書いて字の如く細胞と細胞を繋いでいる鎖のようなもので、スキンケアにおいてはグリカンの減少がハリの低下を招きシワやくすみの原因になると考えられています。


頭皮においては、毛髪の成長をコントロールしている重要な機関、毛包内部の毛乳頭という部分にもグリカンが存在しているそうで、


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毛乳頭にグリカンの量が髪の密度(太さ)と直結している事がロレアルの研究で判明したそうです。


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「DS ヘアデンシティープログラム N」は、何歳になっても、太くてハリコシのある強い髪がじゃんじゃん生えて来るように、ステモキシジングリカンコンプレックス、ダブルのアプローチで髪の毛のボリューム感・密度・ハリ感をいつまでも維持して行こう!というコンセプトの洗い流さないスカルプトリートメント。


小瓶1本が1回分。


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1箱が30日分です。


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使い方は簡単。


シャンプー後タオルドライした頭皮に満遍なく塗布し、


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頭皮全体に馴染ませて、


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マッサージを行います。


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今回の勉強会では、成分どうこうという難しい話よりも、主に「スカルプケアがなぜ重要なのか?」、その取っ掛かりの部分を重点的にご教示頂きました。


昨今、頭皮ケアの重要性が言われるようになって来ましたよね。

まあ考えてみれば当たり前の事なのですが、顔面と頭皮は繋がった一枚の皮膚ですからね、顔肉の弛みは頭皮から来ている!なんてのもごもっともだとしか言いようがありません。


しかしそれでもフェイスおよびボディケアほど熱心にスカルプケアに取り組んでいる人はまだあまりいないんじゃないのかなーと思います。


ロレアルの調査でも、8割の人が髪のエイジングケアに関心は持っているものの、実際にスカルプケアに取り組んでいる人は3割とまだまだ少ない模様。


ヘアケアにしたって、関心の向かう先は専ら頭皮よりそこに生えている髪の毛で、髪自体の艶や質感にばかり主眼を置きがちですよね。


髪は頭皮から生えて来るのだから、健康な髪は頭皮ケアから始まる、…なんていうのはみんな解っているはずなのに。


かくいう私自身も「頭皮ってマッサージすると気持ちいいよね」くらいの認識しか持っておらず、普段は獣毛ブラシでブラッシングをするくらいしかしていません。


頭皮ケアが重要らしいことは知っているのに、頭皮ケアをおざなりにしてしまうのは何故なのか?


それは知識の根っこの部分で、「何故スカルプケアが重要なのか?」の理解が足りていなかったからなのだと、今回の勉強会を通して気が付きました。


そんなこんなで前置きが長くなりましたが、以下、私がイベントで聴講して来た「明日からスカルプケアがしたくなる、頭皮の苦労話」をシェアしていきたいと思います。


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ざっくりとした概算・平均ですが、人間の頭皮には毛髪が平均10万~15万本生えており、それらは一ヶ月平均で1cm1.5cm伸びるらしいです。


そのことを踏まえた上で、「一日に人間の頭皮から新しく生えて来る髪の長さ、これを全て繋ぎ合わせるとどれくらいの長さになるか?」を考えると、答えは凡そ33.3メートル。


感覚的に掴みやすいよう、この長さをもので喩えると、シロナガスクジラの体長ほどになるそうです。


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つまり頭皮は、日々33.3メートル分の毛髪を育み、外に押し出しているわけで、…それはそれはハードワークをしているのです。


シロナガスクジラが毎日毎日…って言われると、成る程それならなにがしかのケアをしてあげなきゃならないかもな?っていう風に思いませんか。


そしてこの重労働に加え、様々な要因による負荷が掛かることにより、頭皮の細胞は理論値よりも早く死んで行き、毛髪がどんどん細く少なくなって逝ってしまうらしいのです。


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毛髪が痩せ細り減少する要因は、ストレス、ヘアカラー材やパーマ液の負荷、食生活の乱れ、睡眠不足、遺伝的要因、紫外線、等々様々ですが、万人に共通する要素は「加齢」です。


老いと共に細胞の動きも緩やかに鈍くなって行くのは生物である以上仕方の無いことですが、そこに現代人特有の外的負荷が加わる事で、頭皮細胞の死滅とその加速度がとどまる所を知らなくなって行くわけです。


だからなんらかの手段で頭皮もケアをしてあげなければ、10年後、20年後の未来の頭皮は、疎らで寂しい寒々しい感じになってしまう可能性が高いのです。


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以下の簡単チェックであなたの頭皮の疲労度が判ります。



・最近、髪をセットするのに時間がかかる気がする。


・髪をひとつに結んだ時の太さが前よりも細くなった気がする。


・夕方には前髪がペタンとしてしまう。


・重めのヘアオイルは使えなくなった。


・夜に髪を洗うと、朝にはぺったりしてボリュームがなくなってしまう。


・癖毛ではないのに、うねり毛が出て来た。


・頑張ってセットしても、スタイリングが決まらないことがある。



2項目以上当て嵌まる場合は、頭皮からSOSサインが出始めている危険性大みたいなので、何かしらのスカルプケアを始めてあげると、10年後・20年後の自分に感謝されるはずです。


今ならまだ間に合う!!


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改めて考えると、私って本当に頭皮を大事にしていないなーって思いました。

大事にしていないどころか、逆にブリーチやカラーで自主的・定期的に傷め付けている始末ですしね。


顔にはやれ光老化がと言いながら日焼け止めを、やれ風老化がと言いながら美容液やクリームを塗り込み、美肌の為と言いながらサプリメントを飲んだりもしているのに、


そんな風に必死に守って大事にしている顔の皮膚と繋がっている頭皮には保湿も紫外線対策も何もしていないなんて、我ながら矛盾してるなーと思った。


ブリーチやカラーを楽しみたいのなら尚更、人よりもたくさん手を掛けてあげなきゃいけなかったのに。


毎日毎日、シロナガスクジラ分頑張ってくれてるというのに、労われてもいないなんて私の頭皮は不遇な皮膚過ぎる。


真上からの紫外線を直に食らうのなんかかなりダメージデカそうですよね…。

毛髪で多少は遮られるんだろうけど。


もうちょっと気を遣ってあげようと強く思い直しました。