2024年1月21日(日)
ASKA Terminal Melody
DAVIDさんのコメント
○LIVE前のやりとりについて
彼との共演の中で、自分にとっては難しいチャレンジがありました。というのも、話し合いを重ねる中でASKAから
「僕の曲を3曲リアレンジして欲しい」
とオーダーされたんですね。
だけどそもそもオリジナルのアレンジが本当に素晴らしかったし、それと同じくらい若しくはそれを上回るリアレンジをするというのは至難の業。ですから、アレンジに関しては来日前にASKAと何度もディスカッションをしましたね。
そして彼は素晴しいシンガーであると同時に、人柄や人間性も素晴しい。僕はそこに大いに惹かれました。
ビッグスターの条件というのは、半分はシンガーとしての才能で、もう半分は人間性だと思います。
それが人を惹き付けて、オーディエンスとも繋がることが出来るんだと思いますが、僕はASKAと電話で会話している時も、ものすごく惹き付けられた。電話で話すだけで、あそこまで人を惹き付けるのだから、オーディエンスとはそれは深い繋がりを見せてくれるんだろうなと、打ち合わせの段階から二人のショーを非常に楽しみにしてました。
○3公演を一緒にプレイしたASKAバンドについて
ASKAバンドはとにかく最高だったよ。才能あふれるミュージシャンの集まりでした。いろんな所を旅していろんなバンドを見てきたけれど、日本であんな凄いバンドに出会えたことは貴重な体験。
3公演共最高の出来だったし、ASKAの娘さんの薫も最高のシンガーでした。彼女が最近L.A.に来た時にまた話をしたけれど、お父さんと同じように素晴しい人間性を再確認しました。
バンドも最高だったし、ショー自体もオーディエンスとの一体感が格別だった。
○PRIDEについて
歌、コード進行、構成、世界観、ASKAの様々なベストが全て詰まっている。彼の曲の中で一番好きな曲です。
ここで、ジャネットさんが
「PRIDEはDAVIDさんを意識して作った曲なんだ」
っていうことをお伝えしたら、ご存知なかったようで
本当に?
と凄く驚かれて
ああ、だから好きなのか
と、納得していらっしゃいました、と。
それでマッシュアップも凄く自然にできたんですかね?とお聞きしたら
そう、凄く自然にそうなったね
とお答えされてました、と。
○プライベートでのASKAの印象について
ある日一緒にディナーに行きましたが、お互い笑いまくって知り合って間もないのに、まるで長年の友人みたいに過ごしました。
彼は人格者だしカリスマもあるから心底楽しく話し合いましたが、共通点がたくさんあるということも分かりましたね。
音楽業界に長くいていろんな経験をしてきていること、お互い娘がいること、ミュージシャンとして常にベストを尽くしたいという強い気持ちがあること。そういった事を熱く語り合うことが出来ました。
フー
ワタクシ的メモですツカレター