がん治療の1つ。外科治療、放射線治療、抗がん剤治療に続く新しい治療法である。
患者の体内からT細胞(がん細胞を攻撃する)を取り出し、遺伝子を入れ「CAR-T細胞」とする。
それを体内に入れると、がん細胞への攻撃力が高まるというもの。
白血病を中心に実用化が期待されている。
侵襲性が低く効果も期待できるといわれるCAR-T療法だが、欠点は高額なこと。
米国では1回の薬剤投与で約5000万円かかったという。
また、現段階での治療対象は血液がんのみ。
固形のがんに対応するには、免疫細胞の改良が必要だ。
CAR-T療法で薬剤を投与すると、数カ月しか生きられない白血病患者が
1年以上も延命することができた。7~9割でがんが消えたという。
日本では、今後治験や臨床研究が始まる。