2016年の、自分自身へ向けた
あたたかで華やかな餞けとして
~エンジェルタロット・リーディング~
2015年も残すところあと数十時間。
皆様にとって、今年はどんな1年だったでしょうか。
こちらのエンジェルタロットを使ったリーディングは、
2016年が皆様にとっての新たな素晴らしい出発の年になるように、
そしてそれがこれから花開いていくすてきなことの種となるように、
3枚のカードを引いて読んでみました。
2016年のキーワード:「バランスの取り方を知ること」
さて、今私に「2015年という年を振り返ってみてください!」をいわれたとして、最初に思い浮かんでくる出来事や風景、人の顔、わいてくる感情はなんでしょうか?
いいこと、わるいこと、
楽しかったこと、つらかったこと、
うれしかったこと、かなしかったこと、
ひとつのことがぐーんとフォーカスされて浮かんでくるかもしれませんし、ひとつのことから、様々なことが思い起こされたり、ぽつぽつといろいろな感情が思い出されるかもしれません。
いずれにせよ、2015年は何かジェットコースターのようなものだったというか、アップダウンが激しかったり、目まぐるしく色んなイベントが起こり続けたりしたというように、動きの多い1年ではなかったでしょうか?
今年1年、まずは皆様、本当にお疲れさまでした!
(私自身のために読んでいるわけではないですが、少なくともわたくしはそのような1年でございました…合掌!!)
年末のこの時期、少しの時間でいいのでどうぞ1年の振り返りをしてみてください。
動きが多い時間を過ごしていると、そのときの自分の感覚、その場で学んでおいたほうがよかったこと、そのときその場で処理しておいたほうがよかった感情など、ちょっとしたことを見逃しがちです。
また、意外とそういった瞬間瞬間には気づけないこともあったりして、「あっ、今思えばあのときこうだったから…!」とあとになってわいてくることもあります。
振り返りの時間は、そういった感情や経験のを整理して、こころの状態をさっぱりとお掃除できる機会となります。
キャンドルをともしてメディテーションするのもいいでしょうし、お風呂に入りながらゆったりとした気分の中で1年を思い返してみるのもいいと思います。
ご自身がリラックスして振り返りができる環境の中で、ささやかな慰労会をするような感覚で、ぜひやってみてくださいね!
そうやって作る「振り返りの時間」を持つことで、私たちは過去の出来事や感情にひとつ区切りをつくり、次なる時間=今、ここの時間であったり、未来であったりといった「前」へむかって進んで行くことができます。
過去の出来事から学んだことや、そのとき経験できたことを未来へ活かしていくことはとても大切なことですが、そこを大事にし過ぎたり、とらわれたままになってしまったりすると、私たちはずーっと後ろを見たまま道を歩いているような状態になってしまいます。
つまり、とっても危ない。
そして、不自然で歩きづらい。
そう、歩くとは、自分の足で一歩一歩前へ進むことが自然な状態なのですよね。
自然に自分が歩んでいくためには、まずは顔をすっと前を向けることが大切です。
2016年は、過去ではなく、これから自分が歩いて行きたい方向と道を見ていきましょう。
そして、そうやって進むことがなにより「自然なこと」なのだと、気づいていける1年にしてきましょう!
自分自身が自然な状態でいること、それは言い換えると自分でいることが心地よく感じられていること、または自分でいることに特に問題を感じないこと、とも言えます。
自分以外の誰かになろうとしていたり、
まわりから自分らしくないことを求められて、
でもそれに必死に応えようとしていたり、
あるいは磨けば輝けるスキルがあるのにそれを放置していたり、
才能に蓋をして、なかったことにして動かないようにしていたり、
どちらも自然な自分、ナチュラルな自分のスタイルではないのですよね。
じっとひとところにいるときよりは、上下左右いろいろな方向に極端に振られみたときに、私たちは「あ、ここはいいバランスの場所ではない。中庸じゃない!」ということに気づけます。
2015年に起こった様々なできごとは、そのことを知るためのイベントだったのかもしれません。
ひとつひとつに感情や学びの整理をつけていくことで、ご自身の自然な状態、心地よくリラックスしながら生活していけるペースを知ることができます。
バランスが取れた状態というのは、、極端に楽しかったり幸せだったりすることもなく、また極端に不幸だったり悲しかったりすることもなく、そのままの自分でいることが楽だ!と感じられるスペースにいること・それを見つけること、ともいえます。
振れ幅の大きい日々を過ごした後だからこそ、取れるバランスというものがあります。
振られてみないと、自分が今どんな場所にいるのか、どんな方向へ振られているのか、それが心地いいのか悪いのか、ということはわからなかったりするのですよね。
日々大なり小なり振られ動かされていく中で、自分の今の状態を理解し、感じながら、自分がいたいなと思うバランスのスペースへ自分自身を戻していけるようになるのです。
大丈夫、どんな方向へ振られていったとしても、中庸に戻るチャンスもタイミングもやってきますから。
時間というものが止まることがない性質のものである以上、振られっぱなしも、逆に中庸に留まりっぱなしも、どちらもないのです。
その時間という世界の中で、タイミングがやってくるときを待つこと、チャンスを作っていくこと、そして自分自身の心地いいスペースを知り、どんな波に飲まれても、大きく揺さぶられても、そこへ自由に戻っていく方法を知ること、学ぶこと。
それをご自身のこころにすとんと落とせたとき、開ける世界は大きく変わっていきます。
2016年は、それを知るため・学ぶための時間というか、2015年に起こった出来事で感じたこと・学んだことをご自身のためにどう活かすのか、どう役立てるのかを学ぶ応用編となるのかもしれません。
なぜなら、自分自身が一番自分らしくあれる状態を知って、そこにいられるようになったとき、人は本領を発揮できるようになれるのですから。
2016年は、そんな風にしてご自身がぐっと力を入れていけるバランスを知っていける時間になっていくようです。
活き活きと、のびのびと自分らしくいられる環境の中で、
花開いていくご自身の輝かしい未来を描きながら、
何にも遠慮せず、妥協せず、加減せず、
ご自身を幸せにしていく新しい1年となっていかれますように!
皆様のご多幸を、
こころよりお慶び申し上げます♡
2015年12月30日
from Shoko