今日、横浜に行ってきました。

港があって、しゃれた建物が多い場所ですね。

 

観覧車などもあるのですね。

赤レンガの倉庫も初めて行きましたが、そのままの赤いレンガの建物なのですね。(笑)

中には小さな食べ物屋さんなどがびっしりと軒をつらねていました。

人が多くてすぐに出ました。

横浜はあまり縁のない土地です。

海釣りに行くときに何度か来たことはありますが、あくまでも通過するだけでした。

ですが、今回はちょっと違います!

釣りではありません!

あるものが安く買えるという情報を得て電車に乗ってやってきたのです。

そして、買いました!

これです!

 ボウリング用の専用シューズです。

なんか生意気ですよね。

自分だけの靴です。 やったーッ! 

 

 実は今年に入って数十年振りにボウリングをしました。

たまたま、やる機会があってやってみたら、意外に楽しかったのです。

ストライクも1回 出すことが出来ました。

 

 ピンを全部倒すことが出来ると気持ちがいいですよ!

18メートル先に並べられた10本のピンに向かい玉を転がして倒すだけのことですけど、

単純なようですが、意外に難しく奥が深いものがあります。

通常料金は1セットで400円~700円ほどでゲームができます。

曜日や時間帯、それぞれのボウリング場によってもずいぶん変わります。

通常使用する靴は専用の靴になるので大体はボウリング場のレンタルで靴を借りることに

なると思います。

1回借りれば1日使えます。 料金は450円くらいします。

まぁ、1回だけであればそれでもいいのですが何度かやるとしたら、そこそこの金額に

なってしまいます。

いっその事 買ってしまった方がいいのかも・・。 

そう考えたのです。

 

 もちろん、高価な高級品もあれば初心者用の安価な靴までと幅広く用意されています。

ネットで調べてみると、思いのほか安く買えることに気がつきました。

よーし、買おう!

でも、靴は実際に履いてみて決めた方がいいので通販で買うのは抵抗がありました。

このモデルにしようというところまでは決めていたのですが、いざ購入に踏み切れないで

いました。 うーん、どうしようかな?

と思っていたところ、知り合いが知っているボウリング場のショップで安売りしている

ぞ!と教えてくれました。

元々の値段もそんなに高価なものではありませんが、確かに安い値段になっていました。

2250円です! とても安いです!

なんといっても、実際に自分の足のサイズに合うものを確認することが出来ます。

デザインも気に入りました。

 

 ちなみに右投げの場合は左足が滑るように工夫されています。

靴の底の構造が違うのです。

つま先も硬くなっています。

ボールを落としてもケガしませんね!(そんな人は滅多にいないでしょうけど)

 

 AMAZONで教本も購入しました。(中古です)

値段は1円です。 これ以上安い値段はありません!(ただ、送料が230円だったかな?)

少しずつ勉強していますが、この中で気になる記載をみつけました。

 ハウスボール(ボウリング場に置かれてあるボールのことです)ではスコアが170が

限度だと書かれてあったのです。

要は自分のボールを作ってそれで練習した方が腕が上がるということのようです。

確かにそうかもしれませんが・・。

 私、今日のハイスコア182なんですけど!!!

これは靴を買ってすぐ履いて、ゲームをしたのですが2セット目の記録です。

 

 

 使ったボールはもちろん、マイボールなんて持っていないのでハウスボールです。

まぐれだと思いますが、ストライクが3回続きました。

隣の男子中学生グループが拍手してくれました!

皆が注目する中投げたら4回目はやはり無理でした。

 (プレッシャーに弱いのね・・・情けない 

   しかも、3ゲーム目はたったの73でした! 涙! 

   3ゲームのアベレージは123です。 

  やはり、本に書かれてあることは本当ですね )

 でも、ちょっとは「可能性を持っている」ということでしょうか。

成せば成るのでしょうか?

今日 叩き出した 182という数字は人生最高得点です。

(子供のころにちょっと体験して今日で10回目くらいだと思います)

 

 あと、1回ストライクを出せていたら200点は超えます。

さらにあと2回ストライクが出せていたら、大会で優勝できる得点に近づきます。

えーぇ!大会で優勝するのも夢でないかもしれません!! 

なーんて、夢のまた夢だと思いますが、

可能性は追求する価値がありますよね。

 今日のボウリング場でプロが投げていました。

しばらく後ろから見ていたのですが、完全に違います!

 フォームが美しいし、ボールもスッとレーンに入り吸い寄せられるようにピンに近づいて

いきます。

そして直前で、キュと曲がってみごとにストライクでした。

これがプロなのか! すごい! それにどうでもいいけど、きれいな人だ!

(若い女性のプロはみんなきれいな人たちです。 なぜでしょうね。)

スコアは250近くまでいっています。

おそらくこれを何度でも再現出来る技術を持っているのだと思います。

すごいな。 こんな風に投げられたらなぁ。

 大会に出て優勝するなど無理だと思いますが、今後、楽しみながら練習していきたいと思

っています。 

 有意義な休日を過ごせてよかったです。

明日から仕事だ!  がんばろ。 

 

 

 

 家の近くの公園に散歩に行きました。

 

ここの公園には、ちょっとした魅力があります。

特に春の季節にはその魅力が全開になります。

 

 これです。

 

梅。  ただ梅の木が1本あるというものではありません。

梅林があるのです。

  平地に植えられているだけではなく、傾斜地にも梅の木があるので梅の木が

多角的に眼に入り、立体的な大きな空間の中で梅の花を楽しめます。

 2月の11日(土曜・祝)からは「梅まつり」と称して大々的にこの公園が

イベントの会場になります。

3月5日(日)まで開催されます。

これが通りで見かけたポスターです。

  イラストの絵がすごくいいと思います。

作者は michiko taniuchi  さんとあります。 

梅の木と子供たちとの構図と配置が素晴らしいと思います。

色使いもやさしく、温かいタッチで見ていると手を触れたくなります。

特に横笛を吹いている女の子の髪の毛が揺れているところがいいです。

女の子の動きで揺れているのか風が吹いて揺れているのか、絵の中に躍動感があります。。

 ポスターの内容を見るとイベントの予定が目白押しです。 すごいぞ!

なんと、2月17(金)18(土)19日(日)24日(金)25日(土)26日(日)には

梅林のライトアップとあります。

40回目を迎えるにあたって、今回初めての試みのようです。

きっと美しい光景になると思います。

 

 今年も公園の並木沿いに模擬店が並び、植木やサクラソウなどを置く園芸店、そして

川場村の物産展が催されます。

抹茶のサービスもあるようです。 

舞台も設置され、琴の演奏などが予定されています。

2月11日には俳優の八嶋 智人(やしま のりと)さんによるトークショウが予定されて

います。 

はぁ、なんか、私は世田谷区の広報担当みたいになってきました・・ので

宣伝はここまでにして・・。 

 

 以前はよく、この梅まつりの時にサクラソウを買いました。

淡いピンクの小さな花びらでとても可愛らしい花です。

 

 風と戯れるサクラソウの姿は一見 か弱そうに見えて、実は力強く生きている強靭な生命力

を持つ野草のたくましさを感じます。

可憐な花ですよね。

 

 梅の花も好きです。

ベーシックな花弁で日本的で樹木全体から滲み出す、柔和さというか心が落ちつける

雰囲気があります。 

 枝振りが直線でなく、単調ではないので味わい深いと思うのです。

なんと言っても梅と桃、そして桜の花は春を代表する三大名花ですからね。

 

 今まで、あまり気にすることなく通り過ぎていたのですが気が付いたものがありました。

白い花と赤い花をつけた梅の木が一対になって竹で作られた囲いの中に納まっています。

 石碑の文字を見てみると菅原道真の飛梅(とびうめ)と書かれてありました。

 

 なんのこっちゃと思い、読んでみると驚くべきことが書かれてあります。

なんと梅が(空を)飛んで、京都から大宰府(福岡県)まで飛んで行った。

と書かれてあったのです。

 その内容です。

<飛梅とは、菅原道真にまつわる梅の伝説に登場する梅の木のことです。

平安時代、時の右大臣であった道真が大宰府に左遷となり京を発つとき

日頃大切に育てていた梅に向かって 「こちふかば にほひをこせよ

梅のはな あるじなしとて 春なわすれそ」と詠むと、梅は主人を慕って

大宰府まで飛び、根付いたということです。

 この紅白の梅の木は、その「飛梅」の分身であり梅の木がある大宰府天満宮から

寄贈されたものです。  平成七年二月 >  と書かれてありました。

                            (菅原道真 wiki)

 いやぁー、さすが学問の神様です。

文章もさることながら、梅に対する慈愛を感じます。

東風が吹いてきたら香り高く梅の花を咲かせてくれよ。

その頃には私はもういないけど、

春の到来を忘れないでね! という意味ですよね?

哀しみもありますが、やさしい歌ですよね。

 

 道真が本当に梅の木を大切にして可愛がっていた様子が伝わってきます。

梅の木もこれだけ愛でてもらえたら、とても幸せだったと思います。

なんか、梅の木がご主人様を追って空を翔(か)けた気持ちが想像できます。

ご主人様を慕って離れたくない一心で空を飛んだというのですね。

                                    (大宰府天満宮の飛梅 wiki)

 

 でも、本当でしょうか?

梅の木が自分一人の力で空を飛ぶのは物理的にはどう考えてもありえないことです。

事の顛末はおそらく、侍従のひとりが道真の梅に向ける愛情に深く胸を打たれて、京都の

梅の苗木をひそかに大宰府に持って行ったのだと思います。 

そうして梅を育てたのではないのでしょうか。

その梅の木の話が伝承される中で、美化され、脚色もされて いつしか「飛梅」になったの

ではないかと思います。

とは、言っても この話にはロマンを感じます。

植物がご主人を慕い空を飛んで追いかけたというのですからね。

 

 事の真相はわかりません。

ひょっとしたら、本当に梅の木が空を飛んで移動したのかもしれません。

見てみたいですよね。

 

 梅の花はもうすぐ満開になります。

今年も公園には多くの方たちが訪れるはずです。

うららかな春のひとときをこの公園で過ごされてみてはいかがでしょうか。

きっと、楽しめると思いますよ。  

  ところ 世田谷区羽根木公園 

  日時  2017年2月11日から3月5日まで 

  最寄駅 井の頭線 「東松原」駅下車 徒歩7分 

      小田急線 「梅ヶ丘」駅下車 徒歩5分 

  主催  せたがや梅まつり実行委員会  

 よく晴れた日、私は千葉へ向かいました。

 東京駅から京葉線で千葉の曽我駅まで行き、そこから内房線に乗り換えて

あとはひたすら房総半島を南下します。

ちょうど東京湾沿いにくるっと廻るような感じです。

 

袖ヶ浦、木更津、君津を通過します。

以前、木更津まで自転車で来たことがあります。

富津の海岸近くの林でテントを張り一泊したことがありました。

思い出のある場所です。

 

さらに南へ向かいます。

浜金谷駅を通過します。

ここで降りれば鋸山(のこぎりやま)に行けます。

標高329mの山です。

ロープウエイを使えばあっという間に山頂に到着します。

天然の巨大な岩を削った仏像や観音様もあります。

見晴らしがよく東京湾が一望できます。

けれども今回は山には行きません。

電車の進行方向に向かい、右側に座って車窓を見ていると景色が激変してきます。

住宅の屋根がトタン屋根から瓦(かわら)の屋根になりました。

 

沿岸からの強い風と塩害から住宅を守るためですね。

暮らす場所によって、人間にとっての利便性が大きく変わります。

いいところや、困るところといろいろありますが、今 私は単なる通りすがりなので

無責任に景色を楽しんでいます。

 

港が見えました。

いいなぁ。

家の近くにこんな港があれば夏は堤防から釣りだな。

小さいアジの群れが港に入ってくるかもしれない。

だとしたら、仕掛けはサビキ釣りにするか・・。

妄想が膨らんできます。

 

眼に飛び込んでくる風景にますますテンションがあがります。

やはり海はいいな!

そして、青く広い空もいい。

海の向こうに雪を冠した富士山も見えました。

ここからは直線距離で100キロ以上あるはずですが、くっきりと大きく見えました。

すばらしい景色です。

(電線が重ならない瞬間で富士山を写真に撮ろうとしていたら見えなくなってしまいまし

た。 トホホ。

 

 安房勝山(あわかつやま)駅、富浦駅、と通過して目的地に着きました。

館山駅です。

まずは、駅の観光案内の窓口へ行ってみてパンフレットを見てみます。

おっ、これは! なんと 「いちご狩り」と書かれた文字が見えます。

行ってみるか、どっちにしても時間はあるし・・。

ちょっと恥ずかしさもありますが、いちご狩りに行きました。

               (あら、恥ずかしがり屋さんなのね)

30分食べ放題で1500円ほどでした。 パンフレットに割引券が付いているので

有効に使いましょう。

 大きな粒でとても甘くておいしかったです。

これほど立派ないちごを食べたのは生まれて初めてでした。

ミルクが入れられた小さめのパックを渡されて、赤く熟したいちごをポキッともぎとり

ひたすら食べまくりました。 

といっても、それほど一度に食べられるものではないですね。

すぐにお腹がいっぱいになり、食べられなくなりました。

その時に食べたいちごの品種は「ヤヨイオトメ」と聞きました。

いろいろな品種を植えているようでした。

ゴールデンウイークまではいちご狩りが出来るようです。

 

 そして、まだ時間も早いのですが海岸を目指します。

いちご狩りの場所は海岸とは正反対の町の方向にあるので、また駅の方へ戻るように歩き

ました。

 海岸に出ると砂浜に寄せる波の音が耳に入ります。

さざ波が奏でる音はいいですね。

ザザーッと寄せては引いて、その繰り返しです。

こういう単調な動きは人間のこころを落ち着かせるのでしょうか。

 

その場に立ち止まって、砂浜をずっと見ていても飽きません。

何も変わらずにずっと、このまま・・永遠に・・とか妄想が芽を出してきます。

 この場所から見ると海は西の方向になります。 

夕陽が海に沈んでいきます。

ちょっと、雲がありますがきれいな夕焼けです。

右手に富士山が見えています。

はぁ、きれいだ。

今日はいい天気でした。 よかったです。

ここまで来た甲斐がありました。

これなら、きっとよく見えるはずです! 

そうです! 星たちです! 

 (おい!やっと本題か!? 前段が長すぎるぞ!)

 

 ふと砂浜を見ていて、目にとまったものがありました。

私の眼は現金や金目のもの、そして値打ちがありそうなものにはするどく反応します。

                                                                    (どんな眼なんじゃ!)  

さらに不思議なものには特に反応が強いのです。

これは、いったい!? 

不思議ですよね。

石に穴があいています。

見てみるときれいに穴が貫通しています。

まるで電気ドリルで開けられたかのようです。

なんだろう? 

誰かが石で勾玉(まがたま)風のアクセサリーを作ろうとしてドリルで穴を開けたものの

失敗したからこの海岸に捨てたんだろうか?

 おや? 同じような石がまたあった。

どれだけ、アクセサリー作りを失敗したというんだろう?

こっちにもある。

ずいぶん下手な人なんだなぁ。

と思いながら私はいくつかの証拠品をポッケに入れて保管しました。

 

 周りは太陽神ミトラスが姿を消して、暗くなりました。

ですが、すぐに星たちは現れません。

近くにあるイオンモールへ行ってみました。

食事も出来ます。

衣食住 諸々の商品が取り揃えられた店舗があって楽しい場所でした。

高級品が安い値段になっていたりするのを見つけると楽しいですよね。

 

 海の上の夜空はどうでしょうか?

そろそろ、星たちが饒舌(じょうぜつ)になっているはずです。

逃げられたら困るので、気づかれないようにそっと近づきます。

(あくまでも精神的な妄想の延長線上での話しですから気にしないでください)

 

 夜空に雲はありません。

しかし、肉眼ではいくつかの星が確認できるだけでした。

これだけ条件がいいのにダメなのか・・。

肉眼での満天の夜空に出会いたいです。

でも、カメラで撮影すれば違うはずです。

なにせ、人間よりもはるかに優れた感度を持っていますからね。

シャッターの解放時間は60秒、絞りはF2.8 私のカメラではこれが限界です。

 これだけの星たちが写りました。

東からやってきたオリオンが南中(なんちゅう-星の高度がいちばん高い位置になること)

して西に高度を下げながら来ています。

そして私の正面にきました。

パチッ。 

 ギリシャ神話では英雄のオリオンです。

力があり、誰もかなわない狩の名手でした。

                                                      (オリオン wiki)

                                                       (オリオン wiki)

 

しかし、オリオンはとても うぬぼれが強く「たとえ神であっても私にはかなわないだろう」と

まで口にするようになります。

 この思い上がりに怒ったゼウスの后(きさき)女神ヘラは小さなサソリを使い

オリオンを毒殺してしまいます。

 

 思い上がってはいけないんですね。 

サソリの毒で殺されてしまうのですね。

気をつけよう。

謙虚に控えめに誰の生活もじゃましないように気をつけて生きていこう。

貝のように・・。

 

 あっ、そうです。

あの穴の開いた石のことです。

あれはなぜ、穴が開いているのか家に戻ってから調べてみたら分かりました。

どうやら、穴を開けたのは電気ドリルではなくて貝でした。

貝、2枚貝です。

「ニオガイ」ではないかと思います。

ん? 「イシマテガイ」かも・・。

                    (すみません。同定出来ません。)

石に穴をあけてその中で暮らすのだそうです。

自分で酸を出して石を溶かします。

ものすごい、ことをしでかしますよね。

完全に私の能力よりも上です。

 

 石をよく見てみると貫通した穴と、ただくぼみになっている穴があります。

おや? 穴の中に何かいます。

動かすと2つがパタパタと動きました。

貝です。

穴の中に入ったまま海岸に打ち上げられていたということのようです。

あれっ?ポッケに入れてはいけなかったのかな?

でも、しょうがないですよね。

もう手遅れですから。

 

 小さな貝が石にくっついて、穴を開けながら自分も成長してその穴もだんだん

大きくしていき、遂には石を貫通させたということですか。

ん? 石を貫通させた貝はどうなったのでしょうね。

次なる石に立ち向かっているのかもしれませんね。

自然の力はたいしたものです。

こんな小さな貝が硬い石に穴を開けています。

 

 何も変化もなく同じ繰り返しに思えた砂浜によせる波の向こうでは懸命に石に穴を開け

る貝の姿があったのです。

 貝には申し訳ないのですが、今までこの貝の存在を知りませんでした。

おぉ、オリオンの下でこんな出会いがあるとは思ってもみませんでした。

 うん、有意義な一日でした。

とても寒いです。 帰ろう。

 

 

 ん? 江戸(現 東京)かな? 

なんか違うぞ!

 

そうです。 違います。 ここは福島です!

 

 間違えてここにいるのではありません。

「よってがんせ福島」

素直な私はこの言葉通りに「よってがんせ」しました!

福島はいいところです。

 

 2011年 東日本大震災でえらいめに合いました。

数年前までは屋根の上に被せられた青いビニールシートも見かけられましたが現在では

見かけなくなりました。

ちょっとずつ、以前の普通の生活を取り戻せてきています。

原発事故の影響で立ち入り禁止区域だった場所にも徐々に人がもどりつつあります。

 

 江戸へたどり着く前に、福島で温泉に浸(つ)かることにしました。

福島には すばらしい温泉がたくさんあります。

今回向かったのは「飯坂(いいざか)温泉」です。

阿武隈川(あぶくまがわ)水系の摺上川(すりかみがわ)を挟んで川岸にずらりと温泉宿が

立ち並んでいます。

2世紀頃からの歴史を持つ温泉街で、福島の奥座敷の異名を持っています。

ヤマトタケルが東征の折に湯治をしたという言い伝えもあります。

1689年(元禄2年)には江戸からくだってきた松尾芭蕉と弟子の河合曾良(かわい そら)

が訪れ、また正岡子規や与謝野晶子なども訪れています。

 川のせせらぎが聞こえる情緒溢れる温泉街です。

1970年代以降、東北自動車道や新幹線などの整備開発が進み全国からたくさんの人々が

押し寄せる温泉街に成長しました。

 現在では、温泉宿が趣向をこらした独自のプランを多数 用意しています。

日帰りプランでも豪勢な食事付きだったりとお手軽な値段で温泉を満喫できます。

 福島でも雪でした。

雪の中、温泉に浸かっています。

 なんだか、世の中の方々に申し訳ないような気もしますが、とてもいい気持ちです。

身体が温まる。

浴場の窓からは摺上川が眼下に見えます。

 

 

 無色透明っぽいお湯です。 

強いにおいもなく、弱アルカリ性なので、肌にやさしいお湯です。

ただ、お湯の温度設定が高く感じました。(宿によって違うのかな?)

身体が芯から温まりました。

いい、お湯です。

 ひとつ、とても驚いたことがありました。

洗い場に、何かいろいろな種類のシャンプーやコンディショナー ボディソープなどが

置かれてありました。

「馬油さくらシャンプー」と書かれています。

なんか知らんけど使ってみよう! 

うん、いいかも。

「黒墨石鹸で毛穴すっきり」と書かれています。

なんか知らんけど使ってみよう!

あっ、肌がつるつるになりましたよ。

「ピーリングジェル」と書かれています。

なんか知らんけど使ってみよう!

おぉ!肌がボロボロとれてきた!

このままだと、顔がなくなってしまうのではないかと思えるくらいポロポロと顔から

古い角質が落ちました。

というか、こんなに自分って汚れていたのかな?

ガクッ。

 

 ほおぅ、いろんなものがあるのですね。

おそらくですが、大浴場は2つあり、日にちや時間により男用女用とそれぞれ

入れ替えるはずです。

どちらかといえば女性用のものだと思うのですが、両方の浴場に置かれたままになってい

るのでしょう。

肌がすごくきれいになりました。

全身の肌はつるつるです。

顔もきれいになりました!

浴場に置かれているものは、宿の売店で購入できました。

全種類を購入したかったのですが、荷物を増やしたくなかったのであきらめました。

残念! 

 

 食事はバイキングでした。

いろんなものを各自が勝手に皿に盛り付けして、時間制限の中 自由に食べることが出来

ます。

和食、洋食、飲み物もジュース、お酒、コーヒーなどとあらゆる種類が置かれてあります。

カニも食べ放題でした。

大食堂で食べるのですが、みなさん じいちゃん、ばあちゃん、おばさんグループみんな

幸せそうな笑顔で食事をしていました。

 

 食堂に置かれてあった巨大な鳥の彫り物です。

手前に置かれてあるイスと比べるとその大きさが分かります。

幅は3メートルくらいあるのではないでしょうか。

みごとです。

黒松の樹でしょうか。

だとしたら、この大きさですから原材料だけでも相当な値段になるはずです。

彫師の銘を探したのですが、分かりませんでした。

この躍動感、飛び立とうとする瞬間でしょうか。

眼が生きています。

魂が宿っているのではないかとすら思えました。

 

 食事はとてもおいしかったです。

私は食事よりもこの彫り物の方に興味を持ったので食事の写真はありません。

 

 いい温泉がある。

おいしい食べ物がある。

最高です!

極楽です!(行ったことはありませんが)

 

 こうした施設があるといいですよね。

ちょっと、時間があってのんびりしたくなったら手軽に来られるのですから。

飯坂温泉は本当にいいところです。

肌をつるつるにして、顔もむきゆでたまごのようにきれいにして江戸に向かいました。

 

 

 

 雪が全然ないのですね。

物足りないです。

江戸に慣れるまで時間がかかりそうです。

 

 

 

 

  1月10日の午後から東北は天候が急変し、荒れだしました。

大雪です。

 夜になり、翌日の朝になっても雪は降り続いています。

しかも、半端ではない降雪量です。

次から次へと空から大粒の雪が落ちてきます。

「いつになったら止むのか」と不安になるくらいです。

風も出てきて吹雪の状態になりました。

雪がすべてを覆い尽くしていきます。

 視界も奪われ、まともに歩くことが困難になります。

足元の雪は瞬く間に嵩(かさ)が増していきます。

どかしても、すぐにまた雪が積もりだします。

自然の力に人間は勝る力を持っていません、その繰り返しが続きます。

これが、雪国の素顔です。

本当の冬です。

 そんな中、私は江戸(現 東京)へ向かいました。

「お前にはこの冬の厳しさを乗り越えられんじゃろう?」

「この半端ものが!」 「出直してこんか!」

「修行が足りんのじゃ!」

吹雪の中を歩く私の背中にそんな言葉が浴びせられているように思えました。

雪国の厳しい別れのあいさつを受けながら私は歩きました。

 雪国、いや豪雪地帯では冬を乗り越えられないと人々は生きていけません。

冬を乗り越えるために雪がない時期から準備を始めます。

 家屋が降雪で潰されないように補強し、家の周りを板などで囲い、窓や玄関などを吹雪や

雪害から守ってきました。

生活を維持するために充分なマキを用意し、漬物などの保存食をたくさん作り、冬の間

雪と戦いながら生きてきました。

 東北の人たちが粘り強く、がんばりやな性格はこの風土が作り出した

DNAの影響なのだと思います。

 田畑は冬の間、休息します。

でも、山や平野に降り積もった雪は次の季節には大量の水になり

大地を潤すことを約束してくれます。

 

 皆 こうして、ずっと以前からこの土地で生きてきました。

皆 こうして、この先もずっと この土地で生きていきます。


 

 

  実家での生活も飽きてきました。(笑)

いつもであれば長くても1週間くらいですが、今回は2週間以上いることになります。

長い修行期間です。

 

 午前中はマキ割りを続けています。

おかげで、だいぶたくましい肉体になったと思っています。

そして、午後は毎日のように行く場所があります。

温泉です。

 

 

 家から車で10分もかからないところに温泉があるのです。

「老人福祉センター緑風荘」です。

名前がいいですね。 老人です。 老人。

老いた人のための施設なのですね。

 

 この町での老人いや、高齢化率をみると65歳以上の高齢化率はじわじわ上がっています。

役所が出しているホームページの中には「この市は

高齢化率が35パーセントを超え、

高齢者世帯が増加する中 地域の中心部から離れた集落では

人口減少が進み、今後 高齢者の孤立や孤独化が問題になってくることが予想される」などと書かれています。

 みごとな高齢化社会に向かっています。

予想どころか完全に的中するはずです。

2000年のこの町の人口は58504人だったようですが、2015年は46613人まで落ち込んで

います。

あくまでも予測ですが、2040年には28396人になるようです。

どこまで人口が減るのでしょうね。

 

  魅力ある場所へ人が移動するのは自然な現象です。

水が高い場所から低い場所へ向かうように、人も自然に流れます。

鳥でも動物でも移動するのは

生態にみあった環境を手に入れるためです。

 

 まぁ、減るなら減るでいいでしょう。

その分、どこかが増えているのですから

地球規模的には同じです。

 

 で、温泉なのですが、行ってみると確かに老人たちがたくさんいます。

じいちゃん、ばあちゃん、たちがトコトコと廊下を歩いています。

平日はそれほどではありませんが、土曜日や日曜日などになるとたくさんの老人たちを

見かけます。

 

私はカテゴリー的には老人ではありませんが、

将来的にクソじじい確定なので温泉に入ることが出来ます。 

というか、誰でも入れます。 子供でもね。

しかも、65歳以上であれば通常400円のところを50円割引の350円で入れます。

さすが、老人のための施設なのです。

老人にやさしくて、いいところですよね。

 

 昨日の日曜日の出来事ですが、浴場も結構人が多くて洗い場もほぼ、満杯でした。

ポツンと1箇所開いていたので、そこに座るとなんか変です。

あるべきものがありません。

ん?シャワーがついていません。

でも、お湯は出るんだろうなと思って蛇口をいじっていたら水が出てきました。

温度設定のダイヤルを廻しても熱いお湯は出てきませんでした。

私は愕然として、じっとしていました。

半分頭に来ていたのです。

お金を出している者にこの対応はないだろう。

いくら混んでいるからといって、こんな仕打ちはないだろう。

私が何をしたというんじゃ。 許さん。

「抜いてやる! 温泉のお湯を全部抜いてやる!」などと心の中で思っていた時でした。

となりに座る陽焼けしたお父さんが、シャワーを持って私に差し出しています。

「これ、使えよ!」「えっ!?」

「こっちは蛇口からお湯が出るから、これ使えよ」

「えっ!?」なんで、そんなに人にやさしく出来るんですか!?

この町はいい人たちだらけだ。

私はもう少しで、温泉のお湯を全部 抜くところでした。(ウソですからね)

お湯がなくなったら、このお父さんをはじめ多くの老人を路頭に迷わせる所でした。

きっと風邪をひいてしまうでしょう。

肺炎をひき起こすかもしれません。

「バカヤロー」と心の中で叫びながら私は水で頭を洗いました。

冷たくて本当に風邪をひきそうでした。

 

 お湯は見ためは無色透明です。

アルカリ性でそれほど肌に刺激はありません。

においはないように思えるのですが、かすかに硫化水素臭があるようです。

硫化水素は硫黄と水素による無機化合物です。

毒性があり、濃度によっては死亡することもありますがここでは大丈夫です。

死亡するどころか元気になるのです。

このお湯で何か効能があるのですか?

と思えるほど普通のお湯に感じます。

でも、試験場の結果を見るとそれなりに立派な温泉です。

効能としても、疲労回復、健康増進と書かれています。

最高です。

マキ割りの疲れをとって、健康になれるのです。

うーん、いいお湯です。

 

 この施設に入ってから外に出なければ、何度でも温泉に入ることが出来ます。

ん?このシステムは・・、そうですスーパー銭湯と一緒です。

 

やりました! この山の中でスーパー銭湯を見つけました!

100円を出すと大広間の一部を休憩スペースとして使うことが出来ます。

例えば、お昼のお弁当を持ってくれば一日、のんびりと休んだりお湯に入ったりと

温泉を満喫できるのです。

              (この廊下の奥に大広間があります。)

昨年の夏に一度、おばさんを連れてここで半日のんびりしたことがありました。

なんか、湯治をしているようで贅沢な時間を過ごせました。

 

 もっと、疲れをとりたければ、こんな近代的な機械もあります。

なんと、(ほぼ全身)全自動のマッサージ機です。

機械が人間の身体のコリをほぐしてくれるのです。

電気で勝手に動くんですよ!

さすが、技術大国ニッポンです!

すばらしい機械です。

 

 のどが渇いたら飲み物も手に入ります。

これほどまでに飲み物の種類があります。

これなら、子供から大人まで飲めるものが揃っています。

日本酒やビールの自動販売機も置かれてありました。

いたれり尽くせりです。

 

欲を言えば・・食堂があるといいな。

欲を言えば・・サウナがあるといいな。

欲を言えば・・ゲームコーナーがあるといいな。

欲を言えば・・卓球台があるといいな。

そんなものはなくてもいいのです。

お湯が出ていればいいのです!

 

 そして、何と言ってもコレです。

コーヒー牛乳があります。

これがなくてはいけません。

料金も110円とお手ごろ価格です。 

みんな、右手にコーヒー牛乳を手にして、左手は腰に当てて飲んでいます。

(一応、決まりなので みなさんも温泉や銭湯ではこのようにしてコーヒー牛乳を飲むようにしてください)

かなり、甘いです。

 

 お湯につかることもいいのですが、私はここに来ると楽しみにしていることがあります。

それは、じいちゃん、ばあちゃんたちの姿を見ることです。

みんなニコニコ 良い顔で歩いています。

まぁ、温泉で気持ちもよくなっているわけですから、この場所でキレにキレまくっている人

はいません。

深いシワと一緒にやさしい目が笑っています。

おじぎをすると、ペコリとにっこりと笑っておじぎをしてくれます。

みんな自分の人生をしっかりと歩んできた方たちなんだろうなぁと思います。

 

 中でも、おぉ、いいなぁと思うのは老人カップル(夫婦でしょうけど)が仲良く歩いてい

る姿を目にするときです。

きっと、一緒になってから60年以上になるのでしょうか。

多少、腰が曲がっていたりしますが、二人とも元気そうです。

おじいさん 「こちだ、いぐど!」

ばあちゃん 「ん」 トコトコ

亭主関白だったのでしょうかね。

ちょっと、おじいさんは見た目が頑固者風です。

身体も引き締まっています。

何かの職人さんだった人でしょうか。

ばあちゃんが通るまで扉に手をあてて開けたままにしています。

じいさん、それって紳士的な対応ですよ。

西洋の文化ではレディ・ファーストと言われているんですよ!

さすがです。

やさしいのですね。

 

 こうして二人で温泉に来ているのですから仲もよいのでしょう。

いいですね。

これからも、ずっと二人で温泉に来るのだと思います。

 どうぞ、達者でいてください。

「力は途中からではなく始めから入れてそのまま振り下ろせ」「ヘィ」

「刺さって抜けぬなら、そのまま地面に叩きつけろ!」「ヘィ」

「割れぬのか - 楔(くさび)を使え」「ヘィ」

「楔はまっすぐにするのじゃ」「ヘィ」

登場人物は父と私です。

何をしているか想像出来ますか?

無理ですよね。

私が手にしているのは斧(おの)とくさび、そして大きめのハンマーです。

 

 

場合によってはチェーンソーと巨大な旋盤も使います。

 

 正解はマキ割りです。

 

バーベキューをしようとしているわけではありません。

趣味でマキを使って燻製を作ったりしているわけでもありません。

普通に生活の一部としてマキを割っています。

 

冬場はマキを燃やして暖をとっています。

今どき、珍しい生活の様式だと思います。

この町でもマキを使っている世帯は珍しいと思います。

少なくても私はマキストーブを使っている他の家を知りません。

そのような家は存在しないかもしれません。

この家では時間がゆっくり流れているような気がします

ひょっとしたらゆっくりだけではなく、逆に向かって動いているのではないかと

思えるくらいです。

 以前はこの家でも、冬は石油ストーブだったり、ガスストーブなどを使っていました。

古くは囲炉裏時代、そして こたつの時代を経て現在に至りました。

今までに何度か家を建て替え、小規模な引越しをしました。

その度に、その時代にあった住宅になってきているはずなのですが、なぜか

今はマキストーブを使っています

完全に逆行していますよね。

今も部屋の中に石油ストーブはありますが、めったに使われることはありません。

 

 マキストーブを使うのはそれなりに理由があります。

父は工芸品を作る仕事をしていました。

そのために大量の丸太や木材を購入して家の敷地内で乾燥させていました。

丸太であれば、10年ほど乾燥させないと加工しても割れてしまうことがあります。

商品化するために、ずっと保管して乾燥させてきたのです。

しかし、今ではその仕事を辞めました。

高齢化が第一の原因です。

本来であれば私がその仕事を継げばいいのでしょうが、私はこの土地を離れました。

今では、離れた場所に住む御弟子さんがたまに来て機械を使います。

 

 いうなれば、在庫の材料を自分で燃やして処分しているというわけです。

マキストーブを使う理由も背景も事情も理解出来るのですが、その在庫の材料の

量が半端ではありません。

 

あと何回、冬を乗り越えたら無くなるのか見当もつきません。

 

 マキを割るという単純な作業ですが、結構大変です。

油断をしたら、大怪我をします。

怪我で済めば良い方かもしれません。

旋盤を使っている時に事故が起きたら、場合によっては命を失います。

特に私は未熟者なので気をつけてやっています

 

 「コンニャロー」とか意味もなく声を出しながら斧を振り下ろします。

少しの作業であればストレス解消になっているかもしれません。

チェーンソーを使うだけでも汗が出てきます。

(意外に力を使うんですね)

こんなことをしながら、頭に浮かんだことがありました。

映画「ラストサムライ」の勝元の村での様子です。

目の前に明治新政府がある中、サムライの道を押し通そうとしています。

その村では質素な生活をしながら、皆 武士道を学び 己を鍛えています。

今は2017年なんですけど!

何なんだ、この家は!! 

 

 私が冬に来たときはマキを作りますが、一度に大量のマキを作ると腰痛や筋肉痛になる

ので毎日少しずつの量を作るようにしています。

今回の帰省では午前中の修行と認識してやっています。

何事も修行ですな!

 午後は槍(やり)の修練にいそしまぬばなるまいな。

(弓もやれ! えっ?

 

  

 おのおの方 こころして 取りくんでいただきたい!  

明日もマキを作るぞ! おぉ!

 

 

 つまらない私の日常にお付き合いくださりありがとうございます。

お詫びにちょっといい(あくまでも個人的にです)風景をつけておきます。

買い物に行くスーパーの駐車場の横から撮った写真です。

雪景色は水墨画のように見える瞬間があります。

冬の季節限定の絵の具を使っているかのようですね。

 

 

 

<初日の出>のハッシュタグで多くの方のブログにおじゃましました。

私への<いいね!>が異常に増えているのはそのためです。

ありがとうございました!!

ほぼ、同じ時刻の太陽の写真でも見る場所が変わるとこれだけドラマチックに

見えていたのかと驚きました。

山、海、川、平地、様々な環境と人々の生活すべてを照らしながら

今日も太陽は昇っていくのですね。

四季のある日本は彩(いろどり)が豊かで美しい国だとつくづく思います。

 

 

 みなさま、おはようございます。

新年になりましたね。

おめでとうございます!!

今年もよろしくお願いいたします!

 

 起きてからすぐに、カメラを持って家を出ました。

この地は雪国なのですが、今朝はいい天気です。

これならば初日の出を撮れるのではないかという思いが頭に浮かびました。

こんな、雪国で初日の出はある意味とても貴重です。

だいたいは降雪や曇り空で日の出を見ることはなかなか難しいのです。

 

 でも、天気が味方してくれました。

 私にとってはとても意味のある写真が撮れました。

                                    (と思っています。)

 

 向かった場所は家の近くの川です。

本当は少しでも広がりのある場所で初日の出を撮りたいなぁと思ったのですが、

空はうっすらと明るくなりつつあったので、近場で絵になりそうな場所を選びました。

 この川は私が子供のころによく遊んでいた場所です。

部分的に護岸整備がされましたが、それでも昔の雰囲気は残されています。

田舎らしい、こじんまりとした良い川だと思っています。

 この地域は盆地です。

町はまるで山の城壁に取り囲まれるようにひっそりと佇んでいます。

その城壁があるおかげで、冬は積雪量が異常に多くなります。

けれども、今年(去年の冬から今日まで)はすごく雪が少ないです。

おかげで川の流れの水際まで降りることが出来ました。

 

 だんだんと、周りが明るくなってくる中 山の城壁に目を向けます。

稜線がしだいにくっきりしてきました。

いよいよです。

実際にはもう、山の上に太陽は顔を出しているのですが、厚い雲がたちはだかっています。

はやく、雲を抜けてほしい。

 

 とにかく、寒いのです。

耳とほっぺが痛いのです。

足のつま先も痛くなってきました。

 ゆっくりと太陽が昇ってきます。

 

 川面に日差しが映り、黄金色に輝きだします

そして、同時に水面から蒸気が湧き出してきます。

川霧です。

日差しを受けて、水面近くの温度が急激に上がり、暖められた湿った空気が冷たい空気と混ざるときに起こる現象です。

こんなに、一瞬で現象は起こるのですね。

目の前で起こっている自然現象にこころがときめきました。

 お正月を実家で過ごすのは、ずいぶん久しぶりのことです。

この思い出の場所で、太陽神ミトラスいや今年初めての太陽を見ることが出来てよかったです。

 

 がんばって、今年もいい一年にしたいと思います。

 

 そして もちろん、

みなさまも よい一年でありますように。

 

 まどろみから目が覚める、いつもと違う天井が眼に入る。

そして、聞き慣れない柱時計の音が時を告げている。

「ここはどこ?」

「何か死ぬほど寒いんですけど!」

 

 「何をほざいておる!このうつけが・・!

おぬしが生を授かった地じゃ!」

 「えっ!」「私が生まれた場所?」「こんなに何もない場所だったんですか?」

「この大馬鹿者めが!何もないじゃと!何処を見て言うておるのじゃ

めん玉ひんむいて、よーく見てみぃ」

「澄んだ空、日差しを受けて山は輝き、風はそよぎ、広がる平地は水を湛え

秋には黄金色に輝く

何もわかっとらん!おぬし、一度

                                       地獄を味わってこんか!

「ひょえーっ、っていうか、地獄って本当にあるんですか?

「まずは信じるところから始めるのじゃ!」

「まさか、あなたさまは・・キリストさまですか?」

「いえ、違いますけど・・」「

 

 いかん、あまりの寒さのせいで妄想が始まりました

 

   先日から帰省しています。

見渡す限りの水田風景です。

このあたりは、少なくとも数十年 風景に変化はないように思えます。

いいところですよね。

とは言っても、町全体は大きく変わりました。

何年も前に高速道路が完成し、コンビニはもちろん、かっぱ寿司もあります。

ヤマダ電気もあるし、ちょっとした地方都市という感じです。

 

 実は昔と変わらない風景を撮影するのが難しくなってきています。

私としては子供の頃の記憶のままの風景を希望するのですが、時代はそんな個人の思いな

ど聞き入れてはくれません。

 私が子供のころは家の近くの川でよく遊んでいました。

小魚を追いかけたり、ヘビに追いかけられたり、樹木に作られた鳥の巣を見たり

モグラの穴をほじくり返したり、自転車ごとドブに落ちたり、バカなことばかりしていまし

た。

今でもあまり変わっとらんぞ!  

                                           えっ? まだいたの?

 

 田舎のままでいいのに、いつしか駅舎が大きくなり、大通りが整備され、軒を連ねていた

商店はみな きれいな店舗になり、昔の面影が消えていきました。

 

時間の経過と共に、人々の生活は時代の潮流(ちょうりゅう)に呑み込まれ変化し続けて

きました。

誰にもその流れを止めることは出来ないのです。

 

 何もかも、開発を進めて目新しくしていくのが文明ではないはずです。

古くからあるものを、そのままの形で未来へ引き継いでいくのも文明を維持して発達させ

ていくための重要な課題だと思います。

 

 でも、このように思うのは私がこの地に腰を据えて生きていないからかもしれません。

自分のふるさとを途切れ途切れにしか見ていないからこそ、このように思うのではないか

と思う自分の心理も感じています。

もし、この場所でずっとこの先 長く生活をしていくのであれば便利な生活である方が

いいはずです。

昔のままの風景がどうとか、あまり小うるさいことは言わずに利便性や効率のよさを求め

るかもしれません。

時代が移り変わる中で、医療は飛躍的に進歩しました。

昔は命を失っていた病気になっても今は普通に生きていけるのです。

人間の寿命は長くなっています。

生きていければ、可能性は広がります。

今日出来なかったことでも、明日になれば出来るかもしれないのです。

素晴しいことだと・・思うのですが。

 

 故郷と仕事のある場所を行ったり来たりしている今の自分には結論は出せません。

 

 とは言っても、時間は誰にでも同じ長さで通り過ぎていくわけで、その中で自分はもがき

苦しみながら生きていけばいいんだろうなと思っています。

 

 定めですな

 

 実家に居るときはあまり、外出はしません。

必要があれば車で走りますが、そうでなければ家の中でのんびりしています。

今読んでいる本は「一路(いちろ)」という文庫本です。

浅田次郎さんの本です。

時代設定は江戸時代の後期 十四代将軍 家茂の時代です。

若く、まだ未熟な武士が突然、父の死により参勤道中の御供頭(おともがしら)を務めるこ

とになります。

御供頭の仕事如何(いかん)によって、無事に期日通りに江戸まで着けるかどうかが決まっ

てきます。

右も左も分からない若者が、少しずつ廻りの人たちの信頼を得ながら行列は江戸へ向かい

ます。

 様々な問題を乗り越え、自分の信念を貫き通して若者が差配(さはい)する行列は

力強く進んでいきます。

 

 この若者の父が残したもので家に代々伝わる小冊

          「御供頭心得(こころえ)」があります。

そこには、「一、参勤交代之御行列ハ行軍也」としたためられてありました。

行軍とは戦の中での部隊の移動のことです。

まさに、参勤交代は戦であると書き記してあるのです。

戦といっても、必ずしも相手が敵陣の人間であるというわけではなく、時には自然であった

り、身内の策略であったり、自分の心にある弱さだったりします。

若者にとって、此度(こたび)の

    参勤交代はまさに戦そのものです。

また行列に参加している者も、殿様にとっても行軍そのものです。

 

 浅田次郎さんの文章は丹念に登場人物の深層心理を深部まで描いています。

参勤交代とは如何なるものであったのか、事の詳細が見えてきます。

読み応えがあり、面白い本です。

 

 ただ、ひとつ、私が失敗したなぁと思えるのは、この小説はNHKのBSで初めてテレビ

ドラマ化されて、その後 地上波で短縮版として放送されています。

私は地上波でのドラマをたまたま、実家に来ているときに見て、面白そうだと思い文庫本を

買いました。

その後、放送を収録だけして本を読んだ後に見るつもりでいたのですが、ドラマが面白くて

気が付いたら全部見てしまっていました。(笑)

なので、結末までの大まかな流れを知ってしまっているのです。

「よせばよかった」「がまんできなかった」「なんてバカなんだ」「無念」

まぁ、しょうがないですね。

見ちゃったのですから・・。

それで、テレビでのドラマの内容が鮮明なうちは文庫本に眼を通すのをやめて、時間を置い

ていたのです。

 

 でも、テレビドラマでは描ききれていない部分が小説の中にはたくさんあります。

あたりまえですが・・。

面白い話は何度見ても、読んでもいいです。

 

 やはり、いいですよね。 浅田次郎さんって。 

 なので、 わが人生も行軍也!  なのです。

 

 なんか、ずるずると長くなってしまいました。

きちんと始めから読んでいただけた方には申し訳なく思います。

でも、読んでいただけて本当にうれしいです

今年は12月7日から、たくさんの方々に私のブログを読んでいただけるようになりまし

た。 と同時に多くの方がどのように自分の日々に向き合っているのか、知ることが出来ま

した。

その生き様は私の考え方にも影響を与えてくれました。

人を知ることは自分を知ることにもつながるということなのだと思います。

 

 今ではサムネイルの小さい画像を見ただけで誰なのか大体分かるようになりました。

あっ、○○さんだ、今日も元気な一日が始まったな。

そんなことがあったのか・・。 この先はどうなるのかな? きれいな人だなぁ・・。

などと思いながら、私の一日も始まります。

みなさんとお知り合いになれて本当によかったです。

ありがとうございました。

 もうすぐ新しい年が始まりますね。

みなさん、よいお年を!      choco

 

 

 私が好きな曲はたくさんありますが、最近 特に気に入っている2曲をご紹介したいと

思います。

 

 どなたでもあることだと思いますが、曲を聴いて好きになる条件ってありますよね。

私の場合は曲を聴いている時に歌詞が耳に入ってくるかどうかがまず、第一の条件です。

日本語の歌詞でも英語の歌詞であっても、同じです。

 

 私はBoAさんの曲がとても好きです。

聴きとりやすい澄んだ明瞭な発声で歌詞の単語が耳から心の中へスッっと入ってきます。

韓国語バージョンは理解するのはちょっと無理ですが、日本語で歌われている曲は好き

です。

 

その中でも「この曲はいいなぁ」と思う曲を並べてみると

                 あることに気がつきました。

作詞家が同じ人だったのです。

その方のお名前は「渡辺なつみさん」です。

 

  渡辺なつみさんが作詞された、どの曲を聴いてもこころが揺さぶられます。

 

  渡辺なつみさんがBoAさんに提供されている歌詞は主に恋愛のものです。

純粋に人を想う気持ち。 素直に吐露する自分の気持ち。 相手を思いやる温かい気持ち。

なんで、短い単語を並べただけの文章でこんなに深く「人の感情」を表現できるんだろう。

 

  数行の歌詞で、出会いからはじまり、どんな形で恋愛が熟成していくのか。

どんな恋愛だったのか。どんな性格の2人だったのか。どんな未来が待っているのか。

二人が歩んだ、それまでの時間経過も感じ取れます。

聴いている自分の気持ちが熱くなります。

 

そして、人に対してもっと優しくしたいとか、大切にしたいとか、そんな温かい気持ちが

ふくらんできます。

 

 

 たくさん、名曲がありますが、そのうちの1つです。

 

 

< Love letter > という曲があります。

作詞はBoAさんと 渡辺なつみ さんです。  作曲は 葛谷葉子さん。

部分的なフレーズだけですが、ご紹介したいと思います。

 

 

 ♪ 愛し合って 伝え合って もっとそばで感じたいの

LOVE LETTER FROM MY HEART  LOVE LETTER FOR YOUR SMILE

打ち明けたい この想いを 

 

灯り始める街明かり 「好き」とMAILにして

ピカピカのヒカリに乗せ 君に届けたいのに

 

 

 

♪ 誕生日は乾杯して 同じ景色 焼き付けたい 

愛したなら 愛されたい 輝く街 勇気ください 

 

 あと、1つ。 

 

<  Love & Honesty >という曲です。

 作詞はBoAさんと渡辺なつみさんです。    作曲は Face 2 fakeさん。

 

 ♪ 大きな 風の中 うずくまりながら

思ってた 何もかも言える 人がいたならと

 

 

♪ そばにいて 怖がりもそう 恥ずかしいことじゃない

そして思うことは こんな僕も生きられるってこと

 

 

♪ Sha na na ひとりじゃきっと 歩いては行けないさ

一緒に 歩き続ける 君が僕をうめるよ

 

 

 ♪ 届かない 伝わらない でも手を伸ばすから

出来ないことあるけど 乗り越えてみたい

 

 

 

♪ 何もかも 分かり合っても 満たされない心 

人は わがままだね 時にすべて嫌になる それでも

 

♪ Sha na na 僕を癒す 君の瞳があるよ

もしも見失ったら 導いてよ その目で

空に星があるよに 海に波 揺れるよに

深く それから 広く 見守って つかむから きっと

 

  渡辺なつみさんという方はきっと、ものすごく魅力的な方だと思います。

 

 

  私なんかがもし、お話する機会を得たとしたら数秒でイチコロでしょうね・・。

                                                                なんのこっちゃ・・。

 もし、よかったら 一度 聴いてみてください。 おすすめです。