長男が学校に行かなくなって、数か月...
ある日、家に帰ると
「明日から学校に行きます」
との張り紙が...
その時は、中学受験のことは、諦めていたものの、
学校には行って欲しい、と思っていました...
このため、この紙を見た時は純粋に嬉しかったし、
ああ、これで不登校は解決だ...
という安堵感もありました。
しかし、翌朝....
起きてこない...
どうしよう。声をかけるべきか...
それとも、本人に任せて見守るべきか...
悩みました。
ただ、私の方が早く家を出るため、
行くのか、行かないのか、ここがはっきりしないと
学校に出欠席の連絡ができない...
そこで意を決して、
「どうする? 行けそう?」
と恐る恐る声をかけてみました。
「.......」
無言...
起きてはいるようですが、体が動かないのか、
やっぱり行きたくないのか...
起きだしてはきませんでした。
「学校に行く」と宣言した翌日は、結局行けずに終わりました...
「行く」って言ったのに!と少しだけ思ってしまったものの、
長男の葛藤する様子が見て取れたため、
「行きたいけど、行けないんだな...」と思い、
その気持ちを尊重したい気持ちと
がっかりする気持ちと
この両方を抱えて、何とも言えない複雑な気持ちになっていました...