少し前に何人かの方々から
”自家製酵母の作り方を教えて!!”というリクエストを頂きました^^
こういうリクエストはうれしいです♪
私は何冊かの自家製酵母の本を参考にして作っています。
特に高橋雅子さんのレシピが大好きで一番参考にしているのがこの本です。
- 「自家製酵母」のパン教室―こんなに簡単だったんだ!マイペースで楽しく続けられる/高橋 雅子
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今はこれをちょっとアレンジしていますが
自分が一番上手くいった方法をご紹介します。
初心者の方にはレーズン酵母がおススメ!と言いうけれど果物も意外と簡単。
イチゴやリンゴ、柑橘類は酵母がおこしやすいと思います。
ただ、レーズン酵母は冷蔵庫で1~2カ月はもちますが
生の果物から作ったものは2週間くらいで使いきったほうがいいみたいです。
≪基本の酵母のおこし方≫
1.ビンの消毒。
ビンは300~500mlくらいのものを用意。
流水でよく洗ってシンクに置き、少しずつ熱湯を注ぐ(やけどに注意)。
お湯を捨てる(ミトンなどをしてください)。
2.酵母おこし。
果物は皮の近くに一番”酵母のもと”が多いので皮ごと刻んでビンに入れる。
酵母をおこす材料(イチゴや柑橘など)とほぼ同量くらいの水を入れる。
ビンを軽く振って空気を入れる。
砂糖小さじ1を加えてフタをして常温に置く。
*水の量はアバウトでO.K.です。
3.ビンふり。
1日1~2回ビンのフタを開けて、
ブクブクと泡立ってきて、一番のピークが少しおさまった頃が完成。
*私は朝晩2回のビンふりをしています。その方がピークを見逃しません。
酵母の完成は季節によって違いますが、3日~1週間くらいです。
酵母おこしに一番最適なのは25℃くらい。
これから真夏の一番暑い季節はちょっとお休みしたほうがいいかもしれません。
果物は無農薬のものを、レーズンの場合はオイルコーティングされていないものを
使ってください。(ブクブクと泡立ってこないです)
リンゴやナシは皮ごと、イチゴはヘタごと使います。
春はもっぱらイチゴ酵母でしたが今は爽やかな柑橘類がおススメ。
柑橘類だけは扱い方がちょっと違います。
実とわけます。
ビンに基本の作り方と同じように入れたら
皮をのせてフタをします。
この皮は1日置いたら取り除いてください。
後は基本の作り方と一緒です。
皮は香りをうつすために入れますが
ずっと入れておくと苦みが出てしまうんです。
こうしてブクブクと泡立ってきたら完成です^^
これが出来たら元種を作ってからパンを作りますが
酵母液をそのまま使ってもパンが作れます。
それはまた次回に^^