~今日のカード~
何かに行き詰まったり、力不足を感じたりしたときには
他人を頼ってみてください。
誰かにサポートを求められたときには、手をさしのべてみてください。
他人の力を借りるというのは、恥でも間違いでもないし、
自分の力を貸すというのも、奢りでもひけらかしではないのです。
それはただ、ひとりの力には限界がある、というだけのこと。
皆が、ひとの輪の中で生きているのだということを、
思い出してみてくださいね。
♡♡♡
予断をゆるさない状況が続いていますね。
まずは、この度の地震で被害にあわれている方々に心からのお見舞いを申し上げます。
2011年3月11日には、私も被災者のひとりでした。
幸い自宅の周辺には大きな被害はなかったものの、そんな我が家でさえ本棚が倒れていて扉を開けるのに苦労する部屋があったり、食器がたくさんわれていたり、部分断水で水道が使えない時間帯ができたり、ガソリンや灯油を買うために、大行列に3時間という長い時間を車で並んで待ったりと、不自由なこと、不便なこと、不安なことがたくさんありました。
近隣の市町村では、停電、断水もしばらく続いていましたし、(近くの建物にホントにバスが刺さってるの…と連絡をくれた知人もいました)お隣の福島県も厳しい状況になっていましたし、ようやく家族みんなでほっと一息ついたのは震災から2週間くらい経ってからだったかなあ?
近しいひとたちと声を掛け合って集まって、みんなの行きつけのお店のケーキを食べながら一緒にお茶を飲んだときに、ようやく一段落したんだなあとほっとしたのを覚えています。
ゆっくりであろうが早かろうが、いずれはそれぞれの地域のペースで状況は落ち着いていくし、ご自身の心もそれぞれに合ったペースで落ち着いていきます。
だから、大丈夫。
それぞれが、今できることをそれぞれにやれたら、それで十分なのだと思います。
そして、休むことも「そのひとが今できること」のひとつですからね!
皆様、どうぞご自愛なさってください。
非常時に、非定常の対応を取り続けることもとても大事なことだけれど、
そこから一瞬抜けて定常に戻るというのも、とてもとても大事なこと。
なぜなら、日常へ帰れるひとが増えれば増えるほど、被災地全体がどんどん元気になって、地域そのものが復興していくからです。
だから、日常へ帰れるひとはそれをためらわなくていいし、罪悪感を覚える必要もあないと思うのです。
お散歩をしたり、音楽を聴いたり、家族や友人と話をしたり。
日々の買い物をしたり、笑い合ったり、遊びに出かけたり。
そんな当たり前の日常のことを、ひとりでも多くのかたが、ひとつでも多くできるように、早い復興を願っています。
私は自分がいる場所で、私ができることをしながら日々祈っています。
これ以上、被害が広がらないことを願っています。