泣きたい気持ちを堪えて戻った部屋には、

ショックな光景が待っていた。


娘と選んだ夫への誕生日プレゼントが、

無造作に、部屋の隅に追いやられていた。


開封もせず、

リボンも解かず、


ゴミのように。