監督:アレハンドロ・アメナーバル           2004年/スペイン
キャスト: ハビエル・バルデム   ベレン・ルエダ  ロラ・ドゥエニャス
      クララ・セグラ  マベル・リベラ ほか



<受賞した映画賞>

アカデミー賞(外国語映画賞)(2005年)
ヴェネチア国際映画祭(男優賞)(2004年)
ゴールデン・グローブ(外国語映画賞)(2004年)



実在の人物ラモン・サンペドロの手記「レターズ・フロム・ヘル」を元に、『アザーズ』の
アレハンドロ・アメナーバル監督が映画化した作品。全身麻痺の障害を負った主人公に、
『夜になるまえに』のハビエル・バルデムが特殊メイクでリアルに演じる。
ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞に輝いた壮大な心の旅路を描いた真実のドラマ。



25歳の夏にラモン・サンペドロ(ハビエル・バルデム)は、事故により首を骨折、寝たきりの
生活を送る身体になってしまう。それから26年後、ラモンは自ら人生にピリオドを打つことを
決意するが、弁護士フリアと村の女ローザと出会い・・・          ――― シネマトゥデイより                                    


★。、::。.::・’゜☆。.::・’゜★。、::。.::・’゜☆。.::・’゜★。、::。.::・’゜☆。.::・’゜★。、::。.::・’゜☆。.::・’゜★



四股麻痺の男性が尊厳死を望む、実話を基にしている話です。

わりと評価は高い映画なようですが、事故の内容にしても自分の不注意によるものだし、
尊厳死を望む理由もかなり身勝手で、私には同情する心理になれませんでした。

生まれつきというのではなく、25歳という(若い)年齢で不自由な体に・・・
というところが、主人公ラモンの思いを察するのに重要なポイントです。

体で愛し合うことが出来ない辛さだけ前面に出ていて、兄が死んだら自分は
世話してもらえなくなる、というような不安もリアルではあるけど、自分本位
に感じました。

ラモンがラストで車に乗り込むシーンでは、家族一人一人のラモンに対する気持ちが
突き刺さるように感じて涙が溢れます。(ラモンにではなく、家族に対して・・・)

尊厳死というテーマは複雑で一言では語れませんが、認められなかった理由が
そこにあるように思えます。

みなさんなら、この映画をどう見ますか?





<尊厳死がテーマの評価が分かれる映画>

おすすめ度   ★★★☆☆          70点