なんてことないフツーの小麦のカレーパンを今朝焼きました。
でも私にとっては大きな前進なので記録。
息子が生後5ヶ月の頃まで、週に1度くらいのペースで小麦成形パンを焼いてました。
息子が寝てくれなくてヘトヘトな産後にすら焼くくらい、リフレッシュな時間だったような記憶がなんとなくある。
でも生後5ヶ月ちょっと前に小麦にアレルギーがあるかもとパッチテストで分かり、その時の病院で母子ともに完全除去指導。
パンを焼くことはなくなりました。
その後、生後11ヶ月あたりで今も通院している成育医療センターを受診して、そこで最初に受けた講習で食物アレルギーの原因は皮膚感作という衝撃の事実を知りました。
悪化させないためにも、食べられるようにするためにも、皮膚からアレルゲンが侵入することを避けなければ!!と強く思い、我が家から小麦のものは消えました。
肉まんをふかしている湯気も浴びないほうがいいと言われたから、家で大人用に小麦のパスタを茹でることすら怖くて出来なかった。。
そんな日々を過ごして8年。
アトピーの皮膚コントロールと、毎日の食物経口負荷の甲斐あって、息子は安静下なら食パン1枚を食べられるようになりました。
皮膚状態も良いし、食べられるようにもなっているから、パスタを茹でる湯気は気にならなくなってきたけど、小麦粉が空気中を直接舞うのは恐怖でしかない。
もはやトラウマみないな
試しにムニエルに小麦粉を使ってみた日は、使いながら怖くなって手を洗ってみたり。
小麦=息子の命を奪うもの
とインプットされてしまった私には怖い粉でした。
息子が小麦のものを食べられるようになって1年とちょっと。
少しずつ私も慣れてきて、たまに小麦を使うようにしてはいるものの、いまだにたこ焼きは米粉で作ってしまうし、唐揚げも片栗粉のみで揚げてしまう。。
たまに「これじゃだめだ!」と天ぷら粉を使ってみたり、8年間使ってなかったホームベーカリーで食パンを焼いてみたりはしました。
でも粉が舞うであろう成形パンには手が出せずに8年ちょっと。
それが今朝。
ふと、昨日のキーマカレーの残りでカレーパン焼こうかなと、なんの感情もなく思って動き始めて(笑)
生地をこねるのはホームベーカリーに任せたら粉はさほど舞わないでしょ。と思えたのでした
私にとっては凄すぎる心境の変化。
しかも急
約10年ぶりに作った小麦の成形パン
久しぶりすぎて色々イマイチだったけどめっちゃ楽しかった
また一つ前進。
子供たちも作ってみたい!と大騒ぎだったから、時間のある日にやらせてあげようかな。
息子に小麦生地を触らせる勇気が必要だけど。
(とりあえずは手袋させるかなー)
運動誘発性の小麦アレルギーは残っているから油断大敵だけど、少しずつね。