『わたしを離さないで』 | 考察材料と備忘録

『わたしを離さないで』

初めて視聴した感想を。


救いがない、辛い、重い、というレビューを読み過ぎて、覚悟し過ぎたかな、と。

確かに軽く明るい楽しい話ではないけど、

重厚な、普遍的な、見応えある作品、と思った。


『14才の母〜愛するために生まれてきた〜』

『僕のいた時間』の系譜、ですよね。

生、生き方、授かった命、命のリミット、死、使命、自分らしさ、周囲と向き合うこと、運命を受け入れる(または抗う)こと、日々を人生を本気で生き切ること、幸せとは? 未来とは? 希望とは? 夢とは? 支えは?

私は何に命や人生を捧げられる? 

私は何に縛られ奪われている?  

誰に何を与え、与えられている?

その中でしたいことは?できることは?

本気になれることは? 

生まれてきて良かったなあ、と思うには…?


欲求と、選択と…


見た人の数だけ、見たタイミングにより、

答が挙がりそうな、

大事なこと・もの・人・時を抱きしめ直したくなる、

すんごい深い深い、考えさせられる作品。


特別な環境・条件下にいる彼らと、我々だって実はそんな違いはないのでは? 

いつ・何で命が終わると知らされているかいないかだけで…


視聴率とか流行とか関係なく、

臓器移植とかリミットとかにとらわれ過ぎず、

ぜひたくさんの人に見てほしい作品(小説も外国版映画もある)。


冒頭に局名が表示されると血の気が引くけども、

ちょいちょい気になる要素もあるけども


2派(3派?)いるとされるあの局の中の良心派(金故意反対派)による作品なのかな、と(監督は、複数回共演者のご子息だし)


1巡目と2巡目で見どころや印象がガラッと変わる初めての経験も。


ワードにドキッとさせられたりも。

「からっぽ」「自暴自棄」「もう十分幸せ」

撮影より後に春馬さん自身や、周辺が、同じ言葉を用いたとき何を思ったか?


「僕たちの仕事・役目は想像力を届けること」

「自分のできることを現場に・作品に置いていく」

と言っていた春馬さん。


すんごい宿題をいただきました。

春馬さんの作品や言葉と一緒に、

春馬さんのメッセージを受け取れるよう

つとめたいと思います。


大変シリアスなお話だけども、

ねむる美和の隣での手つなぎの激しさ(堂本兄弟、での『♪you』みたい)と

トモのちょっと雑な(お行儀悪汚系で、春馬さん"らしくない")くしゃみの可愛さと

トモのピュアなマインドそのままの笑顔に

すっかりやられてしまい、何度もリピしてしまう。

新しい介護人「美人」「お◯ぱい大きい」で恭子と思うとこも可愛い。

この辺は救いでもあり癒しでもあり。


大事な&愛しい作品リストにIN。