壊れそうなくらい華奢なゴールドで、カラフルな輝石と半輝石をふんだんに使ってて(それでグラデーションとかだったら萌えまくる)、それでいてゴージャス過ぎず、ちょっとガラクタっぽいアクセサリーが好きです。
中でも好きで毎日つけてるのは、sweet peaとhirondelleのアクセサリー。
画像1枚目外側から。
◆hirondelleのブラックダイヤのネックレス
ブラックダイヤは光の加減でパープルやネイビーにも見えてウルトラ可愛い。
◆sweet peaのブレスレット
バターカップマーチという名前のシリーズで、春の花畑をイメージした黄緑~黄色~茶色の天然石のグラデーション。
◆hirondelleのブルームーンストーン付きワイヤーリング
薬指用の3号。
先っぽにちょんと付いたブルームーンストーンが内側のゴールドを乱反射させて、ミラーボールみたいにキラキラ七色に輝く様がもうたまらない。
◆sweet peaの定番ワイヤーリング
シンプルな金のわっか。
これはピンキーリング用に1号だけどちょっと緩い。
頼めば詰めてくれるらしいけどロンドンに送るから三週間くらいかかるって言われて結局そのまま付けてる。
確か15号くらいまで(うろ覚え)あって、重ね付け用にサイズ違いで複数買いする人がほとんどらしい。
わたしも親指用にもう一個欲しい。
リングはどっちも針金みたいに細いので歪んじゃってるけど、それもまた愛しい。
華奢な指輪は抜けやすいので普段よりも1号きついサイズを選ぶとジャストだそうな。
この4つは私の宝物で、どこへ行くにも付けています。
Sweet Peaはイギリスの女性2人が立ち上げた、華奢なチェーンとカラフルな輝石と半輝石ジャラジャラが魅惑のファインジュエリーブランド。
使ってる輝石や半輝石がちょこっと粗悪でカッティングも荒め。
ゴールドに石ジャラジャラだから、一見お上品でゴージャスでブルジョワと見せかけて、実はちょこっとジャンク。
この感じがバランス抜群でたまらない。
今はデザイナーの片割れさんが辞めちゃってピンになってて、デザインの傾向がちょっと変わってしまった。
昔の二人でやってた頃の方が好きだったなー。
初めて買ったSweetPeaは、虹色のシリーズのフープピアスとネックレス。
特にネックレスは目玉が飛び出るほど高かったけど、あまりにも可愛くてこんなに可愛いものがこの世にあるんだ?と感動しながら買った。
でもこんなレインボーなアクセサリーは服が白い時しか付けられなくてまったくと言っていいほど付けていない。そしてちなみに私の耳たぶにはピアスホールは開いていない。
ロンドンに路面店があって、そこではなんとデザイナーのシボーン・オニール女史が自ら、お客さんの好きな色の石を使ってオーダーアクセサリーを作ってくれるらしい。行ってみたい。
公式サイトのトップ画像が腰が砕けるほど可愛い。
日本語のブランド説明はこっちをどうぞ。
hirondelle(イロンデール)は廣岡麻由美さんという日本人女性が手がけているジュエリーブランド。
イロンデールの意味は、ツバメ。オスカーワイルドの小説・「幸福の王子」に出てくるツバメさんがモチーフだそう。
自分の体についた宝石や金箔を貧しい人達に届けて欲しいと希った幸福の王子の像、彼に寄り添って越冬しなかったあのツバメさん。
小さな幸せを届けますって事らしい。
hirondelle 公式サイト
その名の通り華奢で、手作り感溢れるデコボコな感じで、温かみのある風合いのアクセサリーが多いです。そのきちんと整ってない感じが素敵なのです。
イメージとしては、mykonosをミニマムにした感じ?
作りは無骨なんだけど超華奢。
ダイヤ(ホワイト・イエロー・ブラック)をよく使っているんですけど、単なる石ころ一歩手前のあまり研磨してない状態でセットしてあるので、一粒ダイヤのネックレスなのにコンサバになり切らず、どんな服にでも合うんですよ。
リングの表面もツルツルじゃなくてちょっとデコボコしてたりね。
そして今は猛烈に!この!「月」と「星」のパヴェピアスが欲しいいいい!!
ピアス開いてないけど!
そして高いけど!
ちょっとおかしなテンションになるくらい欲しい。
もうすぐクリスマスなので。
プレゼントにSweetPeaとhirondelleのアクセサリーはいかがですか。
ここからはちょっとハンドクラフトなお話。
SweetPeaっぽい天然石ジャラジャラで華奢なゴールドのアクセサリーって、もうちょっと安いお店、例えばアガットとかオーロラグランあたりでもちょいちょい見るんですが、
だけど、ぶら下がってる石の数とか、雰囲気とかがやっぱり違ってこれ欲しい!ってならないのです。
(お値段も二倍くらい違うからね…。)
で、けっきょくSweetPeaが欲しくなって、SweetPea買うんですけどSweetPeaちょっと高いんですよ。
で、一時期、「もしかしてこういうの自分で作れるんじゃね?」って思い立って、ハンクラーの聖地・浅草橋に行って隅から隅までアクセサリーパーツ屋さんを見て回った事があるんです。
※浅草橋という所は要するに、貴和製作所みたいな店がいっぱいある問屋街です。
だけどまず、素人が出入りできるような店にはこんなに華奢な18kチェーンは売ってなかった。
素材に関しては、金は高価だし、柔かくて取り扱いが難しいからなのか、置いてあるのは鍍金のものばっかりだった。
細さに関しては推測だけど、素人工具じゃ扱えないから置いてないんだと思われた。
というのは多分、当たり前の話ですが、華奢なチェーンにはそれ以上に華奢な丸環やワイヤーを用いないと留め具等が連結出来ないわけです。
(例えば、0.5mmのチェーンには0.3mmのワイヤーじゃないと通らないという意味です。)
素人工具でその華奢な丸環やワイヤーを曲げるのは至難の技。
畢竟、ある程度太さがあるものしか素人が出入り出来るお店には並んでないんだと思われた。
余談ですが、浅草橋界隈では0.5mmのチェーンが一番細かったのですが、ネットだともう少し華奢なのも18Kパーツも手に入るみたいで、(時代はやはりインターネッツですね…!)、0.3mmのチェーンと0.1mmの丸環がありました。
そして天然石のパーツも決まった種類の石しかなくて、ランダムカットの輝石や半輝石でグラデーションを作るなんて夢のまた夢だった…。
(イメージとしてはこのみたいなのを作りたかった。これは勿論SweetPea。)
石屋の人曰く、輝石や半輝石は小さく削る途中に砕けちゃうものが多いから単価がなかなかにお高いらしく、素人向けにバラではまず売ってないんだって。
丸ビーズとかそんなんは沢山あったんだけど、私が求めてるのはそんなんじゃないやい。
だけどせっかく浅草橋くんだりまで行ったので、見つけた中で一番細くて華奢なゴールド鍍金のチェーンと、雫状にランダムカットされたブルームーンストーンとラブラドライト(この2つみたいなオパールっぽく虹色に輝く石が好きだ…!)を購入。
練習ついでに家でちまちまと似非SweetPea風ブレスレットを作ってはみたんですけど。
結果は散々。手作り感溢れ過ぎてて泣けるレベルでした。
画像は上から、
・イロンデールのネックレス、
・私が作ったブルームーンストーンのブレスレット(総制作費3,000円くらい)、
・スイートピーのブレスレット。
画像だとよく分からないかもしれないけれど、お手製ブレスレットのチェーンが明らかに目が荒くて太いのです。で、付けてると特にこのチェーンの粗さが滅茶苦茶安っぽくて萎えるのでした…。このチェーンは14Kのチタン鍍金で実際に安いんですけどね。
画像を更によく見ると、SweetPeaのブレスレットは半輝石が付いてる向きもランダムで付けた時の可愛さも考えられていて、当たり前だけど素人作品とは何もかもが明らかに違いました。
手作りっぽくてキッチュだからって安易に真似出来きるとか思ってすみませんでした。驕り高ぶった自分が恥ずかしい…。
取り止めのないまま終わる。