月組子が愛おしい!!!!!
美弥様が好き過ぎて辛い!!!!!
突然すみません;;なんだかこんな始まり前にもあったような…
7月14日、そうフランス革命記念日です。
宝塚好きの皆様にとっても決して無視できないこの日に、
今年は東宝では「1789」を、梅芸では「ベルばら」を上演しているという奇跡。
そんな奇跡の日に私も行って参りました、1789の2回目の観劇に!!
実は記念日とか全く意識せずに行ったんです。
記念すべき日に本当にすみません;;東宝向かっている途中で気づいて震えました…
え、オスカル様もロナンも今日命日じゃん…?
そんな日に1789観劇とか凄くない?
というかそれ狙っている人多そうじゃない?
今日当日券いけるかな…と若干不安になりつつ…( ;∀;)
まあ大丈夫だったんですけど。2回公演で平日ですしね~早めに行けばなんとかなるもんだ。
東宝に着くと既にマチネは立ち見だろうなというぐらいの待機列。
最近の暑さに参ってしまっていて体力に自信がなかったので、まだまだ並べそうなソワレの列に並ぶことにしました。
夏は当日券辛いですね…まだ東宝前日蔭だから助かるけど。これから夏休みだから
ますます混むのでしょうね。
前回はオペラグラス借りずに全体を観る感じで観ていたんですけど、
どうしても美弥様の表情などもしっかり観たい!と思ってオペラグラスを借りました。
これもうオペラ買った方がいいのかな~?毎回500円とか経済的じゃないよね。
宝塚以外のミュージカルでも使えますもんね。コスパいいの探してみます。
さてでは「1789 -バスティーユの恋人達」の内容について。
この前に観た花組と今回の月組しか観ていないので、本当に素人目の感想なんですが、
やっぱり組によってお芝居も色が違うのですね~面白いです。
月組さんは流石、芝居の月組と言われるだけあって圧巻の演技でした。
花組と比べるとモダンでスタイリッシュなイメージ。花組さんは正統派で華やかなイメージ。
もちろん月組も華はあるんだけど作品や魅せ方の違いもありますかね~。
組子の個性が抜きん出ているのかな、とも感じました。層も厚いですよね!
自分たちでしっかりと落とし込んで役作りをされているというか。
月組も歌唱力素晴らしいですね~。アンサンブルの厚みが素晴らしい!!!
群集で歌う場面が多い作品だったのですが、まさに革命の熱さというか、
月組さんのこの作品への想いがコーラスに込められていて、凄い迫力でした!!!
そして真咲さんはもちろんですけれども、今回はちゃぴちゃんのマリーが本当に素敵でした…;;
前半の華やかなルーレットドレスのシーンから、フェルゼンとの禁断の愛、
そしてフランス王妃として生きることを決意する歌まで、全てが素晴らしかったです。
最初の歌も曲調は明るいですが歌詞をみると、
オーストリアから嫁いできて人知れず苦悩してきたマリーが描かれているんですよね。
「生きてる証が欲しいの」
マリーの気持ちを全て代弁する歌詞ですよね…
そしてマリーの衣装もどれも大変華やかで素敵でしたが、最後の髪も下ろしたシンプルな衣装のときが一番美しい。
妻として母として、そして王妃としてフランスに残ることを決意したマリーの表情はどんな華やかな衣装より美しかったです。
まだちゃぴちゃんの作品をしっかりと観ているのが少ないのであれですが、
ロミジュリで愛に生きたあの純真無垢な少女が、国を背負う王妃を演じるようになったのね…と、
まるで昔から見守り続けた母のような感慨深い気持ちになりました;;
新参者が偉そうにすみません…でもそれぐらいロミジュリのときからの成長が素晴らしかったんですもの。
このマリー・アントワネットという役はちゃぴちゃんの代表作になりますね。
日本でこの作品を演じたのは月組が初めてですし。この後再演で演じていく娘役さんは大変そう^^;
ちゃぴちゃんって可愛らしいイメージが強かったんですけど、
マリーのような母や王妃としての重みというか芯のある女性も演じられるなんて本当に素敵。
今後はこういう役もどんどん観てみたいです。
そしてそしてこの作品で私が堕ちてしまったのがアルトワ伯を演じていらっしゃった美弥るりか様!!!
美弥様ほんっとうにすてきでした!!!!!
ただでさえその零れ落ちそうなほど大きく美しい瞳とすらっとした見目麗しい容姿でいらっしゃるのに、
お声や歌、演技まで素晴らしいってどういうことですか…?
もともと私、ちょっと悪役とか怪しいやつとか陰のあるキャラが大好物なんですよ…
アルトワ伯はまさに当時の悪徳貴族そのものという性格で、
なんといっても「私は神だ!アポロンだ!」なぞと抜かしているような人でして…
でも、美弥様のアルトワ伯でしたら「私は神だ」と言われても、「仰る通りでございます!」としか言いようがない。
みりおさんのトート閣下もそうですが、やはり美しい方が演じるダークサイドな役というのは非常に説得力があります。
そしてその美しさゆえのあくどさや、怪しさといった影の部分というのは誰もが惹かれてしまうものだと思うのです。
綺麗な薔薇には毒があるとはよく言ったもので、美しさゆえの薄気味悪さみたいなものが絶妙なバランスで表現されていて、
美弥様の役作りは本当に素晴らしいなと思いました。アルトワ伯は気持ち悪いぐらいが丁度良いです。
「私は神だ」の歌も好きで、美弥様のあの低めのお声が本当に艶っぽくて素敵。
それから目線や仕草も凄く作り込まれていらっしゃいます。
基本的に伏し目がちな目線で何もかもを蔑み見下している。貴方様が神ですものね…。
それからわざとらしい礼やゆっくりと大きな仕草や、オランプに触れる手つきなんかも色気があって好きです。
フィナーレではアルトワ伯から一転、王子様のようなキラキラっぷりを魅せてくださったり、
男役群舞ではクールにスタイリッシュにセクシーにダンスを披露してくださったりされています。
群舞で気怠そうに髪を掻き上げる姿には色気が溢れていて本当に素敵です。
このフィナーレで堕ちました。完全に堕とされました。
おかしいな…この前みりおさんに転がり堕ちたばかりだったんですけどね…
89期怖い…だいもんさんも生で観たら絶対好きになるのわかってますもの。
これ各組の89期に堕とされるんじゃないの…?89期何者なの?
とりあえずみりおさんと美弥様には早く詰襟学生服に外套姿で共演をお願いしたいです。
組本とかパソブがあるなら同期本だってあったってよくないですか?劇団さんぜひお願いします^^
トップさんの真咲さんの感想が遅くなりすみません;;
あまりにも上記のお二人が素晴らし過ぎてしまったので…
もちろん真咲さんも素晴らしかったです!!!今回は民衆の役ということではあったのですが、
真咲さんはロナンのようなひた向きに前に進んでいくような役が似合いますね~。
ロナンは明るく前向きな性格なのでまさきさんのハツラツとした役作りも突き抜けるようなお声もぴったり。
かと思えば革命家たちとの境遇の違いやオランプとの身分違いの恋に苦悩したり。
そういった等身大な姿が非常に感情移入しやすいキャラクターだったと思います。
それからマギーさん演じるペイロール。
彼も王政側の軍人でアルトワ伯よりな役作りでした。
いや、本当に非道な人間でロナンの父さんは打つわ、常に鞭持ち歩いてるわ、何かあればすぐ銃打とうとするわ…
いやほんと鬼畜で容赦ない感じがとっても素敵でした♡
また特に14日のマギーさんが凄くドスが効いていて迫力がありまして。
もともと凄く声量あるし声の圧みたいなものを感じてはいたんですが、この日は特に凄かったです。
出の時の様子だと風邪で相当辛そうだったみたいなのですが、
舞台上では全くそんな風には見えないところが素晴らしいですね。
しかし体調悪くてもあの素晴らしい演技…マギーさんはこの公演後は専科に移動されてしまうとのことですが、
ぜひ専科でもあの迫力ある素晴らしい演技で舞台を盛り上げてほしいですね♡
それから革命家を演じられたかちゃさん、たまきちさん、コマさん。
革命家の皆さんもそれぞれ味があって素敵でした。
特にコマさん。真咲さん同期さんで、彼女も専科に異動されたんですよね?
コマさんの演技が少しコミカルな要素も盛り込みつつ場を盛り上げていくのが素敵だな~と思いました。
そしてお顔立ちも大変お美しく…ああもうジェンヌさん達をひたすら眺めていたいです…
かちゃさんの役はベルばらのベルナールのモデルになった役とのことで、
結構ベルナールと重ねてみておりました。
そしてロベスピエール役のたまきちさん。彼はは他の作品では独裁者として悪と描かれることも多く、
作品によって人物のとらえ方が違うのも面白いですよね。
現状では革命家として観ていますが、ふとした表情が少し覚めて感じたりするのは、
たまきちさんが今後の展開をしっかりと考えて役作りされたのかしら?
それとも後の歴史を知っている分自分でそういう見方をしてしまっているのかな~。
いずれにせよ、この作品としてはバスティーユ襲撃でお話は終わりますが歴史はまだまだ続くので、
含みを持たせた役作りは、今後私たちが話を膨らませていくにあたり凄くよかったと思います。
後はアルトワ伯の部下3人衆が凄くおバカで可愛かった♡
紫門さんっていつも貴族側の役されていらっしゃいますよね!?
凄くお顔立ちも所作もお上品ですので納得ですが、今回は少しコミカルな役どころ。
他の二人も含めてとっても可愛らしかったです。
後はとしさんを始めとする印刷所メンバーはダンスナンバーなんかが多かった印象ですが、
月組のダンスもかっこいいですよね~。花の男臭さとはまさ違ったかっこよさ。こちらも素敵です。
それから忘れちゃいけないオランプ!!!
私は2回観たどちらもわかばちゃんのオランプだったのですが、彼女もお歌上手いですね~。
顔立ちも可愛いですし期待の娘役さんですね。
ロナンとのキスシーンでは結構強引な感じで迫られることが多かったように思います^^;
やはり真咲さんが演じる役の女の扱い慣れてる感は凄い…w
フェルゼン様も個人的に好きでした。
一歩引いた所からマリーを支えようとしている優しさだとかが伝わる演技で。
またちゃぴちゃんとの相性も結構よかったのではないかと思います!!
月組さんも歌がうまい方が揃っていて素敵ですね~。
しかしフェルゼン様を観ると、やはりみりおフェルゼンも観たかったな…と…
違う作品なのにすみません;;私のフランス革命の知識はほぼほぼベルばらなんですもの~。
そんなこんなで魅力たっぷりの1789でございました。
なんだか半分は美弥様を語って終わった気が…
作品自体がフレンチロックミュージカルということで、曲についてもキャッチーで入ってきやすいのが良いですね。
本当に全てと言っても過言ではないぐらいにこの作品の曲が好きです。
そういえば音源も映像も発売されましたね!!!私は映像は買おうかな~という気持ちと、
音源に関しては配信待ちです…CD発売と配信一緒かと思っていたら違うのね…?
それならキャトルでCD買ってくてばよかった~。
しばらくはフランス版で我慢の日々です;;










