イベントに行った時の話 | アメリカの片田舎で淡々と暮らす日常

アメリカの片田舎で淡々と暮らす日常

ミドフォーのワーママです。よろしくおねがいします。

週末の夕方。
イベントが開催されていたので行ったら、
移動遊園地が来ていた。
ミニサイズのジェットコースターとか、
イメージ的には昔デパートの屋上にあったような
サイズ感のアトラクションが6,7基ほどあった。
乗りたい人は、チケットを買う。
アトラクションに応じて1回の乗車で

チケットを3~4枚が必要。
チケットは1枚1.5ドル。
30ドルで24枚綴りのチケットを買えば、

バラ売りよりちょっとお得。
35ドルで1日乗り放題のリストバンドも買える。
アトラクションの数と規模を考えると、

一人35ドルというのが高く感じてしまったので、
リストバンドを買っていく

老若男女を横目に24枚綴りのチケットを買い、
子供らに12枚づつ渡した。

二女はその場所で一番面白そうな

コースターの方へ迷わず進んでいく。
長女は、最初二女と一緒にそのコースターに

並んでいたが、並んでいる間に

そこでチケットを使うべきかどうか迷ってきて、
乗れる順番になった、と思った瞬間、
後ろに並んでいた他の子に先を越されてしまい、
乗る気がなくなってしまった。


半泣きでそのジェットコースターを離れ、
他のアトラクションも見て回り、

じっくり考えてから所要時間の長いメリーゴーランドへ。
そんなことをしているうち、二女が

手持ちのチケットを使い果たし、
無料で遊べる遊具の方へ行こうと言い出した。


無料のバウンシングキャッスルではしゃぐ子供達。

そろそろ時間も遅くなり、帰る時間かなと思ったが、
長女はまだチケットを5枚持っていた。
急いで何かに乗る、というので、

再びアトラクションのエリアへ。
さっき乗る直前で離れた
時間が遅くなったせいか、客層が変わっている。
並んでいるのはライブ目当てらしき若者とか、

高校生くらいの子が多い。
順番抜かしをする子もいない。

長女の番になり、係の人に4枚のチケットを渡そうとすると
「You can keep」とタダで乗せてくれた。
さっき途中で直前で離れたのを覚えてて

タダで乗せてくれたのか、
たまたま気まぐれだったのかはわからないが、
思わぬ幸運に、長女の顔がパッと明るくなった。
浮いたチケットを使って向かいの

舟のアトラクションにも乗れた長女は
他の家族よりも満足そうだった。