本日の読書感想文


 

 

集中力がすべてを解決する

樺沢紫苑


 

集中力は現代社会を生き抜くための究極のスキル!  

 

情報過多な現代。スマホがピコピコとメッセージの到来を告げ、ちょっと調べ物をしようとパソコンを開くと、すかさず入ってくる”あなたへのおすすめ”情報。うっかりクリックしてしまうと、次々と情報の波に流されていく。

 

「集中力」を鍛えなければ、1日が何時間あっても足りないですよね。私は今、化学療法中なので、人との予定はほとんど入れず、なんの締め切りもなく、ほぼ家にいる生活なので、時間が無限にあるような気がしています。この状態だと、夜になって「あれ?今日何したんだっけ?」となることもしばしば。

 

せっかく神様がくれた休養なのに、こんなことではもったいないです。しかも、「集中力は成功を呼び寄せるだけでなく、幸福をも引き寄せることが科学的にわかっている」とのこと。それならば、ぜひ知りたい!

 

 

 集中力を高めるための4つのポイント

 

集中力とは、注意力が続く状態。そして、脳の流れをよくすれば、集中力は高まるのだそうです。ということでこの本には、集中力を高めるための4つのポイントが書かれています。

 

<脳の流れ>

入力

思考

整理

出力

 

【集中力を高めるための4つのポイント】
■ポイント① 集中力を高めるためのインプットの技術
脳機能「ワーキングメモリ」の活用や、タイムマネジメント、効率的な学習方法など、脳のインプットを最大化する秘訣

■ポイント② 仕事のスピードと質を高めるための出力の技術
時間管理術やTO DOリストの作成法など、即効で生産性を向上させる方法

■ポイント③ 「自己洞察力」の鍛え方
ポジティブ思考の習慣や、雑念の排除、ミスの防止方法など、脳の最高機能を引き出すための内省のテクニック

■ポイント④ 脳の効率的な「整理」方法
感情の管理や、成功と失敗の整理術、睡眠法など、脳のコンディションを最適化して、ピークパフォーマンスを長期間にわたって維持できるための習慣

Amazonページより引用

 

ちなみに、集中力が低下するには、パターンがあります。

 

【集中力低下の3大原因】

(原因1)1日のリズム、疲れ

(原因2)脳疲労・ストレス

(原因3)ワーキングメモリ(作業領域)の低下

 

まずここをとりのぞかないといけません。

 

 

 ゾーンに入る9つの方法

集中力をさらに極めた状態が「ゾーン」です。ゾーンとは「仕事やスポーツなど、今、その瞬間に完全に集中し、普段よりも高いパフォーマンスが発揮できる。それでいて疲れ知らずで、気がつくと何時間もたっていた」という状態。

 

健康のさらに上の状態で、仕事が超速で終わり、毎日が思い通りになるといいます。ゾーンに入るためには、まず集中力を高める必要があります。

 

 

そして、「ゾーンに入る9つの方法」はこちら!

 

【ゾーンに入る9つの方法】

1. 心と体を整える
2. スマホを遠ざける
3. 予定を入れない
4. 物理的にきれい
5. 物理的に集中しやすい環境
6. 脳内がきれい
7. 流れるように作業する
8. チョイ難(ムズ)
9. シングルタスク

 

さらりと書いてありますが、これを徹底するのはむずかしいかも…


 

まずこれをやってみます 

 

この本を読んで私がやろうと思ったのは、次の3つです。

 

1 早寝早起きして1日の生活リズムを整え、午前中にアウトプットに集中できる状態をつくる

2 TO DO リストを作って、やるべきことがすぐにわかるようにする

3 ウルトラディアンリズム(90分の覚醒状態+20分の疲労)を意識して使う

 

 

こちらの本にもありましたが、睡眠はほんとうに重要のようです。がんが消えていく生き方も、ゾーンに入る方法も、共通点がかなりありました。

 

じぶんの心とカラダを整えるのが、幸せな人生の根幹だと思いました!