お越し頂きまして、
ありがとうございます
アニマルコミュニケーターの
モナカと申します
今日も和多志が
アニマルコミュニケーターを
志すきっかけをお話
させてください
前回のお話はこちら
母に追い立てられて
その犬は
道路を渡って
近くにある川の方へと
走っていきました
和多志が道路を渡って
クロだと思われる犬を
追いかけていくと
その犬は100m以上先を
走っていました
和多志は、思いっきり
叫びました
クロォーーー
って
って遥か前を走っていた
その犬は
振り向いて
ワォーンと一声鳴いて
と一声鳴いて和多志に向かって
走ってきました
※写真はお借りしました※
今思うと、
まるでドラマの
ワンシーンのようでした
やはりクロだったのです
クロは、嬉しそうに
何度も何度も
和多志に飛び付いてきました
普通だったら
怖いんでしょうね
でも、和多志は
全く怖くなかったです
※写真はお借りしました※
そのときはもう
クロという名前では
なかったはずなのですが
クロは和多志が
そう呼んでいたことを
覚えていてくれました
僕はクロだよ
そう言っているみたいでした
季節は違いますが
下の写真がその土手です
桜の季節になると
このような
素晴らしい風景になります
この土手を歩く度に
和多志は今もクロとの再会を
思い出します
和多志は、クロを連れて
家に帰りました🏘️
賢いクロは、走るわけでもなく
和多志の隣で
和多志の歩く早さに合わせて
歩いていました。
時々、和多志を見上げながら
本当に賢い子でした
家に着いて
母に事の全てを
話しました。
母はびっくりしていました
その時は父が外出していて
家にいなかったので
父が帰ってきたら
クロの飼い主へ連絡を
取ってみると
母は話していたと思います。
父も帰ってきて
和多志は、得意になって
土手の出来事を話しました
父も、信じられない様子で
クロの飼い主に
電話をしていました
やはり、4.5日前から
居なくなっていたと
そう話してくれたそうです。
和多志は、父に言いました。
イヤだから逃げてきたんだよ
帰さないでねと
とですが、父は
一度預けたのだから
帰さないわけには行かない…
そんなことを
言っていたと思います。
クロはといえば
玄関で寛いでいました
子供心にも、和多志には
安心しているように見えました
次の日の朝になっても
クロはまだ玄関にいました。
和多志には、
ここが自分の家だと
そう思っているように
感じました
その日は学校がある日で
和多志は、不安に思いながらも
学校へ行きました
急いで学校から帰ると
クロの姿は
どこにもありませんでした
夕方、父が帰ってくると
和多志は父に
クロがいないことを話しました。
すると父は
クロは飼い主に帰した…と
言いました。
心のどこかで
わかっていたことでしたが
悲しくて寂しくて
クロのことを思うと
涙が止まりませんでした
それから和多志は
クロの事を口にするのを
止めました。
しばらくは
両親とも口を利かなかったように
思います
束の間の再会でした…
それから、しばらくして
クロの飼い主から
電話がありました
それは、永遠の別れでした…
次回へ続く…
最後までお読みいただいて
ありがとうございました
生まれながらの癒し手…
そんなメッセージを
御守りにして
愛を受け取り
愛を伝えていきます
愛をお届け致します
～癒しびととして～
MONACA