取材しての報道でなく、ストーリー広報 | 考察材料と備忘録

取材しての報道でなく、ストーリー広報



98 :2008/03/15(土) 07:43:01

各スポーツ紙B担当


日刊スポーツ 大崎公一郎

スポーツ報知 国分敦

スポーツニッポン 阿部公輔

デイリースポーツ 八木裕子

この3人目の人。春馬さんが17日夜10時まで撮影参加& 18日 「午前」から撮影予定と証言した文化社会部部長。Bーにん系38ネ屋で芸能リポーター。

書込掲示板に以下のように書かれていた人。

ス◯ー◯ニ◯ポ◯文化社会部のA部公S記者 が、Bーニ◯グプロダクションの仕切りで、豪華な結婚式を挙げた。結婚式は6月にグランドプリンスホテル...

仕切り。司会進行段取りだけじゃなく。

一介の記者が?な内容だった、と(書込全文後ほど)。


ちなみにkkcmykも38ネ屋で芸能リポーター。

「6月からクランクインしていて、役どころはメインの役ですよね。3話まで撮影済みですし、亡くなる前日の夜10時ぐらいまで撮影をしていた」「次の日も午前中から撮影がスタートするはずだったのに、三浦さんが来なくて。入って来たのは訃報だったということで、共演者の方たちも憔悴(しょうすい)しきっているということで、代役を立てて撮影再開ですというわけには絶対いかないですよね」と説明した人。


https://hochi.news/articles/20200720-OHT1T50090.html?page=1



https://www.rokusaisha.com/wp/?p=6323

《脱法芸能36》M根S司──Bーニ◯グはなぜミ◯ネ独立を支援したのか?

Date: 2015年1月15日


Categories: 星野陽平《脱法芸能》


これまで当連載で紹介してきたのは、主に独立で業界から干されたタレントだが、中には独立しても干されないどころか、ますます芸能活動が活発になるタレントもいる。たとえば、Bーニ◯グ◯ロ◯ク◯ョンという有力な後ろ盾を持った、フリーアナウンサーのM根S司のケースだ


◆やしきたかじんの後押しでフリーとなり、『ミ◯ネ屋』でブレーク



月刊『◯X◯L◯(◯グザ◯ル)』2015年2月号(L◯H発行)では51歳の肉体改造美を披露


M根は1987年にK西大学を卒業し、A日放送に入社した。2004年3月末にA日放送を退社し、4月から大手芸能事務所のフ◯ム・フ◯ー◯ト◯ロ◯ク◯ョ◯大阪支社に所属し、フリーに転身した。フ◯ム・フ◯ー◯トといえば、Bーニ◯グ◯ロ◯ク◯ョ◯でGひ◯みのマネージャーを務めた小G健2がBーニ◯グからのれん分けのような形で設立した大手芸能事務所だ。


このときは、番組で共演していた、やしきたかじんがA日放送の社長らに「フリーになりたいそうやから、何とか、ならしたってほしい」と直談判してくれたという。


その後、司会を務めるY売テレビ制作の『情◯ラ◯ブ ミ◯ネ屋』が全国放送となり、M根は日本中に顔が知れ渡る売れっ子となった。


そして、2010年3月末には、フ◯ム・フ◯ー◯トと契約解除し、4月から新事務所、テ◯ク◯フに移籍した。テ◯ク◯フは、元フ◯ム・フ◯ー◯ト大阪支社長で宮根のマネージャーを務めたY山Tが代表取締役に就任し、東京に設立された芸能事務所だ。M根はテ◯ク◯フの所属タレント第1号で、M根自身も出資しているから、実質的な独立ということになる。


◆「芸能界のDン」の後ろ盾で東京キー局へ進出


芸能界では、タレントが独立する際、強烈なハレーションが起きるものだが、M根の場合は違い、独立直後の4月からF◯テレビ系列の新情報番組『Mr.サ◯デ◯』でメインキャスターを務めることが決まり、東京進出に道筋を付けることができた。


実は『Mr.サ◯デ◯』の初回放送日には、Bーニ◯グ◯ロ◯ク◯ョ◯社長で「芸能界のDン」と言われるS防I◯がわざわざF◯テレビに現れ、異例のことに、F◯テレビでは驚きの声が上がったという。S防がM根の後ろ盾になっているという話は業界では有名な話だった。実力者がバックについたM根の独立をとがめる者など業界にはいない


フ◯ム・フ◯ー◯トから独立までの経緯については、『S刊S潮』(2010年4月22日号)が報じている。それによれば、M根の独立のきっかけとなったのは、2007年11月にフ◯ム・フ◯ー◯ト社長、小Gが死去したことだったという。


小Gが死去して1年あまり経った2009年初頭、M根のマネージャーだったY山が「M根と一緒に独立したい」と言い出した。この時は、フ◯ム・フ◯ー◯ト側が慰留し、どうにか思いとどまらせることができたというが、これで話は終わらなかった。


2009年11月、小Gの三回忌にBーニ◯グのS防が現れ、霊前に手を合わせた。その1ヶ月後にM根が独立を宣言した。芸能記者によれば、「S防さんは、小Gさんの霊前に『M根の独立を認めてやってくれ』と“仁義”を切りにいったと見られています」という。芸能界でいうところの「恩」や「義理」は、実力者の前では簡単に破られるのである


M根にとっては、独立によって自分の手取りが増え、ウン千万の収入アップが見込める。また、小Gよりも大物のS防が後ろ盾になってくれることで、マスコミ対策が強力になる


2012年1月、M根に隠し子スキャンダルが持ち上がったことがあったが、これをスクープした『女◯セ◯ン』の記事では、なぜか美談仕立てだった。本来なら報道番組の司会者に隠し子騒動はアウトで、番組交番でもおかしくない事態だが、M根の場合は不問に付された。


TVキャスター囲い込みでBーニ◯グが画策するのはメディア・コントロール


では、M根の後ろ盾になるBーニ◯グ、S防には、どんなメリットがあるのか。まず、M根から直接、上納金が入ってくるはずだ。筆者が聞いた話では、M根の事務所、テ◯ク◯フにはBーニ◯グやBーニ◯グと関係が深いとされる大手出版社のG冬◯も出資しているという。


Bーニ◯グにとってのM根の存在価値はそれだけでなく、メディアをコントロールする上でも重要な鍵となる


M根が独立して初の仕事となった『Mr.サ◯デー』の2回目の放送日である2010年4月25日に女優のs尻eリ◯とハイパーメディアクリエイターのT城◯の離婚スクープが大々的に報じられたことがあった。翌日のスポーツ紙は各紙とも1面で「離婚へ」と書き立て、その後、大騒動に発展していった。


s尻はもともとSタ◯ダ◯ト◯ロ◯ー◯ョ◯に所属していたが、2009年9月30日、契約解除となっていた。後の報道でその理由が薬物問題にあったことが明らかとなっている。


その後、s尻は夫のT城とともにスペインで個人事務所を設立したが、芸能界への復帰は進まなかった。その理由は、復帰のためには夫のT城と離婚しなければならないという条件を芸能界から突きつけられていたためだった。


なぜ、s尻は離婚しなければならなかったのか。s尻がSタ◯ダ◯トから契約解除された直後の『S刊ポ◯ト』(2009年10月30日号)の記事「『それが女優復帰の条件』で始まるs尻eリ◯の“離婚カウントダウン”」に、「芸能プロダクション幹部」のコメントとして「今回の騒動で、夫(T城)の存在がいかにやっかいかわかってしまった」とある。さらに「芸能ジャーナリスト」のコメントでは、「女性タレントや女優に、仕事に口を出すようなオトコがつくと面倒が起きるというのは定説」と解説されている。


芸能界が求めるs尻とT城の離婚を演出するために『Mr.サンデー』は使われたと見た方がいいだろう。


◆事務所の意向で干されるテレビ文化人たち


M根の事務所、テ◯ク◯フには、2011年から日◯テ◯ビ出身の人気アナウンサー、H鳥S一が、2014年にはT◯S出身のアナウンサー、t中mな◯が所属するなど、陣容を拡大している。また、アナウンサーだけでなく、2011年には元カリスマキャバ嬢のt花k桃がテ◯ク◯フに入ったが、t花はその前年にB◯ニ◯グと関係の深い大手芸能事務所、ケ◯ダ◯シ◯の取締役でS防のブレーンと言われるT口G一と結婚していた。


アナウンサーは情報番組などで司会を務めることが多く、その発言には極めて大きな社会的影響力がある。M根と所属事務所、テ◯ク◯フは、S防の拡声器のようなものになっているのだ。現実に先に紹介した沢尻の離婚報道に見られるように、S防はM根を使って世論操作を仕掛けてきた。芸能分野だから、あまり目立たないかもしれない。だが、それが政治や経済を結びついてくると重大な問題になってくる


作家のh真◯子が『S刊B春』(2011年9月8日号)の連載コラム「夜ふけのなわとび」で次のように述べている。


「聞いた話によると、最近コメンテーターという人たちは、たいていの場合、その番組の司会者のプロダクションに所属しているという。

私と仲のいい学者さんは、朝のワイドショーのレギュラーコメンテーターを続けるなら、『○○さん(司会者)のプロダクションに入ってください』

と言われて断ったところ、その後、ホサれたそうである」


芸能人だけでなく、文化人も事務所の論理によって干されるのだ。そして、情報番組やニュースが芸能界方式で操作されているとしたら……と考えると、何とも恐ろしくなってくる


▼星野陽平(ほしの ようへい)

フリーライター。1976年生まれ、東京都出身。早稻田大学商学部卒業。著書に『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)、編著に『実録!株式市場のカラクリ』(イースト・プレス)などがある。


星野陽平の《脱法芸能》

森進一──「音事協の天敵」と呼ばれた男

◎石川さゆり──ホリプロ独立後の孤立無援を救った演歌の力

◎浅香唯──事務所と和解なしに復帰できない芸能界の掟

◎爆笑問題──「たけしを育てた」学会員に騙され独立の紆余曲折

◎中森明菜──聖子と明暗分けた80年代歌姫の独立悲話(後編)

◎中森明菜──聖子と明暗分けた80年代歌姫の独立悲話(前編)

◎松田聖子──音事協が業界ぐるみで流布させた「性悪女」説

◎《書評》『ジャニーズ50年史』──帝国の光と影の巨大さを描き切った圧巻の書