本当は恐ろしい「介護」 | ちょこボラ!しよう

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近頃、母親がめっきり老け込んできた。
見た目はそれほどでもない。
でも、老いの兆候が顕著にあらわれはじめている。

体力や判断力、記憶力の衰え。
そして何よりもはっきり出始めているのが性格の微妙な変化。
人一倍他人への遠慮が強かったのに、明らかにずうずうしくなっている。
長年の一人暮らしのせいか、コミュニケーションの力も衰え出しているかのようだ。

そんな母親を見ていて、小さな不安が頭をよぎった。

「私は母親を介護できるのだろうか?」叫び

介護とはつまり、トイレの世話をしたり抱きかかえたり、
密接なスキンシップをはかるということ。
母親の身体にふれることを想像したとき、
限りなく「嫌悪」に近い違和感を感じたのだ。

母親とは、別に不仲なわけではない。
それなのに、このイヤな感じはいったい何なのか。

そんな話題を、先日久しぶりに会った友人の編集者に話してみた。
彼女は、私の話を興味深く聞いてくれた。
そして、
「似たような不安や悩みを抱えている女性は少なくないかもしれない。
高齢にさしかかった親に不安を抱いている人、
実際の介護でたいへんな思いをしている人、
母子介護を経験して来た人、
そんな人々に取材をしてあなた自身の問題解決をたどる過程を、
本にしてみてはどうだろうか」
と提案してくれた。
「私たちの世代の女性のなかには、
母親との問題を抱えながら生きて来た人が少なくない。
そういう人たちにとって、たいへん役立つのではないか」と。

奇しくも、NHK福祉ネットワークで同じようなテーマを扱っていた。
老いていく親に不安を抱えていたり、
つらい思いをさせられたりしている女性は、
想像以上に多いのかもしれない。
まずは、私の身近にいる女の人たちに、
「老いに向かう母」に対しての思いを聞いてみることにしよう。得意げ